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王子の帰還/ぢゅん子 【HertZ】


〔2010/5/1〕

★★★☆☆

妹の結婚式に出席した佐竹航は、そこで再会した従兄弟・
史浩の姿に衝撃を受ける。かつて運痴のパーの超デブ男だ
った史浩が、なんと王子のごとき「いい男」へと変貌を遂
げていたのだ! 一方、昔はイケてたはずが今は冴えない
リーマンの自分・・・。そんなわが身を顧みて複雑な気持ちに
なる航だったが、史浩はあの頃と変らず航を慕ってきて・・・・・・

表題作は前後編。
昔はイケてなかった従兄弟・史浩が、王子のようなイケメ
ンになって登場。今や昔のようにイケてる自分ではなく、
疲れきったリーマンである航にとって、一緒にいて無条件
に好意を向けてくる史浩の存在は心地良い。しかしやがて、
憧れられることで、イケてた自分と現在の自分とのギャッ
プに打ちのめされていき・・・という、イケてるくせに航しか
見えていない残念さがハマりすぎのワンコの史浩と、素直
になれないツンデレ航の話。

タレ目ワンコ攻〜v萌えです。話はシンプルですが、二人
の関係性を表す表情や間が良かったですね。「舌出せよ、
史浩」エロ〜v


『メタモルフォシス』は全4話。
昆虫が好きな、ちょっと変わった律と幼馴染の恭弘。最近
律が入ったのは環境研究同好会という、虫マニアな会長・
尾田と二人だけの会。楽しそうに過ごす律を見て、安心す
る恭弘だったが、ある日尾田から謎の挑発を受けた恭弘は、
次第にイラつき始める。そんな時、律の意外な一面を見て
しまうと共に、尾田とのラブシーンを目撃してしまった恭
弘は、気持ち悪いと拒絶してしまうが、それは律への想い
に気付いた瞬間でもあり・・・

シリアス、イイじゃん!と、ぢゅん子さんへの評価がまた
アップした作品でした。定番な幼馴染モノなんだけど、あ
て馬・尾田により気付かされ、また尾田のアシストでくっ
つくという、脇役が非常に魅力的な話。しかもその尾田が
入ることで、主役二人の間に微妙な距離ができているので、
最後にグッと縮まった時の感動たるや。想いが近付けない
切なさにキュン、通じてキュンと、なかなかのキュン度で
した。


『彼のとなり』は全3話。
幼馴染の清水に彼女ができたことで、清水への想いを自覚
してしまった灰島は、それをもう一人の友人・鉢谷に相談
するが・・・
清水が「とりあえず付き合ってる」みたいなことを言った
ため、何だまだ自分にもチャンスあるじゃんと、鉢谷に協
力してもらって、自分の誕生日に二人きりでテーマパーク
に出かけたりしてウキウキな灰島だったけど、その後の食
事の席に、清水が彼女を呼び出していて、そこで彼女に接
する清水の表情を見て、完璧に失恋を自覚してしまう。そ
して灰島に呼び出された鉢谷は、その泣き顔を見て、灰島
への想いを自覚してしまう・・・ という、最初の方の鉢谷を
見る限り、灰島に惚れそうな雰囲気が無かっただけに、何
かこう、ズキュンときたなと。展開としては読めないこと
も無いはずというか、むしろ読め読めなくらいなのに、何
か上手かったですね。その後、嫉妬でメラメラと、鉢谷が
意外に熱い男だったのが、萌えでした。面白かった。


というわけで、1冊目『暴れん坊・彼氏』は 完全コメディ
で、しっとりも描けるのか?と思ったものですが、2冊目
『キミノート』 でしっかりその答えを出してくれ、そして
今回の3冊目で更に引き出し開けてきたな〜!と、見事に
実力を見せ付けてくれたような気がします。
個人的には、『メタモルフォシス』がベタな中にも今っぽさ
があって好きで、『彼のとなり』の青春全開で、キュンとさ
せることを意識しているような作風も好き。雑誌の都合もあ
るのかエロを控えめにしたことで、無理にそういう展開に行
くこともなく、気持ちに重点が置けたことが功を奏していて、
3冊の中では一番面白いんじゃないかなと思います。これか
らも楽しみな作家さんです。


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