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甘いてのひら/村上左知 【Daito】


〔2007/3/10〕

★★★☆☆

もう絵を描くのはやめよう・・・ 美大生、倉橋真咲は
コンクールに落選した帰り、同じ大学の渋谷一慧が作
る壮大な作品に魅了される。自分の才能の無さに落ち
込む真咲のてのひらに、一慧が描いた小さな「宇宙」
絵、やめないよ。世界なんて、誰だって作れるさ・・・
触れられたてのひらが熱い・・・
もっともっと一慧を知りたい・・・でも・・・どうすれば・・・
表題作は描き下ろし新作24ページ、村上左知が贈る
じれったく純情な、リアルラブストーリー

あらすじの『てのひらの宇宙』が前後編の2話と描き
下ろし『甘いてのひら』の計3話。あとは幼馴染の話
『夢見るキミとボク』というのが収録されています。
過去作品は全て'97年に発表されたものなので、絵柄
は今とは全く違い、かなりアゴがとんがってますがw、
ファッションなんかがそこまで古さを感じるようなタ
イプでは無かったので、さほど違和感無く話に集中で
きました。とても丁寧に恋する気持ちが描かれていて、
現在の作品のセクシャリティに悩む青年達の前の段階
の、更にピュアな村上作品という感じで、ちゃんと時
代を経て今の形になってるんだなというのが解る感じ
がして面白かったです。

表題作のあらすじの「壮大な作品に魅了され」は間違
ってると思うんですがw
絵を描くことが好きで、専門学校と大学が併設してい
る学校の油彩科のある大学の方を受験したものの失敗。
専門学校の情報処理科に入ったけれど、絵を諦めきれ
ない真咲は油彩部に入り描き続けていた。しかし自分
の才能に限界を感じていた真咲は、今回の学内のコン
クールで入選しなければ絵をやめるつもりでいた。
発表の日、油彩科の生徒に混じってただ一人、舞台美
術科に所属しながらも一次を通過した生徒の名前を見
つけた真咲は、益々持って生まれたものがあると実感。
そんな時、その舞台美術科の生徒・一慧を偶然見かけ
た真咲は、彼の絵を見たいと後をつけてみたけれど気
付かれてしまい・・・

というわけで、ネガティブな真咲が、明るく生き生き
とした一慧に出会い、舞台作りの手伝いをするうちに
一慧に自然と惹かれていく。けれど実は、一慧がコン
クールに出した絵のモデルが自分だったと判明。彼が
それを黙っているのは、自分みたいな中途半端な奴を
モデルにしてしまったことを後悔してるから・・・?
という、どこまでもネガティブな真咲が、ゆっくりと
浮上していく、もどかしいけれど微笑ましい恋の話で
した。ま、少々のクサさはありますが、許容範囲。
王道の少女漫画のような感じで先にあることも予測で
きちゃうので、正直ドキドキハラハラとかも無いです
がw、落ち着いて読んでいられる話でした。
描き下ろしは、少しだけ甘えることを覚えた真咲でし
たね。あぁ今の村上作品だね〜という感じw

幼馴染の高校生同士の話は王道の幼馴染モノで、表題
作より更に青春クサく、ザBLって感じなんですが、今
に通ずる雰囲気も見受けられ、中々面白かったです。
どちらも古い話だけど、これはこれで楽しめたので、
読んで損をしたという感じは全く無いです。


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夜、あなたの甘い声/村上左知 【光文社】


〔2010/11/25〕

★★★☆☆

ゲイバーで顔を合わせたことがキッカケで、 泥酔した
皆見に告白され、つき合うようになった同僚の来島。
恋愛に慣れた来島と違い、過去のつき合いにトラウマを
持つ皆見は、どうしても来島のかつての恋人たちと自分
を比べて劣等感を抱いてしまっていた。そんな皆見の心
の壁を、少しずつ溶かしてゆく来島だが・・・。
表題作と描下ろしほか、S攻め田中と水沢の不器用な恋、
来島の双子の弟・深幸と貧乏学生・立川の格差恋愛を描
いた2編を収録。

