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空のアンテナ/杉本亜未 【花丸】


〔2010/9/17〕


★★☆☆☆

ミュージシャンを目指す大学生・鳥井の前に現れたの
は、楽器の才能はすごいがどこか浮世離れした青年・
ヤマギシだった・・・・・・。お互いに惹かれつつも、自分
自身と葛藤しながら生き方を探る感動の表題作と明治
期同じ下宿に暮らす学生が厳しい現実のなかで夢を追
う「春やきぬらん」ほか「枯野行」「For my life」を
収録。さらに不気味でおかしい描き下ろしショート
「眼鏡奇譚」とあとがきも収録。

全てJUNEに掲載の作品で、表題作は'97年、「春や〜」
が'89年、「枯野行」'90年、「For〜」'89年と、か
なり初期のものを集めた1冊のようです。

表題作はバンドの話だったので、地雷かな・・・と思い
つつ読んだんですが、とにかく周りに煩わされること
なく生きてるヤマギシの性格が魅力的で、鳥井のモノ
ローグで進んでいく雰囲気も思ったよりすんなり入っ
てきて、普通に良い話だな〜という感じでした。絵本
に書いてあったメッセージ、泣けた〜。

『春やきぬらん』は明治時代、同じ下宿に住んでいる
画学生・筒井と、文士を志す清顕。芸術に対して風当
たりが強かった時代に・・・という、決して得意な設定
では無かったけれど、最後には爽やかさもあって、な
かなか良い話だと思いました。

『枯野行』は時代劇。全く興味の範疇外なので、設定
が飲み込めないまま読んでいたんですが、後半、二人
きりで逃げている様子、どうしようもなく惹かれてい
いる姿は、何か素敵でした。

『For my life』は、幼馴染の大学生、明博と界。話の
テンションもキャラも、いかにも昔のBLという感じ。
だけどちゃんとラブがあって嫌いじゃないです。

そんなわけで、全部古いので若干拒絶反応も起こりつ
つ、でも色んな単行本からこれを抜粋してきただけの
ことはあるなという、読み応えのある話ばかりでした。
今のBLとは明らかに世界が違うので、萌え〜とはなり
ませんが、その時々の全力が感じられて、それなりに
堪能できたかなと思います。

 
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