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誘惑の羊/前田紅葉 【ショコラ】

 
〔2005/10/10 〕

★★★☆☆

人生に退屈していた放蕩貴族、アルベールの馬車の
前に、突如飛び出してきた神父のニコラ。天使のよう
に美しく無垢なニコラを堕とす・・・新しい遊びを思いつ
いたアルベールは「病気の子供を助けてほしい」と
いう彼の願いを叶えるが・・・。

遊び人貴族が、最初は退屈凌ぎに手を出すはずだっ
た神父の、無垢な部分に絆されていき、また神父も、
神に全てを捧げた身でありながら、彼に惹かれること
を抑えられない・・・という普通の話なんですが、結構、
このクサさは悪くないw 番外編では、アルベールに
拾われ、ずっと遣えてきたシモンの想いも描かれてます。

『海に棲む鷲』 は、海賊・イーグルと、王室海軍・ハリス。
かつて、ハリスの父親が艦長を務める船で、士官候補
生として乗っていたハリスは、火薬運びの下っ端・イー
グルと出会う。身分の差を越えた友情から、次第に愛し
合い、ずっと一緒にいる約束をした二人。しかしある日、
イーグルが艦を脱走し・・・ 
で、再会した時には、イーグルが海賊になってしまって
いた・・・という話なんですが、これが結構切ない。クサ
いと言えばクサいんですが、話の構成が上手いので、
グイグイ引き込まれてしまいました。表題作より好きかも。

『伯林浪漫譚』 は、明治維新後、ドイツに留学して2年
の数馬は、念願の伯林軍事アカデミーに入学し、憧れ
のゲーリング少佐の屋敷に下宿させてもらうことになった。
異邦人留学生を快く思わない少佐は、数馬には冷たい
が、数馬は少佐に認められたいと、懸命に努力する。
しかし体調を崩してしまい・・・ 実は少佐も・・・っていう、
身分差越えラブになってます。うん、いい。

『孤独な夜に抱きしめて』 は、ドイツの高等中学校で
寄宿舎生活を送るテオドールと、同室のギルベルト。
半年前転入してきたギルベルトがクールに振舞うのに
は、訳があって・・・ という、かなり少女マンガチックな
話でした。でも面白かった。

そんなわけで、自分的にはあんまり得意じゃないジャンル
ばかりだったのですが、話がとても解りやすいので、ノン
ストレスで、サラサラッと読めてしまいました。
前に読んだ2作『孤独の鐘が鳴る』 『我が愛しの執事殿』
でも思いましたが、表紙やタイトルの地味で堅苦しいイメ
ージとは違って、中身はかなり素直な作風なんですよね。
今回はシリアスばかりでしたが、『我が愛しの〜』ではコメ
ディな部分も見られて、すごく良い印象だったので、いつか
ぜひ、完全にポップな路線で1冊描いていただけたらな〜
と思いました。


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