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玩具のように、僕は/金田正太郎 【ルチル】


〔2012/12/24〕


★★★☆☆

文芸部の後輩・滝沢の書いた小説を読んでみぞおち辺りが
ざわついて落ち着かなくなってしまった上田は滝沢と距離
を置くように。あれから十二年・・・編集者となった上田が
訪ねたのは、売れっ子官能小説家の自宅。そして、そんな
彼を迎えたのは、あの時の後輩・滝沢だった・・・。小説執筆
の為ならと、滝沢の命令を何でも聞くことを約束した上田。
しかし、その命令とは上田を辱める内容で・・・!?
表題作ほか、さまざまな愛の形を描いた作品集。

表題作は精神的SMな話。耽美さ漂う世界観が好きな人
には面白いだろうなと思います。個人的には、何だか陰湿
な感じがして、あんまり好きな話では無かったです。

『弟じゃあるまいし』は、子供の頃からの想いが通じて、
隣に住む10歳年上の幼馴染・夏海と3年前から付き合って
いる大学生の透だったけど・・・と、判り難い年上の受に、
年下が一人であれこれ考えて不安になっちゃう話でした。
出だしの、アホっぽい透は好きな感じだったんですが、弟
どうこうでモメているシーンが、何かごちゃごちゃしてい
て、正直面倒くさいな〜とw

『カキ氷のカレ』は、昔可愛がっていた幸がテキ屋として
町にやってきたため、10年ぶりに再会した文太は、幸のこ
とが気になって頻繁に顔を出すようになるが・・・というよう
な話。これも年の差があって、弟扱いが嫌だとか、回想シ
ーンはマグカップを抱えている姿だったり、何かさっきの
とすごく似ている場面の多い話でしたね。折角のオジサン
受でしたが、そこで終わりなのはちょっと残念。

『砂糖菓子のカレ』は、祖父の跡を継ぎ、一人でケーキ屋
をやっている忍の元に、3ヶ月前、製菓学校の生徒・安見
が修行をさせて欲しいとやってきて、次第に惹かれていく
ものの・・・という話。安見の気持ちは判っていたものの、そ
こまで切羽詰った感じはしてなかったので、押し倒したと
ころは少し変な感じがしてしまいました。あとは、諸々が
スコンと省略されちゃってて残念w

『臆病者の恋』は、アパートの隣人で年下の内海のことを、
最初は絡みにくいと思っていた那智だったけど、一緒に過
ごすようになって・・・という話。短編なのでしょうがないと
思いますが、好きになる展開が早いですね。ほんわ〜とし
たムードは好きでした。

『妄想カフェイン』は、珈琲店のマスターとお客さんのリ
ーマンの話。マスターが時々エロ妄想を・・・という感じなん
ですが、何か場面展開が独特でちょっと苦手。

表題作が1話と、2010〜2011年にCIELで掲載された
5作品を収録の短編集でした。全体的にテンションが低め
で、どこかもっさりしているというか若さが無いのでw、
そういう点ではあまり好みでは無いんですが、判りやすい
ですし、サラッと読むにはいいのかなという感じです。
何かちょっと、ダメ出しというか、気になるところがあっ
たのでつい書き出してしまってますが、普通に楽しかった
です。表題作より他の話の方が好きでした。しかし見事に
全作品、年下攻でしたね。


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