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初恋のあとさき/日高ショーコ 【花音】


〔2012/2/28〕

★★★☆☆

仁科が打ち合わせに訪れたカフェは、学生時代の親友・美
山がオーナーを務める店だった。10年振りの再会を懐かし
む仁科とは対照的に、美山は自分を覚えていないかのよう
に素っ気ない。確かに存在した“友情以上”の関係。切ない
「初恋」だったあの頃にはもう戻れないのか・・・?

仕事でとあるカフェを訪れた仁科は、10年前の高校時代に
友人以上の関係にあった美山と再会した。しかし美山の方
はまるで覚えていないかのような態度。気になって再び店
を訪れた仁科だったが・・・。

『シグナル』『嵐のあと』のシリーズの3冊目。『嵐のあ
と』での美山がちょっと思い出せなかったのですが、問題
無く読めました。面白かったですv

高校時代、美山の方から好意を示してきて、その自分だけ
に懐いてくる優越感から流されて関係を持っていたものの、
美山の一途さが怖くて、また男同士で続けていくことや周
りの目に対する怖さから、つい酷い言葉で美山を切り捨て
てしまった仁科が、美山と再会したことで、いかに自分に
とっての美山の存在が大きいものだったのかを自覚して、
今の自分でやり直したいと思い・・・という再会ラブ。

まぁ、自分から捨てておいて勝手なヤツ!なんですけどね。
しかし高校生時分には、はっきり決断してしまうのはすご
く難しいテーマだろうなと思いますよね。恐くて当たり前。
そういう、大人になってからの思いと若い時代の思い、美
山の救われなかった想いへの切なさと、取り戻せない時間
へのやるせなさなど色んな部分が、今の冷めた感じの美山
に高校時代の一生懸命に仁科を愛する無垢な美山のイメー
ジを重ねることで表現されているのが、切なくて可愛くて
ギュッと胸を締め付けられる思いでした。

しかも今となっては美山の方も、当時仁科の真面目な性格
を解っていて自分の押しを拒絶できないのを利用していた
というのを自覚していることに、何かゾクッとしました。
あの必死さの中に無自覚にそんな想いもあったんだな、無
邪気って怖いよな〜という。

仁科のことが原因で誰とも深く付き合えなかった美山にも、
結婚したもののやはりちゃんと愛することができなかった
仁科にも、相手を思いやることのできる恋愛を再スタート
させられる、運命的な再会になりましたね。特に仁科は人
としてすごく変わっていきそうな気がします。
本当、どちらかというと静寂といった画面なのに、目が語
りますね〜。実は最初は自分的にはそんなにくるものが無
かったんですが、読み返していくうちに、徐々に好きな気
持ちが増していった感じでした。

『double line』は、『嵐のあと』の2年後に当たる話で、
一緒に暮らしている榊と岡田。相変わらず、いつ破局して
もおかしくないようなピリピリとした二人ですが、そこか
らちゃんとHに・・・というのが萌えますねv 他人にはわか
らない、これが彼らの距離感なんだろうなと。

そして表題作の描き下ろし。普段から、リバに関しては別
にどうでもよくってw、肯定も否定の気持ちも持たない自
分ですが、このリバは良かった〜! 本編の「どっちでもい
けるよ」になってしまったこの10年の美山ってば〜みたい
な萌えから、この描き下ろしへの溶け合うようなリバへの
流れが、大変素晴らしかったですvできればもう複数回分、
見てみたかったかもw


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