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やらしい昼下がり/山田ユギ 【バンブー】


〔2001/6〕

★★★☆☆

親友で実は片想いの相手でもある尾崎に夏休みの間、
家庭教師の代役を頼まれた隆文。
生徒の淳也はかなりヒネた17歳。
そのあまりの生意気っぷりに腹をたてる隆文だが、
実は淳也の行動の裏に自分と同じ決して叶うことの
ない恋が隠されていることに気付き・・・!?
叶わぬ片想いに悩む2人の男が出会ったら!?

表題作を含めた全7編。
感想かいてなかったなと思って引っ張り出してきたら、
また読みふけってしまったよ。やっぱ面白いよなぁ。
さすがです。

『男なら気にしない』
ボロアパートの隣同士に住む大学生金ちゃんと光雄。
金ちゃんがフケてるもさ系で、光雄は可愛らしい小悪魔。
あとくされない気楽な関係だと思っていたけど、光雄が
実はアパートのほかの男らとも関係を持っていたと知って・・・
金ちゃんの暑苦しい、汗臭そうな感じがいい。

『悩めども悩めども』
別れて15年も経って会いに来た元カレ一郎に、誤って怪我
をさせてしまったため、治るまで面倒見るハメになってし
まった耕介。なにかとむし返そうとする一郎。あの時別れ
を切り出してきたのはお前のくせに・・・
リーマンラブ。好きだー。

『カナとがまん』
これは回想に女が絡んでいるので、実は珍しくあまり
好きじゃないかも。受の切ない感じは好きだけど。

『冷えたビールがないなんて』
リーマンの先輩後輩。やたらと懐いてくる後輩高尾の気持ち
に何となく気付いていながら、自分の気持ちを認めてしまう
のが怖くて逃げてしまっている西荻。
ぷりちぃな後輩が上手いよなぁ。斉藤君系。

『世界の果てまで連れてってよ』『からまわる世界』
素晴らしいノリ。実家の電気屋手伝いをしているエロマンガ
好き高校生 英人と美人リーマン菊池さんの年の差ラブ。
英人のアホぉな感じと、なんだかんだ言っても可愛がってる
クールビューティー菊池さんがいい。菊池さんの元カレも
おもろいわ。





ありえない二人/山田ユギ 【バンブー】


〔2007/11/7〕

★★★★☆

掟やぶりの2回目感想だい。
前回12月に読んだとき、私はユギ作品を初めて読んだ
若輩者で、これを萌えないとか、そんな失礼なことを
申しておりました。あの時のお前、バカ。
全ての作品を読んで今、読み返してみたら、ひゃー見事に
ツボにはまった。萌える萌える。えらい萌える。

『ああ爆弾』の強烈インパクトで、影薄いとか思ってた
『ありえない二人』『死ぬまえにやっておきたいこと』も、
セリフとかやり取りとか、すごく面白いよ。コネタの
面白味はユギ作品コンプしたから尚更味わえるようになっ
たと思う。成長したね、自分。

『ああ爆弾』に関しては、もう抜群。結局なんかすごい
バカップルなとこにたまらなく笑いがこみ上げてきて、
マスターの誘い受にズキューンだよ。可愛いなぁ、二人とも。

あぁ新作が待ち遠しいね。でもこの人のだったら、何百回
でも読めそうなので、とりあえず色んな人の合間に読んで
萌えちゃる。

実は、『ありえない二人』が2006年作品で、『ああ爆弾』
が2001年からのということで、絵が違うんですよね。最近の
絵は線が細くなって、妙にすっきりしてて、それはそれで
美しくていいんだけど、昔からの黒々した画面に彼らの不器用
さみたいなものを感じて、惹かれてしまうんだよなぁ。まぁ
そのうち慣れるんだろうけど、ちょっと別れ難い気分になる
のが、なんともね。

ということで、ワタシのナンバーワン作家さんは、山田ユギ
さんです。好きです。愛してます。





冷蔵庫の中はからっぽ/山田ユギ 【ルチル】

 
〔1999/11、2001/7〕

★★★☆☆

父親が医者のため、医者になることを期待されている
清水俊介(17)は、「漫画家になりたい」と親を説得
するも失敗し家出。一人暮らしをする後輩 梅谷健吾の
アパートに転がり込む。

しかしいかんせん貧乏暮らしのため、ご飯のおかずは
マヨネーズのみ。だけどそれでも頼りになる梅谷との
生活はとても楽しい。やがて互いに惹かれあった2人
は・・・


1話は96年で、最終話が01年ですので5年かかって
ます。1巻は2話までで、2人のなれそめが見れて
その時点でも充分面白いですけど・・・2巻の第3話か
ら現在の絵にかなり近くなりテンポもアップし、笑い
も増えて、互いをどんどん意識し始める彼らは可愛い
し、脇の女性陣も盛り上がるわで、気付けばすっかり
ユギワールド。
「ごめんなさいおばさん」のとこ、ウルッときたわ。
ま、案の定、透かされたけど(笑)