あらすじの来島×皆見が2話、今回初登場の来島の双子
の弟・深幸とノンケの貧乏学生・立川が2話、そして今
やドSの影はどこへやらの田中(呼び捨てw)と田中を
上手くコントロールしている晴の話が1話。

皆見、カワユス〜v
久しぶりに読んだシリーズだったし、過去作品も1冊に
1話だけ収録されていただけとかだったので、正直あん
まり内容を覚えていなくて、1回読んだ時点ではそんな
に・・・という感じだったんですけど、一応確実に面白い
シリーズであることは知っていたので、もう一度3冊を
ちゃちゃっと読み直して再度読んでみました。そしたら
皆見の来島への想いが見えて、やっぱり可愛いな〜と。
特におぉ!というエピソードがあるわけじゃないんです
が、もう既にすごく来島に愛されているのに、何だかや
っぱり不安だらけという、いつまでもピュアで乙女チッ
クな皆見が可愛くて、ほわわ〜んとします。

『最悪で素敵な朝』『意地悪で愛しい朝』は、来島とは
また違ったクールっぷりの、ゲイバーを経営している弟
・深幸の話。やたらとストーカーに遭ってしまうらしく、
ツンと女王様的なキャラに、ヘタレな貧乏学生・立川が
ワンコ的に攻めていくという、双子でもこちらは受でした。

『幸福なセンチメンタル』の田中×水沢カップルは、こ
の面倒くさい男・田中を腫れ物に触るようには扱わず、
割と無視して自分のやり方で行っちゃう水沢が、かなり
好きなキャラです。こうなると、また隣のカップル、有
間×佐伯さんが見たくなるじゃないですかね〜。てか実
は全カップルの中では、有間×佐伯の激甘具合が一番
好きだったりするんですよね〜w

そういうわけで、このシリーズ、かなりバラバラに収録
されているのが非常に惜しいですよね。きっとそれぞれ
が1冊ずつにまとまっていたら、萌えが持続できてもっ
と楽しいと思うんですけど。
あと、ネコミミアンソロとか、お題がネコミミのPureri
とかに掲載されたものが入ってくるので、今回もまたネ
コミミがありましたねw ネコミミ自体にはさっぱり萌え
ませんが、大好きな人のために恥ずかしそうにミミをつ
ける姿は愛らしゅうございます。

 
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恋人になる方法/村上左知 【AQUA】


〔2010/6/11〕

★★★☆☆

庵原忍と嬉野高志は幼馴染で、パシリとご主人様・・・のよう
な関係。高志はアイドル並に可愛い容姿だけど、中身は『腐
男子』。なんでも自分の言う事を聞く忍に、好きなBL本を
パシらせて買わせている。ある日イタズラ心で「一人Hして
みせて」と命令した時に見た忍の「男」の顔になんだかドキ
ドキしてしまって・・・。この気持ちって、萌え?それともま
さか・・・恋??

前作『恋をしたらどうなるの』のスピンオフで、大好きだっ
たヒカル先輩を、先輩の幼馴染・青衣に持っていかれちゃっ
た高志が主役です。

高志は可愛い容姿だけど実は攻。ヒカル先輩に振られたこと
を嗅ぎつけた人達に、毎日のように告白されることにうんざ
りしていた。そんな高志には別の高校に通う幼馴染・忍がい
る。高志のお願いを絶対に断らない忍に、趣味のBL本をしょ
っちゅう買いに行かせたりしているが、忍は何故かそれさえ
も嬉しそう。もしかして俺のことを好きなのかな?と高志は
あるお願いをしてみるが・・・ 子供の頃から知ってる幼馴染に
ときめくなんて信じられない。しかもこんなヘタレなんてと
思っていたのに・・・

幼馴染とかヘタレとか全然萌えじゃなかった高志が、忍のふ
とした行動を可愛く思えちゃったり、時々見せる男らしい部
分を意識するようになり、萌えとかとは関係無く、忍自身を
好きになっちゃうという話。

