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DARLING(3巻)/扇ゆずは 【Daria】


〔2009/10/22〕

★★★★☆

澤口遥は美人でやり手の外科医。そんな遥に声をかけて
きたのは、強引なくせに屈託のない年上の男・雅美だっ
た。だが、一回限りのつもりで一夜を共にした遥は、ま
た会いたいという彼を、過去のトラウマから手酷く振っ
てしまう。そんな中、今度は強引だけど優しい年下の男
・歩美に振り回され・・・!? 2人の男に迫られた遥は・・・。

予告通り、1,2巻の主役だった理緒の、幼馴染のお兄
ちゃん・遥の話が始まりました。
これを機に、また1,2巻を読み直したわけですが・・・
ちょ〜面白かった!!今回の3巻も面白いですが、1巻
の神ぶりはパないですね。ボケボケ素直な理緒の可愛ら
しさと、トモちゃんの強引だけど不器用に想いを伝える
姿が愛おしくて、どんだけウルウルしたことか。
数回読んで、かなり時間が経った今でも、全くもってそ
のパワーは色褪せることはないようで。またこれは定期
的に読み直さねば!と思いました。

そんなわけで3巻。
遥は若いのに優秀な外科医。だが大きな手術の前には、
その緊張感を紛らわせるために、猛烈に男とのセックス
がしたくなり、高級ホテルのラウンジで、一夜限りの相
手を探している。そんなある夜、いつものように相手を
決めようとしたところ、素晴らしく良質な男・雅美に口
説かれてしまう。プライドの高い遥は、自らゲームを仕
掛け、それに負けたという口実で、雅美との夜を過ごす。
一度限りのはずが、自分を思わぬ方向へ導いてくれる雅
美に、二度目の関係を許した遥。だが、実は雅美には妻
がいて・・・

というのが、遥と雅美の出会い。実はこの雅美、製薬会
社勤務ですが、遥の勤める三浦病院の長男です。
そして2話。雅美に心を許しかけたのに、妻帯者という
思わぬ展開にイライラな遥。そんな遥の前に現れたのは、
電車のシートを占領して眠りこける、料理人見習いの若者
・歩美。しかも何故か懐かれてしまい、部屋に居座られて
しまう。最初はペースを乱され戸惑う遥だったが・・・

とこちらは三浦病院の次男坊。ということで、理緒の恋人
・トモちゃんの、二人の兄×遥という、今までとは雰囲気
がガラリと変わった、オトナの恋の図式になってまして、
そういう意味では可愛らしさは控えめですが、それでも
百戦錬磨な遥が、違うタイプだけど共に強引な男二人に
心躍らされる様は、非常に愉快でありました。全く、何て
曲者だらけの兄弟なんだw 

そういうわけで、土足でどんどん踏み込んでくる、傲慢
タイプの長兄・雅美(カラダの関係アリ)と、ジリジリと
迫りながらも遥が完全に堕ちてくるのを待つ・歩美(まだ
お楽しみは取っている)という2人のうち、遥はどちらを
選ぶのか・・・ってところで、次巻に続いちゃうわけでして。
個人的に、遥にはどっちがいいかな〜・・・とか、思いを巡ら
せてみましたが、これがまた、上手い具合に一長一短。い
や、一長一長?どっちも魅力的なのよね、これが。
いやいや、楽しみにしときますよ。どっちに転んでも納得
できる自信があります。んで、敗れちゃった方には、また
新たな出会いが訪れるという、このシリーズ、エンドレス
でもいいですけどねw


それから、前回理緒に惚れちゃって、何かとアプローチ
するも、鈍感でトモちゃんに夢中の理緒に、振られた形と
なってしまいました、トモちゃんの前の学校の友人・ジョ
ーの、新たな恋の話『Calling』が収録されています。
これがまた、面白いことにお相手が、同じメガネでも理緒
とは全く正反対の、クールなビッチタイプ・聖良。しかし
実は、3年間ジョーに片想いしていたり、好きだと言えな
かったり、何かと可愛いヤツで、どんどん好感度がアップ
していくキャラでして。ただの軽いヤツにしか見えなかっ
たジョーも、理緒への失恋がなければ、聖良のことを愛せ
なかったかもしれない、と自覚できるようになり、何だか
んだで、すごくいいカップルになってたと思います。同じ
くらいの体格というのも、たまにはいいね。この二人は、
どんどんエロがエスカレートしそうな雰囲気w