1巻には他に『クライベイビー』と『あなたが好きで
す、大好きです。』という、幼なじみで面倒見の良い
攻×天然で不安定な受、の中学時代から始まり、社会
人になってもなお離れられないという話と、
OA機器の営業マンが女癖の悪い元カレと再会してしま
う『妻になってよ。』の2作が入ってます。

絵は古いですけど、内容は非常に面白い。
やっぱり山田ユギは昔から山田ユギだったんだなぁと
改めて彼女の凄さを実感したわけです。

あ、あと、中の表紙とか、毎回キュンとするのよね。
受のコがすっごい笑顔やったりするやん。思い出の
写真をみるような、そんな切ない気持ちになるので
すよ。今作は『SWEET』の表紙と、その1ページ前の
鼻すり合わせてる絵(後のおまけで再度使われてた
のがうけたけど)。ときめくなぁ。子供絵も毎度絶品。





青年14歳/山田ユギ 【ルチル】


〔1998/11〕

★★★☆☆

町田と伊東は小学校から仲良しの中学二年生。
最近町田に彼女ができてちょっぴり寂しい伊東だったが、
いきなり町田が伊東を避け始める。追いかけて問い詰め
ると、ヤらしてなんて言ってきて・・・


もう、えらい可愛い。
どっちがヤるかで揉めます。体格的には伊東が攻なんだ
けど、町田だってヤりたいのです。ガンコな2人は、とに
かく譲らない。そのドタバタギャグがおバカで楽しい作品
です。

これ、98年のユギさん2冊目のコミックスだと思いますが、
もうこの頃から、完璧なユギワールドで、いや〜楽しい。





夢が叶う12月/山田ユギ 【バンブー】


〔2002/12/16〕

★★★★☆

バイト仲間の山本民人(彼女いない歴19年)と荒井
也寸志(彼氏いない歴3ヶ月)。この趣味も性格も
性癖さえも正反対の二人の間には、なぜか美しい友情が
育まれていた。
しかしクリスマス直前、山本に初めての彼女ができて
から二人の関係にビミョーな変化が!?
[表題作:夢が叶う12月]

全8本の短編集ながら、なんだー!?この濃さは!
お得感満載。シリアスからただ殴りあいのギャグから、
面白くないとこがない。果てしないなぁ。すごいよ、やっぱ。


『ラブ・ストリームス』
巧いなぁ。ホモの弟を持つノンケの兄と、その兄を想う
ホモの篠。あぅセクシー。

『さすらい』
ヘタレおっさん落合×ツンデレ久保。この2人、可愛すぎる。
今回の中で一番好きな話かもしれない。まさにさすらってる。

『とまどい』
漫画家藤井先生を想う河ちゃん。その先生が河ちゃんの高校
時代の同級生松田くんに惚れちゃって。空想上は河ちゃん受
なのか。ガンバレ河ちゃん。

『なぐり愛20years』『なぐり愛2000』
すーごい、ありえないテンポの良さで、ひたすら殴り合い。
彼らは殴りあうしか愛を確かめる術を知らなかった(笑)

『リフレイン』
うっわ。これはただのラブの話かと思ったら、まさかの
シリアス展開で、やられたー!って感じ。何か続きを読んで
みたいような。

『漂流ときりきり舞い』
ちょっと毒あるキャラのくせに、純情なとこ見せられると
グッとくる。

『夢が叶う12月』
あらすじの2人。相当可愛い。そしてデブがちゃんと仲介役
になっておきながら、全然邪魔じゃない、そう天使のよう。

『おまけまんが』
もう、おまけまで面白いんだから、しょうがない。
例のオカマのママが皆を語るという。一コマずつとかなのに
ちゃんとどんな話だったか思い出せるのが、いかに内容の
濃い一冊だったかということがわかりますね。
ほんと、面白い。一番好きな作家さんです☆





太陽の下で笑え。/山田靫  【花音】


〔1999/1〕

★★★★☆

壮平、チカ、直樹は高校の仲良し3人組。卒業後7年、
チカと直樹は2人で事務所を借りて独立したが、壮平は
定職も持たず遊び暮らしていた。食わせてもらっていた
女とケンカし、家を叩き出された朝、ボクサーになろうと
夢見た頃もあったな・・・と思い出す壮平を10年間も想い
続けるチカ・・・。25歳になった2人に遅咲きの春はやって
くるのか!?