女王様になりきれない高志もカワイイけど、タカちゃん大好
きな忍が健気なワンコで可愛かったですね〜v
強引にキスしちゃって、泣いてお詫びするなんてもうv あと
萌えたかどうか、何度も聞こうとするのもv
「俺はずっとタカちゃんのこと好きだったよ ・・・恋人のフリ
なんて 幸せだけど切なかったよ・・・」こういうちょっと乙女
チックなとこ、ホント上手い!
そんなに大した事件も起きないのに、何でこんなにワクワク
しちゃうんだろう、村上作品って。纏ってる空気がモモイロ
なんですよね〜v

きっとこれから、天然エロフェロモンをガンガン出して、高
志がメロメロにされちゃうんだろうな〜っと期待させてくれ
る良いエンディングでした。買ってきたBL本をすごく活用し
てくれそうなw


短編『マイ・フェア・プリンス』は、テーマパークで太陽の
王子と月の王子という天敵同士の王子を演じている二人。本
当は仕事中は仲良くしちゃいけないのに、クールな設定の月
の王子・佐久間が本来良い人だったり、そんな佐久間を太陽
の王子・広尾は好きだったり・・・っていう話。こちらもちょっ
とヘタレ攻な感じでしょうか。ヘタレなのにテクありって、
萌えますw 普通に面白かったです。

 
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恋することに無駄なコト/村上左知 【KAREN】


〔2009/12/28〕

★★★☆☆

キスすら未経験のオクテな夕貴は、クラスメイトの直に
こっそり片想い中。男好きで経験豊富な兄・水貴みたい
にはならない!と心に決めてきたけど・・・直に突然キスを
迫られ、これは期待しちゃっても、いいのかな・・・?
だけどそんな夕貴に直は「水貴に似てるね」なんて笑っ
て・・・。もしかして俺って、水貴の代わりなの!? 

夕貴と直は中学時代からの友人で、夕貴にとって直は、
初恋の人であり、その想いは現在進行形。男を取っかえ
ひっかえの経験豊富な兄・水貴にホモを指摘され、意地に
なって否定するものの、直への想いは間違いなく恋だと気
付いている。しかし水貴のようにいい加減な付き合いはし
たくないし、何より直とはずっと親友でいたいので、その
想いを告げるつもりはないし、身体の関係なんてなくても
いいと思っている。そんな時、水貴から「直はネコだと
思うぜ?」と言われ、今まで考えてもみなかった、抱く
抱かれるということが頭をよぎるようになる。しかもその
翌日に、いつものように屋上に二人でいたところ、直が
「いろいろ試してみない?」と言ってきて・・・

「村上さん」の「KAREN」ということで、もしかしてネコ
×ネコか〜?と思ったら、本当にポイ話でした。
それまでHなんかいらないと思っていた、というより水貴の
酷さを知ってるだけに、そう思いたかった夕貴が、水貴に言
われて直への欲望を自覚し、直は屋上から見える夕貴に良く
似た水貴の情事に触発されて、夕貴そのものと試したくなる
・・・という、お互いキスも初めての、言葉足らずな二人が、ゆ
〜っくり解りあっていくという話。

読んでる方としては、完全に二人は両想いで、夕貴が、直の
好きな人は水貴なんだ・・・と勘違いしているだけっていうのが
丸わかりなので、そこんとこが物足りなくはありますが、不
器用で鈍感で、中々伝わらないもどかしさを楽しむことがで
きるのは、まさに村上さんって感じでした。間違っても、アッ
プテンポで読んではいかんですね。じんわりと嘗め回すよう
に読むと、ニヤ〜っとしちゃいますね。おぼこいの〜。

夕貴が嫌ってるので、水貴がヤな奴なのかと思ったら、意外
に本人は真面目に恋をして、でも中々本当の恋に辿り着けず、
それでそういう結果になっちゃってるだけなのかもしれない
な・・・ってのが、最後の辺の兄弟のシーンで垣間見れたのが良
かったです。しかも水貴がネコってのが、何かいいなと。

そういうわけで、純情夕貴が勘違いしてただけで、最初から
両想いカップルなので、危なっかしさがなかった分、いつも
のようなトキメキが少なかったんですが、でもこういうポヤー
ンとした二人も、たまにはいいですね。全編薄ピンク、みたいな。


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恋をしたらどうなるの/村上左知 【AQUA】

 
〔2009/9/12〕

★★★☆☆

超絶美少年で学園アイドルのヒカルは、モテるのに
実は超ド級の潔癖症。大人の女も男もダメで、なん
とか付き合えるのは中性的男子のみ。それも触れら
れたりすれば途端に吐いてしまう。だけど、幼馴染の
青衣にだけはなぜか触れられても平気。男らしくて
ムサいけど、頼れる友達だから・・・と思っていたら、
いきなりキスされそうになって!?