そして最後に、理緒とトモちゃんの『Darling 大学生編』。
マークシートのズレで、まさかの本命受験に失敗してし
まった理緒でしたが、内緒で受けていたトモちゃんと同じ
私大に合格。お母さんも再婚決定、ということで、アパート
暮らしが始まりました。そして当然、入り浸るトモちゃんw
そして、大学での友人も出来ちゃった理緒が、相手の下心に
気付かずにいるのが気が気じゃないトモちゃんw 
告白を断るシーンの理緒には、感動でしたね〜。鼻の奥がツ
ンとするような、これ以上ない理緒の素直さに感動です。
何〜?何かもう、この二人はとことん私を楽しませ、泣かせ
てくれるわ〜。本当にね、扇さんのキャラに対する愛がある
からこその奥行なのかなと。お茶目な話も、アダルトなラブ
も、どっちも好きです。今後も半々でw
いやホント、理緒とトモちゃんはこれで終わりじゃなくて、
ずーっと追い続けて行きたいです。是非に!


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レオパード白書(1巻)/扇ゆずは 【ディアプラス】


〔2009/5/30〕

★★★☆☆

「絢、俺に飼われろ。」

『レオパード』の人気ホスト・絢(あや)は、綺麗な顔して超銭ゲバ。
そんな絢に、強烈な王様オーラを放つ男・真行寺が声をかけた。
「お前を買ってやろう。いくら欲しい?」 そこから始まる24時間で、
真行寺が絢に仕込んだのは、花嫁修業に調教系セックス・・・・・・!!?
金とカラダから始まる、セレブでビッチなNo.1ラブセリエ、華やか
に開幕!!

高級ホストクラブの人気ホスト絢は、その手練で客から徹底的に
金をむしりとるのが生きがいの男。そんな絢は、ある日歩道橋の
上で、極上の身なりの男・真行寺に出会う。絢の24時間を一千万
円で軽く買い上げた真行寺は、見た目や地位どころか、手管も
極上の男で・・・

そんなわけで、超攻×攻を意識して作られたという、扇さんの新作
は、久々に男×男って感じで、いや〜色っぽくて良かったです。
自分が極上だと思っている、いや実際庶民世界では確かに極上
だった男が、自分より全然上を行く本物の極上男に調教され、抗う
けれども抗えない・・・ いやむしろ乙女化してるw そんな感じ。

ご本人曰く、最初はこの「超攻×攻」というのが掴めなかったらしい
ですが、ツンで生意気だった受が、身体ごと溺れて、まるで初恋
のように相手に心奪われてしまう感じや、独占欲秘めまくりのくせに
クールな素振り、でも本当はお茶目な攻が、いかにも扇作品読ん
だぞ!って感じで、しっかりまとまってます。やっぱ上手いです。

そして今回も、モノローグが絶品でしたねぇ。何つうか、これがある
だけで、圧倒的にテンション上がるんですよね。ほかの人と何が
違うんだろう?すごく自然に溶け込んでいて、補足とか演出って
いうより、セリフに近いからかなぁ。最初のツンから、後半の乙女へ
変化していった絢の心境が、本人は気づかれてないと思ってるか
もしれないけど、モノローグ見たら一目瞭然、あんたダダモレだよ!
ってな感じ?

まぁ、絢が堕ちていくのが見所だと思いますが、何だかんだで、
真行寺、結局てめぇも初恋なんじゃん!ということが解ったあとで、
もう一回読んでみると、異常に真行寺が可愛く見えてきます。
「頬の赤らめ、汗禁止」と、とことんクール(超攻)を強いられただ
けに、逆に、おっ これ、仮面の下はジタバタしてんのかな?とか
想像できて面白かったかも。

さて、「1巻」となっていますが、この二人の話はここで終わりらし
いです。そして巻末に次巻の予告が載ってるんですが・・・

何これ〜!超萌える〜w

 ホストで高校生×先生でビッチ。
 表も裏もあるふたりの、ケンカから始まる欲情と純情に、
 発情する・・・・・・!!

