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嘘みたいな話ですが/腰乃 【BBC】


〔2010/1/9〕

★★★★☆

カッコよくて仕事もできて、えらい男前の北川先輩に、キモい
ほど粘着してる後輩の中村くん。酒瓶相手に告白練習するよう
な乙女過ぎて変態で可哀想な彼は、妄想を武器に欲望のままに
北川に迫るが、先輩ってば・・・・・・予想以上に男前でした・・・ッvv!!

楽しくて何回も読んじゃってるせいで、感想書くヒマなかった
ですが、もうそろそろ書いとかなきゃですね。

表題作は、大好きな先輩・北川に、いつかきっと・・・と希望を
抱きつつも、到底そんな日は来ないだろうと、ヘタレな自分に
諦めを持ってる、でもやっぱり好き!っていう、半ばストーカ
ー気味に先輩のことを追っかける後輩・中村が、酔った先輩を
運良くお持ち帰りできてしまい、上げ膳据え膳、どうしましょ!
っていう話。

今回、中村が結構な変態っぷりなので、相変わらずの怒涛のモ
ノローグが生きまくってるわけですが、それを上回る、先輩の
男気たっぷりの畳み掛けるようなセリフがこれまた超絶インパ
クトで、何かキモい笑いが沸いてきてたまんないんですけどw
この細かいコマでいっぱいのセリフとモノローグにより、すごい
濃い画面なんですが、その細やかさのお陰でコマ送り的な流れで
見れちゃうのが臨場感を出してて、エロスがエロスwでした。
何なんだ?このいやらしさはw そして何だ、この感想はw

先輩が実は結構な男前だとわかるシーンがことごとく好きですね。
翌朝帰っていく後姿についたモノローグの素晴らしいこと。そし
て作業しているお尻を中村に見つめられている状況に対しての、
「俺ぁ よもやまさか 尻見られて恥ずかしいと思う日が 自分に
来るたあ 考えたこともなかったな」というセリフ!
その他も、書き出してしまうと延々続いてしまいそうなくらい、
面白いシーンとエロスで埋め尽くされてました。隙が無いですね。
あ、夢かと思ってガンガン攻める中村も非常に好きでしたw

それでこんなエロエロのくせに、びっくりするタイミングで乙女
な部分を見せてくれるのがおもろいなと。こんだけ豪快にヤっち
まってるくせに、こっそり手を繋いだり、隠れてキスしてときめ
いちゃってるヤロー共が愛しいなと。この緩急は、中々同じよう
に描ける人はいないだろうなと思いますよ。読み始めの衝撃もス
ゴイですが、何度読んでもいつまでもニヤニヤさせてくれる持続
力もスゴイです。


そして表題作は勿論面白かったですが、この本での自分的ナンバー
ワンは、『意外性の発展』。酔っ払ってデロデロの、守備範囲外
である会社の上司・荒巻を、自分家に連れ帰ることになってしま
ったゲイの神原が、お世話を焼く途中で荒巻の身体に意外なギャ
ップを発見し、止まんなくなっちゃったという、それだけの話な
んですが、この滑らかさにヤられました。何すか、この驚くほど
自然に行われる素股はw この素股のいやらしさは異常ですw
ここまで大胆にやっておいて、翌朝のメガネの動揺具合ってば。
続きを読みたい。

『明けの明星』『暴露の夜』は、片想いの相手・島田(ノンケ)
と二人きりで徹夜した後の早朝に、エロ話から発展してHに持ち
込んじゃった小峰、という話。両作品の描かれた時期にブランク
があるから、はっきり作風の変化が見て取れますね。
『明けの明星』の受の、それ絶対口に出しちゃったらまずいよ
ねっていう、疚しいことだらけのモノローグ、という芸風自体は
変わってないんですが、まだこう、前のめりな感じが薄いなと。
それに比べ『暴露の夜』では、思わずキタコレ!と心で呟いてし
まうほどに、畳み掛ける会話で埋め尽くされていて、読み手をグ
イグイ引き寄せていくパワーを感じます。前者も勿論面白いんで
すけど、もっと違う捻りが加わってきた感じがスゴイなと。

そんなわけで、やっぱこの人、スゴイです。これだけキャラの
独りよがりなモノローグとか、お互い思ってることを全部漏らさ
ず口に出しちゃう掛け合いとか、驚くほどの言葉を使っているに
も関わらず、痛さがないというか。一歩間違えると、オタっぽい
って言うんですかね。ほら、オタクの人が1聞かれたことに100
くらい自分の言葉で語っちゃうような、言ってみればちょっと気
持ち悪いよ、コイツ!という、そういう空気を持っていながら、
1つも理解できない部分は無く、邪魔になってるものも無く。か
といって無理してオサレ感を出そうとしている痛さも感じず、こ
れがスタンダードだと思わせてしまう説得力を持っているんだと
思います。きっと描いてる本人も、キャラがどう動いていくのか、
楽しくてしょうがないんじゃないだろうか、と思いますね。
いやホント、隅々まで面白いです。


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