いわゆる美少年のヒカルは、モテるんだけど、超ド級
の潔癖症なため、女はダメ、男もダメで、触られれば
吐いてしまうほど。辛うじて中性的な美少年くらいは
大丈夫なのだが、それもプラトニックなお付き合いに
留まっている。こんなんでは一生恋なんて・・・と思って
いたのだが、何故か親友で幼馴染の青衣にだけは
大丈夫で・・・

という、ツンデレ美少年が幼馴染への恋を自覚して
始まる、脳みそは思春期全開、でも大事に進めていく
ほんわかラブになってます。

話としては、二人がどうやって本懐を遂げるのか・・・
みたいなものなので、そんなに深みはないですが、表
情も台詞も間も絶妙で、しっかりと若いコなりのいじら
しさが出ていて、相変わらずキュートな男子を描くな〜
って感じで、満足です。

まぁとにかく、ヒカルが一人グルグルなのも可愛いです
が、一見淡白そうな青衣が、結構ポロリとエロオヤジな
台詞を言うのが、妙にツボりました。ずっと我慢してたん
だろうなっていうのが良く出ていて、ヒカルのGOサイン
が出て、完璧止まらなくなってる感じが萌えです。
描き下ろしのラブラブもよろしい。


あとは短編で 『君を見てると少しだけ』 というのが入って
いて、こちらはエロマンガ家×喫茶店の店員くんの話。
店員・国広くんをついつい熱い視線で見つめてしまう渋谷
に、国広くんが何度も「やらしい」と口にするのがやらしい
と思いますw

そういうわけで、いつもよりカップルに安定感がありすぎる
ので、比較的ドキドキが少なかったような気はしますが、
やっぱりこの雰囲気は好きだな〜と。そう思います。


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眠れぬ夜は誰のせい/村上左知 【KAREN】


〔2009/4/28〕

★★★★☆

ホモ嫌いの雅と真性ゲイの修平。
ゆきずりで、カラダだけ繋げたふたりだったけど、なんと再会、
しかも男子寮の同室に!?
なーんか気まずい、でも気になる。だけど純情なクセに「恋愛
とセックスは別」なんていう修平の恋愛観に雅はついていけな
くて・・・。

全寮制男子校・光星高校の生徒・雅は、繁華街のコンビニで
バイトしている。そこはちょっとした待ちのスポットになって
いる。ある日、可愛らしい男子がいつまでも立って、相手を
探していることが気になった雅は、何気なく声をかけると、
相手は「君がいい・・・」と言ってきて、勢いで関係を持ってし
まう。自分はストレートで、ゲイが苦手なはずなのに・・・と戸
惑う雅。眠れない夜を過ごした翌日、何とその相手・修平が
同じ学校に転入してきた。しかも同じ部屋になってしまい・・・

ゲイ嫌いなはずなんだけど、何だか常に修平のことが気にな
ってドキドキしっぱなしで、嫉妬心なんかも芽生えていって、
でもそんな自分を認めたくなかったりする雅と、ゲイだと自覚
しながらもこれまで押さえ込んでストレスをためまくってきて、
だから「恋愛とカラダは別」で良い、なんて割り切った風な
ことを言いながら、その言葉に違和感を感じるような天然純粋
な修平という、二人のキャラの可愛さと、すれ違いと歩み寄り
の絶妙な距離感が絶品な話でした。