 先生  俺・・・・・・アンタを○○と 勃っちまう

キャー><
ホスト高校生は、今回、絢の同僚として登場していた燐花(りんか)。
ビッチな教師(メガネ)・・・ 非常に楽しみです。しかし発売は、2010
年初冬予定・・・ 1年半か、長いなぁ。


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DARLING(2巻)/扇ゆずは 【ダリア】


〔2008/10/22〕

★★★★★

本気の恋だから心も体も我慢できない!

カッコイイ転校生・トモちゃんから「ずっと好きだった」
と告白されて、幸せいっぱいの理緒。だけど、何故か最近
トモちゃんの態度が素っ気ない。はっきりと「付き合って」
と言われていない理緒は、自分たちの関係に不安を覚えて
しまう。しかも、トモちゃんが留学するという噂が・・・。
理緒の初恋のお兄ちゃん・遥まで現れて、2人はさらに
すれ違い・・・!?

ん〜〜〜〜、期待を裏切らないっ!
これを期に1巻から通して読んでみたんですけどぉ・・・
萌えっ。1巻(感想) の「ホモを治してやる」などと
訳のわからない誘いで必死こいて理緒を独占しようと
するトモちゃんと、そんなステキなイケてる転校生・
トモちゃんを信じちゃってエロいことされまくりな
天然ボケボケ理緒もたまらなく可愛かったですけど、
今回の普通な受験生の恋愛話もすごく良かった。

普通の恋愛話・・・ にしてはやはり濃いですが、1巻
ほどのぶっとび具合はないものの、キュンさせられ
度合はなかなかのものですよ。あ〜ときめいた。
ってかここまで一生懸命恋されちゃうと、何か泣けちゃ
うんですよね。涙腺ゆるっ。 や、上手いんですよ、
絶対。どうにも止まらない感じとか、切なさとかガン
ガン伝わってくるんですよね。モノローグの入れ方絶妙。

一応完全にキモチが通じ合った(元々両想いなのにw)
ということで、今後はどんな展開になるのか、そこも
また楽しみですが、理緒の初恋の人でトモちゃんの
病院に勤務する遥が主役の、大人の恋愛シリーズも
始まるようですので、そっちの本領発揮(エロの)も
楽しみなところです。


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東京・心中(2巻・完結)/扇ゆずは  【ASUKA】


〔2007/9/1、2008/3/5〕

★★★★☆

家出高校生 湊あきなは元芸能マネージャー 千葉と
出会いトップアイドルを目指すべく同居中。
"契約"という口実のもとエッチをしてしまった二人は
お互いを必要としながらも素直になれない日々を送っ
ていた。そんな中、千葉の封印していた過去が明らか
になり・・・?

完結巻です。 (1巻はコチラ)
前回の千葉の作戦が成功し、つぐみ役を勝ち取った
あきなは一躍人気者に。いつも救い上げてくれる千葉
への想いが日に日に大きくなっていくことに戸惑いな
がらも、この恋が本物なのだと思い知らされていく。

しかし凜太郎の借金が全て返済された翌日、あきなの
母親から連絡が入る。いきなりバーディング事務所に
移されることになったあきなは凜太郎から引き離され・・・


本編が半分だけだったので、本当はちょっと物足りない
かな・・・と思ったわけですが、また1巻から通して
読み直してみたら、すごく良かった。前回のときも、
一回目というのはどうしても展開中心に読んでしまう
傾向にあるのでそこまで萌えなかったんだけど、二回目
で流れを把握してるからキャラをしっかり見れるように
なると、この人の良さが判ってくる気がします。

屋上にいるあきなを毎日眺める凜太郎が超切なかった
っすね。あと今作はやたらと手に萌えて大変だった。
放さないっていう凜太郎の決意がコトの最中に繋いだ手に
現れているようで悶えてしまったよ。
それから久々に体格差萌えを感じてしまった。こんくらい
の差ってごく普通の設定なのに、凜太郎のアキナを包み込
んだり見つめる感じがいちいちツボ!


