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爪先に光路図/青井秋 【HertZ】


〔2012/5/26〕

★★★☆☆

大学生の岩井は、ある日、菌類学者の助手のバイトを紹介される。
訪れた先で待っていたのは、室田という気難しそうな男だった。
最初は不安を感じていた岩井だったが、室田の教えてくれる未知
の世界に触れたり、生活能力のない室田の世話を焼いたりする毎
日は、楽しいものだった。そんな時間の中、岩井は次第に室田に
心惹かれていき・・・・・・

初コミックスの作家さんですが、独特の雰囲気で、中々貫禄のあ
る感じでした。正直、恋愛の話としては少し物足りないので、自
分としては大満足というわけでは無かったんですが、丁寧に描こ
うとしていて、色々と誠実な印象だったので、話にそれほど盛り
上がりがなくても納得できた感じです。俗っぽさを好まない、少
しファンタジックな世界観が好きな人なら、結構ハマりそうです
よね。

表題作は前中後編の3話。
大学生の岩井が教授の紹介で、変り者だと有名な菌類学者・室田
の元での助手のバイトを紹介され、それまで全く縁のなかった菌
類に興味を持ち出し、それと同時に不器用だけど優しい室田に惹
かれていって・・・という話。
土台的には良くある感じですね。しかしそこに、鮮やかな植物達
の絵柄や、とてもしっとり上品なモノローグが加わったりと、独
自の味付けが珍しい感じで素敵でした。

『さかなの体温』は、眠っている人の体内から出てくる「魚」が
見える高校生・広隆と、親友・誠司の話。かなり不思議ちゃんな
話ですが、読み難さは無かったです。しっとりして雰囲気がある
ので、好きな人は好きだろうなという。

『八月、夏の底』は、祖父が亡くなり田舎を訪れた春彦がそこで、
不思議な少年・こうに出会って・・・という、青年と狐の子の話。
泥だらけになってお供えの花を探していたこうにグッときてしま
いました。こういう話には結構弱いので、この本の中ではこれが
一番好きでした。

全体的に無口な印象で品があって、最後にフワッと恋に落ちると
いう感じでした。私はどちらかというと、ズバズバ切り込むラブ
コメなんかの方が好きなので、めちゃくちゃ好みとは行きません
でしたが、不思議な味があるのでまた違う話も読んでみたいなと
思いました。


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