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夕陽に及ぶ/日野ガラス 【drap】


〔2012/9/25〕


★★★☆☆

実兄に異常なまでに執着する怜二。そんな怜二の前に高校教
師・芳塚が現れる。全てを知った上で優しく接してくれる芳
塚に次第に心を開いていく怜二だったが、ある夕暮れの放課
後、彼から突然キスをされて・・・?

前作『恋愛軌道』に収録の『レッドライン』で、病んでる弟
として登場していた怜二が、ブラコンを卒業して兄より好き
な人を見つけるという話。そちらをあまり覚えてなくても特
に問題はありませんでしたので、読んでない方でも大丈夫だ
と思います。

学校を休みがちな小野崎怜二の生活指導を担当することにな
ってしまった、副担任の芳塚。金髪にピアスという見た目で
無口な生徒のため、最初は苦戦していた芳塚だったが、たま
たま兄弟の話をしたことから、小野崎が少しずつ懐いてくる
ように。だがある日芳塚は、ふいに小野崎への想いが溢れキ
スをしてしまい・・・。
というわけで、何やら兄のことが大好きらしい小野崎と、そ
んな彼を毎日指導するうちに惹かれてしまった先生が、少し
ずつ近付いていくという、しっとりとした話。

実は好きな部分と苦手な部分が混在していて、結構複雑な気
持ちなんですが、トータルで見ると面白かったです。
というのもこの方、毎度かなりポエミーな作風なわけですが、
それを特に強調するモノローグの数々と、突然キスしちゃう
ような少女漫画のようなノリがどうも苦手で。
特に前半はどうしようと思ったものですがw、段々慣れてき
ていい感じになり、結局、先生にちゃんと気持ちを伝えに行
って拒絶されても、最後には見送りにきた小野崎にも、こら
えていた想いをぶっちゃけた先生にも、数ヶ月後のラブラブ
な二人にもウルウルさせられたので、結果的には満足ですv

ただ、小野崎がなぜ、金髪ピアスをいつまでも直さなかった
のか。きっと途中からは、そうしている限り先生との指導の
時間が過ごせるという想いがあったのかもしれないですが、
何か読んでいる限り、そこまで小野崎側の気持ちに盛り上が
りは感じられなかったんですよね。やはり兄に特別な気持ち
を持っているという設定なので、それを上回るほどの先生へ
の気持ちが、もう少し必要だったような気もします。

でも、先生がとってもマジメでもどかしいんだけど、この誠
実さが見事に小野崎の心を解きほぐしたんだなという、中々
心温まる読後感で、良かったと思います。
ちょっとセンチメンタルな気分の時に読むと(自分にはそん
なタイミングは皆無ですがw)センシティブにどっぷり漬か
れて、もっと楽しめそうな気がしますね。


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