後半は『六本木・心中』
本編で登場する、MAXIMEという3人組アイドルグループの
万里と恭平の3年前の話。まだ千葉ちゃんがバリバリの業
界人だったころ、田舎で不良をしていた恭平を拾い、その
千葉に想いをよせる恭平を好きになっちゃう万里という話。

この二人も面白い。本編では意地悪な印象だった万里の
意外にも控えめなラブで、なるほどぉ、こういう二人の関係
だったわけね、とスピンオフならではの楽しみがありました。
それにしては未だに千葉ちゃん千葉ちゃん言ってる恭平を
大人しく見てる万里って・・・と、ちょっぴり可哀想なヤツ
ですな。二人が巣でご飯食べてるシーンが毎回可愛い。いーねぇ。
ブログで、と言わず一冊にまとめて見せて欲しいですよ。

あーなんか、終わっちゃうの勿体無いですね。何回も読むうち
にどんどん好きになりそうな作品なので、大事に読みたいと
思います。てか千葉好きだー!





嵐が丘/扇ゆずは 【GUSH】


〔2003/6/10〕

★★★☆☆

東京都世田谷区成城に城をかまえる甲斐家に、馬屋番
として雇われた大学生 レオナ。
甲斐家のあまりの大金持ちぶりに、どんな旦那様かと
思いきや、現れたのは若き青年実業家。
うっかりそそうをしたレオナは、旦那様におしおきを
されてしまう。その後、レオナがそうそうをする度に、
旦那様のおしおきはエスカレートしてゆき・・・。


これが扇さんのファーストです。正直、今ほどの完璧な
話づくりは感じられませんが、ちゃんとBLしてます。
ってか、一冊まるごとちょっと歪んだ愛ではないですか。
変態だなぁ。

話は、友達の変わりにおいしいアルバイトを頼まれた
レオナが、馬に水浴びをさせているときに、超多忙な
旦那様が久々に帰ってきて、レオナに見惚れるという
とこから始まります。

うっかりすごい金額のツボについていた装飾を取って
しまったレオナは、旦那様におしおきをするから、尻
を出せと。素直にお尻を向けると、鞭でペンペン叩く
旦那様。こんなもんで許してくれるのか、金持ちは違う
なぁと眠りにつき、翌朝目覚めると、レオナの布団の
上に高価なツボの数々が・・・

ウケるー。おしおきをするために旦那様が毎日レオナが
壊すよう仕掛けるわけですよ。そしてその分、おしおき
がどんどんエスカレートしていくんです。
しかも終いには、ドア開けたら玉が転がって、ドミノの
ように階段に並べられた皿が次々割れていって、最後に
超高級なツボが割れるという。
金持ちならではのお遊びです。しかもそれを壊した本人
は自分がガサツなせいだと苦しむという、どんだけ天然
ですか。

そのほかにもトイレ掃除の罰をいいつけて、果てしない
数のトイレを増築していったり、やることがぶっ飛んでて
アホくさくて笑えます。後にこの二人はすんごいバカップル
になってます。金にものをいわせた、世界中に飛び回って
のごっこを楽しんでいる二人がアホだねぇ。

ま、そんな感じでアホな話なだけで、特に萌えも何もあった
もんじゃないので、扇作品としては、結構下にランクする
かなと思っております。

同時収録『横浜物語』は歯医者が天然、『KILLING ME
TENDERLY・・・』はかなりシリアスとなってますが、実はこの
シリアスにこそ、今の扇作品の構成力につながるものが
見れるんじゃないかなぁと思いました。







東京・心中/扇ゆずは  【ASUKA】


〔2007/9/1〕

★★★★☆

お前をスーパーアイドルにしてやる。
家出高校生 湊あきなと元芸能マネージャー 千葉は
ひょんなことから「契約関係」という名の同居生活を
始めることに。 オレに近づくな〜っと暴れる凶暴純朴
少年のあきなに、こんのクソガキ!とキレる千葉。
バトルだらけの毎日だが、いつしか千葉は封印していた
恋心を抑制できなくなって・・・!?


