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少年椿/紺色ルナ 【花音】


〔2010/4/30〕

★★★☆☆

少年つばきは養父の慰み者だった。閉ざされた世界にいた
つばきに、恋の甘さを教えてくれた親切な隣人・梓。想い
は梓に向いているのに、梓の弟・速斗に肉欲を突きつけら
れ、心を乱されてしまうつばき。真実の恋の在り処とは・・・!?

表題作は全3話。
体が弱いことにされ、家から出されることもなく、養父の
慰み者になっているつばきに、色々な本を貸してくれるの
は、隣に住む中学教師の梓。垣根を介して話をする梓に、
恋心を抱いていたつばきだったが、一方で垣根を簡単に越
えてくる梓の弟・速斗との関係を持ち続けていて・・・

つばきのことを何も知らないけど、親切にしてくれる梓と、
つばきの事情を全部知った上で触れてくる速斗という二人
の間で揺れたつばきが、出す答えとは・・・ という部分と、
兄弟それぞれの愛し方の違いが、しっとりとした雰囲気で
描かれています。触れることができなかった兄が最後につ
ばきを抱きしめて、表情に本音がチラッと見られたのが、
すごく切なくて良かったです。

『この恋を終わらせる』は、ノンケのダメ男に恋をしては
破れ、後輩・旭日に相談してくる、先輩・奏。ずっと先輩
を見てきた旭日は、強いフリして実は傷ついている先輩を
知っていて、好きだから放っておけないんだけど、踏み込
むことで関係が壊れるのが怖くて・・・ という、ダメな先輩
を実はずっと好きで傍で見てきた後輩が、俺にしなよ、っ
ていうオーソドックスな話。ケロッとカミングアウトしち
ゃう攻が、いかにも幸せにしてくれそうで良いですね。奏
が幸せすぎて不安になる話、ちょっと見てみたかったかもw

『Kiss in the dark』卒業間近、ずっと好きだった徳井に
停電の暗闇に紛れてキスをした野田。最後の思い出にする
はずだったのに・・・ 攻がちょっと変で面白かったです。
停電させたのは・・・ムフフ ってことですよね。ちょっと解
り辛かったですが、頭に戻ってみたらなるほどと。

描き下ろし『椿咲く春』は、表題作の続編で、九州から瀬戸
内に移り住んだ二人が幸せそうに暮らしている話。つばきは
背も伸びて妖艶さも出てきましたね。

そんな感じで、全体的にしっとりとした話でまとまっていて、
納得の一冊です。表題作はややパンチに欠けるかなという気
もしますが、昭和な雰囲気が存分に味わえたので満足。


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プリズム☆スペクトル/紺色ルナ 【HertZ】


〔2009/11/02〕

★★★☆☆

良家子息が通う白鳳学園に入学した勇は、入学式の日、
庭で眠る美しい男子生徒を見つける 。しかし、勇は目
覚めたその生徒にいきなりキスをされてしまう。思わ
ずその生徒を殴ってしまった勇だったが、何と彼は学園
全生徒憧れの的、生徒会長の篁だった!しかも、突然
篁の専属秘書にされてしまい!? セレブ学園で巻き起
こるシンデレラストーリー。

セレブな学園に入学した庶民・勇が、庭で眠っていた
美しい生徒にいきなりファーストキスを奪われてしまい、
おまけにその生徒が、皆の憧れの生徒会長・篁で、篁の
気まぐれで、生徒会に入れられてしまい、迷惑ばっかり
被るんだけど、何か会長を放っておけない・・・というよ
うな、かなりオーソドックスな学園モノでした。

小さいけれど、山ザルのような男の子らしさのある勇と、
何でも持ってるけど孤独な王子様というキャラは、可愛
い絵柄のせいもあって、ほのぼのとして楽しかったので
すが、何となくストーリーがインパクト不足かな。
それでも、学園モノらしく、脇のキャラが個性的だった
り、過去に二人が出会ってた場面が見られるっていうの
は結構好きなので、満足はしてますが。できれば更にもう
少し、篁の人となりが解るような部分が欲しかったよう
な気もします。最後まで良く掴めないキャラだった。

まぁ、陽気な学園モノと割り切って読めば、普通に面白
いんですが、前作の『バラと野蛮』 のキュンとくる感じ
が好きだっただけに、ちょっとだけ残念。


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バラと野蛮/紺色ルナ 【HertZ】


〔2008/8/25〕

★★★★☆

運命を変える出会いなんてないと思ってた

中学生の時、泰国は絵本作家を夢見る転校生・朝一(と
もかず)に恋をした。内気で控えめな朝一を放っておけ
ない泰国。それが初恋とは知らぬまま、突然ふたりに別
れが訪れる。
7年後、美大に入学した泰国は、大学で朝一と再会する。
しかし、朝一の反応は期待を裏切るもので・・・。

