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蝶よ花よ/紺色ルナ 【麗人】


〔2014/1/27〕


★★★☆☆

虫籠の中で、息がつまるほど愛されて・・・。そんな時、太陽の
ような君と出会った。
病弱で学校を休みがちな高校生の壱葉(いちは)は面倒を見て
くれている腹違いの兄、叶(かのう)と彩(さや)の二人から
行き過ぎなほど愛されている。そのことに何の疑問も感じずに
過ごしてきた壱葉だったが、ある日バス停で倒れてしまったと
ころを助けてくれた同級生の瀬尾と触れ合うようになって以来、
これまで経験したことのない甘い衝動を感じるようになって・・・。
四つの心と身体が入り乱れせめぎあう、 甘く切ないインモラル
・ラブストーリー!!

いつも可愛らしい絵柄なのに陰があって、独特のムードを持っ
た作家さんですが、今回は一段と仄暗くて耽美で、良い意味で
BLらしいBLだったんじゃないかなという感じがします。

表題作は全3話。歳の離れた腹違いの二人の兄に過度に愛され
てきた病弱な壱葉は、久々に登校したもののバス停で倒れてし
まう。そこに居合わせて助けてくれた他校の生徒・瀬尾と、そ
の後も会ううちに・・・という話。
過度な庇護欲・独占欲を抱いている二人の兄との生活しか知ら
ずそれで満足していたのに、外の世界を知ってしまって飛び立
たずにはいられなくなってしまう末っ子の話でした。しかも恋
した相手は実の弟だったという、近親のち もっと近親という。
正直 、ガチ兄弟は少し苦手だったりするんですが、世界観に
ブレがないので、何か流されてこの世界に浸ってみてもいいか
なと思えるんですよね。まぁ都合良くできすぎてる感じも無き
にしも非ずですが、静かに淡々と話が進められていくのが面白
かったです。

『鬼さんこちら』は、部長との不倫疑惑の末、田舎町に飛ばさ
れたリーマン・勢田が、下宿先の神社の息子で特殊な能力を持
っているため年寄りから生き神のように崇められている高校生
の冬と出会い・・・という話。鬼がどうこうという、ちょっぴり
興味のない話でしたがw、エンディングが含みのある感じで面
白かったです。何ならもっと先のドロドロな感じも味わってみ
たかったかも。好みじゃないけど、怖いもの見たさみたいなw

『花と青空と夏の終わり』は、1つ年上の幼馴染・裕児に憧れ、
ずっと追いかけてきた花緒が、恋人同士になれた今、これまで
のことを振り返ってみるという話。昔も今もオバカで、ゆうち
ゃん大好きな花緒が可愛いv ゆうちゃんの黒さにスカッとしま
した。

『鬼灯の実には毒がある』は、鬼屋敷家の血が流れていない次
期当主・嵐と、嵐に恋愛感情を持たれていることに気付きながら
気付かぬふりで仕え、縁談を見守る須見という話。これもまた
この後ドロドロしていきそうだな〜というエンディングでしたね。

『花と青空と〜』は少し明るめでしたが(それでも痛々しい表現
は少しありましたが)いずれも仄暗くてお耽美な感じで、中々
味わい深かったです。あとがきでもちらっと触れていましたが、
まさにこれが他の出版社から出ていたら何かモヤモヤしたのかも
と思うんですが、麗人だからハマるフェイドアウト具合なのかも
しれないなという感じがします。続柄や場面設定、時代背景など
に囚われていなくて、ある意味紺色ルナさんらしさが出ている話
ばかりだったような気がします。暗いの好き!という人はもっと
楽しめそう。


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