チカはフリーのライター、直樹はグラフィックデザイナー
としてそれぞれ頑張っていた。壮平はといえば、高校時代
後輩にケガをさせてしまったことで、ボクシングをやめ、
特に夢も持てずヒモ生活で適当に暮らしていた。

そんなくさった壮平が偶然ボクシングジムを覗いているのを
見かけたチカは、強引に壮平をジムの中に放り投げる。
チカに背中を押され、再び夢に向かって進み始めた壮平は
チカの想いに気付くのか・・・


えっらいイイ話ぃ。泣けるぅ。
10年間友人だと思い続けていた壮平と、ダチだと思うしか
なかったチカ。チカの10年愛がね。いろんなとこで伏線に
なっていて、不器用な優しさがめちゃめちゃステキです。

ってか、もう巧すぎでしょう。感想なんて、何を書いたら
いいのかわからんよ。あらすじだけみたら、古い青春ドラマ
かスポコンものかよ、みたいでしょうが。確かに私も、ボク
シングは・・・と思ってましたよ。けど読み始めたら、構成、
キャラの動かし方が絶妙すぎて、かなりはまってしまった。
夜中だというのに泣けてしまった。やばい、好きだー。

直樹の関わり方もただの当て馬とかではなく、2人の関係を
表すのに絶対必要なものだし、そういうところにも全く
ムダがない。
んーうまく書けんが、とにかくユギドラマにメロメロってことで。





ピクニック/山田ユギ 【花音】


〔2004/8/30〕

★★★★☆

「男の自分でも楽しんでくれればいい」
野田は、大学のゼミ仲間 是枝を誘った。失恋したばかり
の是枝は、野田が人知れずせつない片思いをしていた相手。
本気の気持ちを押し隠し、セックス・フレンドに徹しようと
した野田だったが、日増しにつのる是枝への想いはもう
抑えきれない。そんな時、是枝が旅行に行きたいと言いだし・・・


どうしてもドアシリーズの凄さのせいで忘れられがちな
その他の作品。どれも素晴らしいですが、これはまたかなり
地味にキュンキュンさせてくれる、すごく好きな話です。

最初は失恋に付け込んで体の関係に持ち込んだ野田。だけど
実はすごく純情で健気なコ。んで是枝は顔に出ないけど、
そんな野田を死にそうなくらい可愛いと思っている。
元々ノンケな是枝だから、野田はいつか捨てられるんじゃな
いかという不安を抱えている。

あー野田の元彼の登場で不安になっている是枝が野田を
見つめる目つきがたまらん〜。


『5秒で忘れる』
ろくでなしなスナック雇われ店長と高校生(?中学生)。
実はこの少年、大きくなったら先ほどの『ピクニック』の
野田くんの元カレ、というのがまた面白いリンクだなぁ。
 あの人の時計になりたい いつも腕にまとわりついて
 縛りつけたい 煩わせたい

『僕にだって言い分がある 番外編』
同名作品で脇だった、及川×橋本先輩のその後。タチだった
橋本先輩が、はじめてそっちをやってやろうと、酷い扱いを
されながらも結局愛してもらっているガン黒及川。ムフフ。

『だけど時々やさしいの』
ホモを相手にまくらさがしをやっている男と、行くとこない
少年。あー切ない。物悲しい。少年が一万円札にぎりしめて
お願いするとこが切ない。こーんな短い話なのに、ヘタな
ドラマよりよっぽどドラマチックだよ。ステキ。

『わたしたちどうなるの』
できる新人安藤と、地味な上司小西。趣味で小説を書いている
文才のない安藤に、アドバイスをする小西だが、安藤が東京本
社に栄転することになって。お互い好意をもっていながら、その
関係が壊れるのを恐れる、オトナが二人。あーもう、コニタン
可愛い。


そんなわけで、あー萌えました。悶えました。





僕にだって言い分がある/山田ユギ 【花音】


〔1999/10〕

★★★☆☆

泣き虫の新太郎とやんちゃな悟志。のどかな田園地帯で
兄弟のように育った二人は、小さなこの町に息をつまら
せていたのかもしれない。「この町を出てみたい」そん
な思いがふくらんでいく18歳の夏を迎えていた・・・。

新太郎は両親を幼い頃に亡くし、シイタケ農場を営む
祖父母と暮らしてきた。ある日父親と仲の悪い、親友の
悟志が東京に行くと言い出した。一緒に行かないかと
冗談交じりに言う悟志。今までずっと一緒にいた悟志が
いなくなると知って芽生えてくる想い。

そんな新太郎に、これまた突然、祖父母からの衝撃の告白。
新太郎の母親が東京で生きているのだという。会うべきか
悩む新太郎だったが、そんな本人の気持ちは丸無視で、
強引に東京行きのチケットを渡す祖父。