とにかく可愛い〜。二人とも可愛い。まず最初の「君がいいって
言ったの 本気だったりして・・・ へへ・・・」と修平が、きゅっと
雅の手を取ったコマ。ちっちゃいんだけど、ここでまずズキュン!
きましたね。その後は、もう何か、ず〜〜〜〜っとトキメキ続き
でした。わざとゆーっくり読んで、ほわ〜っとした空気を自分の
中で循環させながら読むと(意味不明!?)たまんないですね。
間が絶妙すぎて、いちいち萌えます。
今回、いつものKARENモノの、ネコ×ネコではなく、すごく王道
にノンケ×ゲイだったのがいい感じ。あとがきで、攻が受っぽく、
受がハァハァしすぎ・・・とありましたが、バランスは全然悪くない
し、むしろ好きな塩梅でしたよ(笑)


そしてもうひとつのカップル、雅の幼馴なじみでワンコ系・篠井
と、クールそうで実は天然な寮長・河野先輩の『眠れぬ夜は君の
せい』も、すごい良かったですね〜。
こっちのカプ好きな人、多そう!篠井の、先輩大好き!とグイグイ
進むオバカ具合と、でも実は気遣いの人というギャップがとても
魅力的だし、先輩は次々弱いとこが見えてきて可愛さが増して
いくし。色々と上手かったです。

そんなわけで、ナチュラルに可愛い男子が満喫できて、大満足。
何回でも読めちゃうな。


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僕の知らない恋の話/村上左知 【光文社】


〔2009/3/26〕

★★★★☆

有間は健気で一途な天然フェロモンだだ漏れの恋人・佐伯
を溺愛するが、彼はかつて隣人タナカの恋人で、自分のほ
うへ乗り換えさせたという過去があった。
一方、元恋人から強要されたSMプレイの傷痕を残す佐伯
は、有間の優しさに触れるたびに不安を覚える日々だった
が・・・・・・。

『君がつけた愛のしるし』『僕の知らない恋の話(2話)』が、
前の コミックス『木曜日の恋人』に収録されていた『隣りの
あの人』『クリスマスの夜ですが』『隣りの恋人』の続編、
有間×佐伯カップルです。

前回に引き続き、あ〜もぉ、悶えた〜。
有間の隣人・タナカのセフレで、ハードなプレイを強要されて
いた佐伯さんを、ノンケの有間が奪い、上手く包み込んで、メロ
メロにさせちゃうという、とっても雰囲気が良くて大好きな話
でしたが・・・ 今回も、雰囲気上手すぎて、ホント萌えました。

劇的エピソードなんかはないんですけど、とにかく二人の愛ある
やりとりが、いちいちたまんないですね。話し全体にフィルター
が掛かったような、ほっこり感があって、すごくスローなテンポ
でかみ締めるように読むのが心地良いです。
そして佐伯さん!自覚の無い誘い受に、萌え死に寸前。
何だろう。元々地味に色気を出すのが上手い方ですけど、この光
文社シリーズの3冊は、飛びぬけていいですよね〜。とにかく
終始トキメキっぱなしでした。すんごくいいカップル。


『夜、君に会いにいく』は、コミックス『木曜日の恋人』の中の
『夜、君の夢をみる』、コミックス『夜、君の愛を知る』の性格
正反対な会社の同期、来島×皆見カップル。恋人になっても尚、
何かと消極的な皆見だけど、実はあなたが思ってる以上に、来島
は夢中なのよ・・・ という。あ〜ここも超ラブラブで良いねぇ。


『いつかそんな日が』は、コミックス『夜、君の愛を知る』に収録
の『本日のメニュー』の、辰巳×彰の幼馴染カップルの、高校時代
の話。うひゃ、カワイイ。キュンとさせる空気が上手いよな〜。


そして『最低なあなた』は、出ました、タナカ!SM趣味ゆえに
佐伯さんを傷つけ、結局隣の住人・有間に取られてしまったタナカ
が駅前のゲイバーで出会ったコ・水沢は、何と有間の高校時代の
友人で・・・ というのが今回の表題作で出てましたが、その出逢い
のシーンがちょこっと描かれていて、それがまた、サイテー(笑)
しかも自覚してるから、更に変。そしてその後の二人の付き合い
はどのようになっているかという話。この水沢くんが、ドS男の
扱いが上手いから、何だかタナカが可愛く見えてくるというね。