実は1回読んだ時点ではあまりピンと来ず、これはフツー
かなぁと思っておりました。多分舞台が芸能界というのが
あんま好きじゃなく、いつもの受くんのようなボケキャラ
でなく強気な感じだったので、つかみにくかったんだと
思います。

で、2回目読んで・・・いやぁやっぱ好きだわ。
最初の印象訂正。一度内容を把握しているので、1回では
目がいかなかった細かな部分に色んな萌えがあることに
気付けて、性格もつかめて、そうするとこの人の上手さが
見えて、しびれたね。


主人公のあきなは、母親の愛に異常なほど飢えていた。
そんなあきなは手持ちのお金が無くなるまでのプチ家出を
決行。だがアクシデントから全財産をなくしてしまう。
そこに偶然声をかけてきた、変態オジサン。寝てるだけで
3万円くれるというオジサンについていくあきなだったが、
異変に気付いた通りがかりの男 千葉に助けられる。

行くあてのないあきなは、そのまま家についていき、翌朝
寝たんだから3万円くれと千葉に要求。酔いの覚めた千葉は
あきなの顔を見て衝撃を受ける・・・


という感じで始まります。2年前まで芸能界でヤリ手だった
千葉はあることがきっかけで芸能界から干されることに。
そして現在も大手からの圧力により活動ができない状態。
あきなは人に心配されたことさえない孤独なコで、死をも
考えているような、薄幸さ。
そんな二人が出会って、この東京で心中してもいいと思える
ほどの信頼関係を築いていくという。

千葉ちゃん、かなり腹黒です。この策士っぷりが痛快で、
そういう仕事面では完璧な男なとこと、家に帰って一緒の
布団で寝ている二人のやりとりの可愛さとのギャップが
とんでもなく魅力です。

萌えどころは満載ですが、ちょっとだけ書くと・・・
1話ラストのあきなのモノローグと
「そーだなー もし失敗したら 東京(ココ)でお前と
心中してやるよ」という千葉ちゃんのセリフと背景の絵。

2話のラスト、あきなを迎えにきた千葉にあきなが抱きつき、
「借金返したら・・・もう俺なんていらない・・・? いなくなって
も平気・・・?」と聞いた後、千葉が倒れて、1ページ眠る2人
があって、次ページで目覚めた千葉が口にした 「困る」
何〜この間の取り方。萌えるんですけどー。
そしてこの男と繋がる確かなものが欲しいと、罪悪感で縛る
ためのセックスをするところ。

そして当然、4話の千葉ちゃんが助けにきたとこ
「何度だってやり直せばいい」のとこと、二度目ので千葉が
言った「絶対に放さない」離さないじゃなくて放さないなんだ。
手を離さないじゃなくて、自由にさせない放さないなんだな。

と書き出すと止まらないのでこの辺でやめときます。
続刊ということで、すんごい楽しみ。





浴びる純情/扇ゆずは 【GUSH】


〔2005/2/10〕

★★★★☆

高校1年生のユカは、ある日すっごく美形の隣人が
男同士のキスをしている場面に遭遇。
ところが、その美形な彼が自分の学校の数学教師
だと知る。一目惚れしてしまったユカは、後藤の
気を惹こうと努力するのだが、後藤に「ガキには
興味ない」と牽制されてしまって・・・。


小倉ユカ15歳。中学卒業の日に一緒に暮らしていた
唯一の身内である祖母が入院し、一人高校生活を
スタートさせる。登校初日、家を出るユカは、隣に
越してきた芸能人のような美形の男が、男とキスを
しているのを目撃してしまう。しかもそれが教師だ
とは。

教師 後藤に一目惚れしたユカは、ホモであることを
内緒にするのと引き換えに、自分の絵のモデルになっ
て欲しいと、彼に近づく。ガキのお遊びにうんざりな
先生だったが、ユカの担任の女教師から、ある話を
聞いた先生は・・・


