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恋愛軌道/日野ガラス 【drap】


〔2011/4/25〕


★★★☆☆

同じ大学に通う富浦と白佐木は、ひょんな事からお互
いがゲイだと知る。親近感から急速に親しくなってい
く二人は、惹かれ合いながらも、ずっと一緒にいられ
る関係を選ぶのだが・・・?

表題作は3話と、3年後を描いた描き下ろし。
ある日男ともめているアパートの隣人が、同じ大学の
同じゼミの顔見知り・白佐木だと知った富浦。お互い
にゲイだということがわかり、友人として親しくなる。
やがて互いに意識し始めるものの、関係を無くすこと
を恐れるあまり・・・。

互いに惹かれ合いながらも、初めて自分の性癖も包み
隠さず打ち明けられる唯一の友人となったことで、そ
れ以上距離を縮めることを恐れる二人が、とても微妙
な距離を保っているという話が1話目。
独特のセンシティブな空気で、触れれば弾けそうな緊
迫感が上手く描かれていて、軽くキュンとさせられる
表題作でした。

こういう話は良くあるので、新鮮味という面ではやや
物足りないし、会話やモノローグがちょっとばかり無
理してる感じもあり、完成度としてはどうなんだろう
と思うんですが、しかしこの、空気が緩んだり張りつ
めたりという、作品の持つ匂いは中々面白いなと思い
ますね。

2、3話目は前後編になっていて、それから2年後。
ふざけて軽いキス程度はし、部屋の鍵も交換し合って
いるものの、変わらず友人として付き合っている二人。
白佐木が自分のことを好きだということを常に感じて
いる富浦は、このままでもいいと思っているものの、
他の人と白佐木が仲良くしていることには嫉妬してし
まったりして・・・。

というわけで、2年間の生殺し期間を経て恋人になる
という話が前半。後半はひたすらじっくり求め合う二
人というエロをメインとした話。自分から友達でいた
いと言った手前、今更付き合いたいとも言い出せずに、
でも端から見ると好きが丸出しになっている富浦が可
愛かったです。思春期の二人が、2年間も〜!?とい
う違和感はありますがw、それありきのじっくりエロ
だったと思うので、まぁいいですw エロ自体は露骨
にエロくはないですが、ちゃんと触れ合うことに意味
を感じられるエロで良かったなと。ま、ちと長くねー
か?って感じですがw


『コトノハ』(前後編)は、男にフラれたばかりの左
宮が、同じ大学の友人でノンケの藤城と、酔った流れ
でうっかり関係を持ってしまい・・・という話。
本当は前から藤城のことを好きだった左宮は、藤城が
責任を感じ謝ってくることが苦しくなってしまうとい
うのが前半で、後半は実は自分は左宮が好きなのか?
という藤城目線にスイッチ。
うんまぁ、結構クサいですが、慣れてる風の左宮が実
はピュアというのが切なくて良かったです。
藤城の髪型はどうなんだ・・・と思ったら、あとがきで
反省されてましたねw

『レッドライン』は、八木と小野崎という恋人同士を
前に、小野崎を好きな弟の怜二が・・・という、ちょっぴ
り怪しい雰囲気の漂う話。これは過去作品の『フェテ
ィッシュ』が好きだった人には合いそうですね。私は
こういう察しろ系の話は苦手なので、あんまり面白い
と思いませんでした。

というわけで、割とひねらずストレートな話なんだけ
ど、独自のムードで上手く演出できているというとこ
ろは好感度高いです。1冊目の『青年は愛を乞う』は、
悩みの内容が自分の好みと一致しなかったため、そこ
が気持ち悪かったんですが今回は良い感じでした。
ただ、冷静に考えてみると、彼らの「好き」って何な
んだろう・・・と感じてしまうところも無きにしも非ず。
まぁでも、程好くキュンを誘う繊細な雰囲気は、他に
はあまり無い魅力かなと思います。


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