そうして東京に住む、高校時代の先輩橋本にお世話になる
ため、アパートを訪れた新太郎だったが、そこには同居人
の及川というガン黒の男がいて・・・


というわけで、田舎の天然な新太郎くんが、わずか4日間
の間でどんどん色んなことを体験していくという、とても
素晴らしい話なわけですよ。

途中、橋本先輩と及川の仲を取り持ったり、高校時代 橋本
先輩と悟志が付き合っていたことを知ったり、悟志が上京して
きたり、母親に会ったり、まぁとにかく濃い。
新太郎と悟志が可愛すぎる!子供の頃の映像とか入っちゃって、
あーもう、すげーピュアラブっすよ。シャツで鼻ふくとことか
最高。最近のリーマン路線も勿論大好きだけど、この頃の若い
コ達の話もやっぱり面白いなぁ。(ちなみにこれは99年の作品)

そしてここでも強烈な脇キャラとして登場した、及川×橋本
(この順になる予定)は、後に出た『ピクニック』の中で番外編
で描かれております。こちらもめちゃめちゃ面白い。ユギさんの
でガン黒って珍しいなぁ。橋本さんからの扱われ方が雑で、
惚れた弱み、な可哀想なヤツですよ。あーおもろい。


そんなわけで、やっぱハズレがない。古いのも面白い。





夢を見るヒマもない/山田ユギ 【シャレード】


〔2006/8/28〕

★★★★★

山奥の航空専門学校で出会った川村と吉武。早熟で
クールな吉武と同室になった川村は数ヶ月をともに
過ごすが、吉武は父が飛行機で事故死したことを機に
退学、つながりは途絶えたかに思えた。
ところが就職先の航空貨物会社で運命的な再会を
果たして・・・。


全6話構成。最初の2話が高校時代の話。全寮制の
航専で同室になった川村と吉武。最初は正反対の性格
から上手くいかなかった2人だが、少しずつ分かり
合えてきた1学期。一緒に夏休みに吉武の父親のセスナ
に乗りに行く約束までしていたが、ある日その父が
事故にあったという連絡が。

その頃頻繁に部屋を抜け出していた吉武が実は森下先輩と
付き合っていたことをそこで初めて知ることになった川村
は、森下先輩に実家に戻った吉武のところに行ってあげて
欲しいと口にするが、同時に初めて自分の気持ちに
気付いてしまう。だが2人がそれ以降会うことはなく・・・

パイロットにはなれず、航空貨物会社のロードコント
ロールで働く川村が、貨物搭載として働く吉武と再会して
と言う話。

「できれば高校からやり直したい 一学期だけじゃなくて
三年間ずっとツルんで いろんな話して・・・
そんで・・・ そんで 俺のこと好きになってほしい・・・」
泣けたー。


うめーなぁー。普段の会話だけでなく、川村が色んなことを
決断する場面に仕事も上手く絡んでいて、マジで構成巧すぎ。
あとギャグ絵とシリアスのバランスね。グルグルでダメ〜な
感じが見事に表現されております。エロも色っぽいしねー。

『服を着るヒマもない』の吉田×森下の方も大変面白いこと
になってて(表紙もめくってみよう)この森下先輩の奔放さ
で救われたわ。最初はまさかこんな人だと思わなかったけど(笑)

何かもう、感想って難しいね。もう、好き好き!ユギさん好き!
どんだけオサレBLがちやほやされようと、ワタシはこの一本
筋の通った構成が大好き!すごく人間味のあるキャラが好き!





俺は悪くない/山田ユギ 【花音】


〔2000/6、2000/10〕

★★★☆☆

全2巻

(1巻)
つまらない大人にはなりたくない!遅い反抗期を
迎え、脱力感たっぷりの学園生活につかる梶俊明。
けれど、学食で奇妙な連中に出会った日から、男同士
でキスをする衝撃的なラブストーリーに巻き込まれて
しまった!!

(2巻)
高崎先輩が鯨井先輩の異母兄弟!その上恋をしていた
なんて!ダブルショックを受ける梶と中村。そして、
中村は梶へ抱く自分の恋心に気付き始めていた・・・


梶の27歳の現在を語るのが、従弟の中学生 誠(13)で、
18歳の学生時代の話になって、最後にまた誠目線で
終わるという、面白い形になっております。
そこに変わらず存在するメンバーの、紆余曲折がおもろい。

特にこれまた主役を差し置いて面白いのが、高崎×鯨井
でしょう。ホクロ星人の魅力と言ったら、もう。
これはユギさんのでは毎度毎度思ってしまうことなんだ
けど、脇のキャラが素晴らしすぎて、絶対にその人達の
スピンオフを熱望してしまうんですよね。

いや、果てしないぜ。ユギワールド。





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イトラコナゾール