というわけで、今までモテるあまり、人間愛と称して
求められれば男女を問わず関係を持ってきたような
先生が、魔性の男子ユカに会って・・・という話です。

「男には魔が刺す瞬間がある
 小倉ユカといると魔が 24時間 刺し続ける」

これは中学時代ユカに惚れてしまった教師が、ユカを
呼び出して暴行しようとしたところを見つかってしまい、
自殺未遂を起こした時に書いた遺書の内容。
って、こう書くと、へぇ〜でしょうが、実際読んでいる
ときは全くそんな展開だと思っていなかったので、
やられたー(良い意味で)と、マジで口に出ました。

ここまでで3部構成の1部。そこでもう、がっつり虜に
なってしまい、以降、萌える萌える。えらい萌える。
ユカの母親の話とか、いじめとか、結構シリアスな部分
も多かったですが、エロ(今回露出少ないくせに、
めたくそ萌えだったんですけどー。特にキスシーンね)
もばっちり含まれ、言うことナッシング。
やっぱこの人、話の構成がすんごい上手い。扇ゆずは
ブーム、当分止まりそうにありません。

今回に限らず、いつもベースは少女マンガ的な、これだっ
たら教師と生徒の禁断ラブに、主人公の過去が・・・とか
そういう話なので、月並っちゃあ月並なんだけど、その
組み立て方とか表現方法にしっかりとしたポリシーが見れて、
完全に読む側の萌えを把握してくれているんで、読んでて
本当に気持ちが良い!そして泣かされる!

3部のうちどの部でも必ず伏線があり、落として上げる、
のテンポの良さよ。例えば「ガキはキョーミねぇ、出てけ」
と言われたユカが、次の日泣きながら「でもすれ違ったら
挨拶くらいはしてもいい?」っていう場面があります。
1部のラストで先生からユカにキスをするんだけど、「ガキ
はキョーミないんじゃなかったの?」というユカに先生は
「バーカ アメリカではキスは挨拶だぜ?挨拶はしていーって
言ったじゃねーか」ですよ。あの涙の会話が伏線だったなんて
思いもよりませんでしたよ。
そして「そんな目で俺を見ないでくれ」もね。上手いねぇ。

と、ここに萌えシーンを書き出したら、相当大変なことに
なると思います。しかも読んでない人にはさっぱりわからない
ことを書き並べてしまいそうで、とっても怖いです。
大人の男は鼻からアレが出るとかね〜(笑)

これ続編読みたいなぁ。先生がビシバシ嫉妬に明け暮れる
様など見てみたいものだ。
しかし扇センセ、『DARLING』も『東京・心中』も続刊ということで、
なかなか忙しそうなので、当分はないのかな。
このセンセ、あとがきも毎回びっちりと書かれており、
サービス精神旺盛なとこも好感度大。






DARLING/扇ゆずは 【ダリア】


〔2007/6/22〕

★★★★☆

さっき読んだ『BROTHER』が楽しかったので、もしか
して他にも在庫あんじゃね?と思ったら、やっぱり
買っていた。らっきー。

アスカから出てる『東京心中』↓と表紙似てるよね。


こっちも近々ゲットしてまいる。


平和な高校生活を送る理緒の前に、突然現れたカッコイイ
転校生 トモちゃん。圧倒的なオーラを纏う彼を遠巻きに
見ていた理緒は、ある日、憧れの先生(♂)の写真を入れた
生徒手帳を拾われてしまう。
しかもそのせいで、ホモ疑惑をかけられ、「治してやる」と
宣言した彼からHなホモ矯正特訓をされることに!
イケナイと思いつつ、感じちゃう理緒は・・・!?


うわぁ、何?何かすごい楽しかったんですけど。
田舎の純朴な小動物系の受を、都会のワイルドな野獣が
言いくるめて襲っちゃうってな話なんですが、最初はちょっ
かい的な攻と、治してもらってるという受が、次第に惹かれ
あっていく感じが、テンポよく描かれていて、それでいて
うまく伝えきれてないことが切なくて、ここだけの話、
結構ホロリとさせられてしまいましたよ。

ホモを治さなきゃいけないのに「治療」に感じてしまって、
更に好きになっちゃって、嫌われたくないから離れる。
好きって言われた言葉さえ、幻聴だと想いこんでしまうと
いう、なんつぅ天然っぷりなんでしょう。理緒くん可愛い
わぁ。

