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葉隠の恋/水上シン 【花音】


〔2004/9/29〕

★★★☆☆

元気な若侍・与次の想い人は、幼馴染みで学問所の先生・
元春。主君に苦言し罷免された真面目一徹侍だ。勉強の後
で二人きりになっても真剣な顔で「衆道の心得」を説き、
与次の求愛をはぐらかす。気持ちは同じみたいなのに、応
えてくれないのは、浪人中だから・・・!?江戸から幕末、
そして明治へ。波瀾の時代に運命の人に出会ってしまった
日本男児達の痛快★ラブストーリー集!

水上さんは、個性の強い絵柄だし、時代設定も得意な物じ
ゃないのが多いので、つい避けがちなんですけど、実は結
構面白いんですよね〜。単純明快で、しっかり色気があっ
て、何気にポップだなと。もっと他のも読んでみます。

表題作は、浪人で学問所の先生・元春と、子供の頃から
10年も元春大好きな幼馴染みでヤンチャな与次の話。
年頃になった与次に本当は惹かれているくせに、浪人だか
らといまいち決意できないヘタレな元春と、お茶目な与次
のカップリングが、すごく可愛かったです。切ないオチか
と思ったら、そりゃ無理矢理だわwと笑えるエンディング
になっていたのも、楽しかったです。

『夢のかよい路』は、城戸家の次期当主・雪之介と、家臣
・藤十朗という幼馴染みの、身分差ラブ。恋文を渡しても
家臣という立場を考え全く反応してこない藤十朗に、一度
だけでも抱かれたい雪之介が、同じく幼馴染みで陰間茶屋
の主人・惣三に頼んで、雪之介そっくりの陰間に扮して・・・
という不器用な二人が可愛くて色っぽい話でした。
藤十朗は無骨そうで本当は、雪之介にこんなことをしたか
ったんだな〜と、思わずニヤニヤしてしまいますね。
ぶっちゃけ、そのパターン(陰間で逢引)で続けちゃえ!
って感じですw

『世界恋愛図譜』は、黒船で日本へやってきたカルブレー
ス提督が、16歳の侍・隼人に一目惚れし、船に拉致って・・・
という話。と聞くとドシリアスっぽいですが、互いに言葉
の通じない二人のため、隼人が言ってることをいちいち
良い方向に解釈して進めていく提督がエロオヤジのように
なってるのが、バカバカしくて愉快でした。

『躍る沫に玉の肌』は、東京から九州の辺鄙な町にやって
きた美人な新米教師・幸島が、ガキ大将的な生徒・浦賀に
・・・という話。ユキちゃんにムラムラな生徒達がアホ可愛く、
すわユキちゃん陵辱話なのか!?と思ったら、浦賀の一声
で違う方向に転んだりと、何かとノリノリで楽しかったです。

『やさしい暗闇』は、金持ちのやさぐれ息子が、越してき
た屋敷の裏の誰も住んでなさそうなあばら屋に石を投げた
ら、そこには怪しげな官能小説家・如月が住んでいて・・・
という、我侭坊ちゃんが調教されちゃう話。
雰囲気があってイイと思っていたら、最後に屋外で・・・とい
う、更に良いエロスがあってびっくり。シリアスっぽいん
だけど温かさもあって、何か上手いですね。

『白雪のその胸に』は、表題作にもいっぱい登場した、与次
の兄・景久と、与次の親友・雪之丞の話。健気なだけの雪之
丞かと思ったら、意外にも妖艶でした。

そういうわけで、ハズレなし。全部面白かったです。痛快。


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