というわけで、あれもこれもキュンキュンきちゃって大変。
表情も間もセリフも、いいとこ突いてくれるなぁ。
タナカカップル以外は、全てメガネ受ですねぇ。そこがまたこう、
ちょっとした壁を作ってる感じがあって、攻がちょっかい出したく
なる、みたいな。いや〜好きだなぁ。


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キミのとりこ/村上左知 【双葉社】


〔2006/9/12〕

★★☆☆☆

犢イ瓠
弟・千晶を見つめる友人・詠の熱っぽい視線を、いつも
感じていた兄の千鶴。だがある日詠に「好きな人はいな
いのか」と聞かれて千鶴の気持ちはゆれる。
恋愛なんて興味がないと思ってた、でも千明に向けられ
る詠のまなざしが気になって・・・。

開始3ページでオチの見える、超ド定番な話なんですけ
ど、村上さんらしい絶妙な空気感にドキドキ。
しかーし、この本。この描き下ろしの表題作以外は、3
作とも全てかなり昔('98〜00)のもので、しかもほっと
んどBLじゃありません。嫌いな話なわけじゃないですけ
ど、表題作と抱き合わせ感は否めないという感じで、
どうもすっきりしない。村上さんのは 『メモリーポケッ
ト』
『甘いてのひら』 と古い作品を纏めたものがよく
出てるようですけど、どうだろう。今の作品がいい感じ
なだけに、未熟な時代のを見せられて逆にマイナスな
印象しかないんだけど。折角の表題作も勿体無い。


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メモリーポケット/村上左知 【Daito】


〔2006/7/10〕

★★☆☆☆

骨董屋の兄・良多が買ってきた“懐中人形”のさつき。
彼を永い眠りから目覚めさせたのは、世良のキスだった。
よく笑うさつきに、とまどいながらも惹かれていく世良。
だが、涙とともに落ちるネジの最後の1個が落ちた時、
さつきは本当の人形になって、もう二度と目覚めないと
いう・・・。

という『眠り天使』のその後を描いた『眠り天使 その後』
だけが描き下ろしで、後はデビュー直後くらいのかなり
古い作品になります。なので、絵も全然違いますし、
内容も今のゲイだネコだの話ではなく、ファンタジー寄り。
あーこういう時代もあったんだなぁ、ってね。


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俺の気も知らないで/村上左知 【BBC】


〔2003/12/10〕

★★★☆☆

新宿三丁目のダイニングカフェ“3rd Party”。アヤシイ
店ではない・・・ハズだけどやっぱそのテの奴らが集まる場所。
新入りバイト、俺・二宮紘(こう)はこの店で生まれて初め
て男を抱きたい恋をした。

音大生の二宮は金に困っていた。稼げるとホストのバイトを
始めるが肌に合わず、次に働くことになったダイニングカフ
ェは、ノンケの自分には馴染みの無い、ゲイの集まる店。
ゲイで遊び人のシェフ・首堂に、最初は苦手意識を持っていた
二宮だったが、次第に彼を可愛いと思い始める。そんな時、
家賃を払えず同居人から同居を解消された二宮を、首堂が
拾ってくれて・・・

リバ好きさんだなぁ〜というのが、一番の感想ですね。
結果、二人がリバってはないんだけど(首堂のみ受転向で、
ラストにリバ宣言はあり)どっちがネコるか(受ではなく
ネコという表現がらしい)ってのが多く語られるので、こ
んな可愛らしい絵のくせに結構リアルゲイっぽい。
今回は特に、攻がノンケなので、その部分での壁もあって
やたらと「ネコ、ネコ」連発してたような気がする。
元々ネコ体質な首堂が、受になっちゃったらもっと可愛く
なっちゃって、何かイイわ、このカプ。

同時収録の『KISSをさせてよ』ですが、こちらも受攻が、
他の人から見たら逆なカップルという話なので、一冊
丸ごと「抱く、抱かれる」みたいな話しばっかになって
ますね(笑)ま、らしいですよ。可愛く描けてると思います。


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イトラコナゾール