トモちゃんが、途中からHの時とか、最後の方で抱きしめ
たときに、何度も「理緒」って呼ぶのがえらい萌え。
やばいくらい萌え。「理緒」が「好き」に聞こえる。絶対
聞こえるって。
そして理緒は心の中では「トモちゃん」って呼んでるのに
実際は「三浦君」って口に出してる。この呼び名の使い分
けも惹きつけられた要因だな。「トモちゃん」と呼んでい
る理緒のモノローグが、理緒のキュートさをアップさせてます。

あれですね。キャラに作者さんの愛を感じます。作者さん
が言ってるとおり、強引にしか表現できない攻と、そんな
彼に惹かれていく受という、少女マンガ的で一見使い古さ
れた設定なのかもしれませんが、やっぱ最終的に幸せにして
やろうとしているところが、細かい気持ちのやりとりの中で
充分感じられるので、強引なHがあろうが、激しいHがあろ
うが、騙してHだろうが(Hばっかかよ)そこに込められた
純愛をちゃんと感じることができるし、全然新鮮な気持ちで
読めるんですねぇ。上手いっす。エンターテインメント性が
ある。すばらしい妄想力です。

普通なら「1巻」って書いてないのに続刊の場合、おいっ!
続きあるのかよっ!って、物足りない気分になってしまうん
ですが、この人のはここで終わったとしても納得できちゃう
というか。勿論、全然続きも読みたいんだけど、終わりと
言われても不満に感じない、きちんと話にメリハリがあるん
だと思います。

そんなわけで大満足な上に、更に続きもあるなんて、とっても
楽しみだわ。つくづく、BLの読まず嫌いはダメなんだという
ことを実感したのでした。





BROTHER/扇ゆずは 【GUSH】


〔2004/4/10、2006/2/10〕

★★★★★

全2巻

大手広告代理店勤務の百木飛鳥の秘密・・・。
それは22歳でイ○ポ、そして童貞だということ。
それには飛鳥の血の繋がらない弟 唯の存在が大きく
関係していて・・・。

10年前親の再婚で連れ子同士、兄弟となった22歳の
飛鳥と17歳の唯。やたら男に好かれる兄と、女に
もてすぎの弟。
5年前のあの事件がなければうまく行っていた。
あることがきっかけで、飛鳥はイ○ポに。しかし、
唯もまた・・・

という互いがトラウマになって相互イ○ポという、
ギャグな始まりから、死の危険を感じ弟が取った行動は
告白と強引なH、とがっつりつかまれた後に、車の後部
座席でこっそり手をつないでいるのを見せられた時には、
あーた、もうこの二人のラブが気になって仕方なくなり
ましたよ。

そんなつかみはOKをくらわされたことにより、最初に
開いたときの絵のアクの強さに怯んだ気持ちはすっかり
消え去り、ただただ、二人のラブな展開を期待したのですが。

有難うございます!すんごいラブってて、大満足です。
唯くんの10年愛はハンパなく、ほだされていく兄の可愛
さも、お互いに焼くヤキモチも、何もかもツボでした。
エロくて独占欲強くて、私のハートはがっつり兄弟愛
萌えモードに入ってしまいましたよ。

そしてとても素敵に一旦終わらせておいて、2年後に
出された2巻。こちらは更に切なさを増し、ラブ度も
より濃厚になり、1巻以上の素敵エンディング。
一瞬、このまま海外行って、数年後か?という考えが
よぎったけど、いい意味で裏切ってくれて、これこそ
まさに「子供」な唯の選択で、妙に納得するとともに、
そうだよ愛なんだよー!と、この兄弟に抱いていた
私の想いにばっちり答えてくれる終わりで、すんげー
嬉しい。
もうこの調子で、まだ行けるんじゃない?ぜひ続きを
見せて欲しい!

作者さん自覚されているとおり、エロシーンがリアルで、
濃いのにも順応できるワタクシとしては、非常に好きです。
生々しさと、待ち伏せして手をつないで帰る後姿との
ギャップがたまらんわね。これこそ萌えです。
楽しいし、切なくさせるし、ラブいし、気に入ってしまい
ました。うんうん、可愛い二人だなぁ。





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イトラコナゾール