過疎化が進んだド田舎の島に、ある日フランスからの転校
生・朝一がやってきた。向こうで絵の勉強をしていた朝一
は、絵本作家になるのが夢だとキラキラした笑顔で語る。
出会った瞬間に気になっていた泰国は、友人として過ごす
うちに、控えめで可愛い朝一にどんどん夢中になっていく。
しかし、そんな恋のような淡い想いが芽生え始めていた二
人に、ある日突然別れが訪れ・・・

ということで、中学のとき、たった2ヶ月間を一緒に過ご
した朝一に刺激され、美大に進んだ泰国だったけど、そこで
やっと遭えた朝一は、とても冷たくて・・・という話。
7年ぶりに再会した二人の今の想い、当時の子供のままで
は伝えられなかった想いなんかが、とても丁寧に描いてあ
って、切なくてキュンきまくりですね。

泰国に「好きだ」と言われた後の、朝一の涙のセリフが
グッときちゃいましたねぇ。
 ・・・っお前になんて 会わなければよかった・・・っ
 こんな気持ちはじめから知らなければ 苦しまずにすんだんだ
 お前のこと思い出すと崩れそうになる 自分を・・・保てないっ
 だからっ ・・・それなのに・・・っ
 オレがどんなにお前を お前だけ、ずっと・・・っ
 知らないだろ・・・っ 泰国

再会して苗字でしか呼んでくれなかった朝一が、途中と
このシーンとで「泰国」って呼ぶのが、堪えきれない想い
が溢れてて、すごく効果的で、ズキューンです。
うーん素晴らしい。


後半以降は、泰国の友人で、朝一と同じ油絵科の藤井と、
同じアパートに住む陶芸科の天羽の話になってまして、
こちらも非常に良いです。

男に絡まれているところを偶然助けてくれたのは、大きな
手の陶芸科の天羽さん。同じアパートだったこともあり、
二人は時間が合えば、一緒に食事をする仲に。
そんな優しい天羽に次第に惹かれていく藤井だが、実は
藤井には父親に愛されなかったというトラウマがあり、
上手く自分を出せず、吐き出せるのは絵の中だけで、当然
天羽への想いも閉じ込めていた。
そんなとき、思わず天羽にキスをしてしまうのだが、気
持ちが悪いと思われたのではないかと、自分を責めてしま
い・・・

絵を見に来た天羽さんが、裏でしたキスシーンは最高に
トキメキましたね。何か、時々すごく色っぽくていいです
よ、この方。前回が短編だということで、そこまで良さを
見つけることができなかったんだけど、こうやって丁寧
に気持ちを追っていく作品を読むと、魅力がわかった。
話もメリハリきいてて、ワクドキ満喫。絵も可愛い。


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手つなぎごっこ/紺色ルナ 【ミリオン】


〔2007/6/30〕

★★★☆☆

知陽と双子の弟真昼と輝は幼なじみ。幼い頃はいつも
3人一緒だった。か弱くて可愛い、いじめられっこの
輝を守るのが役目。そう思ってきた知陽。
でも高校生になった今、輝は長身でカッコイイ男に成長。
その上、輝と真昼が付き合い始め・・・今までのようには
いられないと、胸の痛みを覚えつつも、輝との距離を
置こうとする知陽だったが・・・


というわけで、2人とも大事な友達で、どちらかの手を
選んでしまったら、今までのようにはいられない、そんな
三角関係。なんで先に真昼と付き合ってたんだろう。
ずっと知陽の事が好きだったのにね。短いから分かり
づらいかなぁ。


『真昼に星は見えない』
真昼はある日、ゴージャスな美人に声を掛けられお酒を
一緒に飲む。目が覚めたらそこにいたのは、イケメン舞台
俳優シズカだった。
今まで半身として育った知陽が輝と付き合い始め、知陽の
手が自分から離れた途端に、自分のことがわからなくなって
しまった真昼は、その時初めて、自分が知陽の影のような
存在だったのだと気付く。そしてそのことを会ったばかりの
シズカに簡単に見透かされる。そんな少し変わったシズカの
手を取ったことで、真昼の中の何かが変わり始める・・・


『愛の試練』
付き合い始めた知陽と輝。だけど今までの関係から、どう
進んでいいのかわからず、っていう知陽目線の話。
輝が後ろからぎゅぅってしたとこは良い。

『地上で最後のふたり』
今度は輝目線。触りたいけど、嫌われたくないし、触れない
のもおかしくなりそうだし、ってな超ヘタレさんです。

そんなヘタレ攻好きなワタクシですが、今回は真昼シズカ
カプの方が好きだったかな。多分この方の、色っぽい視線
のせいで、ラストのシズカの色気に負けたのだと思われます。





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イトラコナゾール