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千夜一夜 ―しとねのひめごと/岡田屋鉄蔵 【BBC】

 
〔2009/8/10〕

★★★★☆

偶然見てしまった激しいSEX・・・ 穏やかな笑顔で人気の
バーテンダー・葵の気が向いた時だけ、彼を抱くことを許さ
れた翔太。濃厚な愛撫で激しく誘うくせに、自分がキモチ
よくなろうとはしないのはなぜなのか。謎の多い葵に翻弄
され続けるが・・・。カラダだけでなく、ココロの奥まで結ば
れる愛をあんたにあげたい。

元ボクサーの腕を見込まれ、バーで用心棒という名の雑
用係ををしている翔太(24)は、表向きは物腰柔らかいけ
れど、実は凶暴なバーテンの葵(30後半)にうっかり惚れ
てしまった。ある日葵が売り専ボーイ達とヤっているところ
に遭遇してしまった翔太は、ひょんなことから葵と関係を
持ち、その後も何度となく喰われ続けるが、葵はゲイが
嫌いだと翔太を好きになろうとはしない。それでもいつか
と淡い期待を抱く翔太だったが、葵の闇に気づいてしまい・・・


というわけで、割とノーテンキな元ボクサーと、過去に傷を
持ったワケアリ受のバーテンダーという話。
前作 『タンゴの男』 は異国ムードたっぷりで、今回は和風
かぁと思って開いたらアラビアンだったので、最初ほえっ?
と思いましたが、まんまとこのムードにはまってしまい、と
ころどころで涙。本編の重苦しさから一転した描き下ろし
『Acid』『おはよう、おやすみ』でのラブラブっぷりにニマニ
マさせられ、そして『assala:m alaikum』で最終難関
へ突入させるというテクにヤラれ、最後はもろ号泣です。
しかも、親父さんのとのやりとり、「幸せだよ」と微笑む二人
、ラストの老けた二人と、三段階に泣けちゃいましたよ。
上手すぎだろう、これ!


男との激しいセックスを好むのに、ホモは嫌いだという葵。
ある日玄関に飾ってある鬼灯の話をしてから、夜中に目を
覚ました無意識の葵に、首を絞められるようになった翔太。
その時に口にする「真人」という名前は・・・

という、葵の中にある過去の呪縛を、これでもかと真正面
から切り崩していく翔太の真っ向勝負、ガチな愛情がすごく
良かったです。普段、葵に押されまくりなだけに、ギャップ
がね。そこらへんは、格闘技で鍛えた精神力なんかも役立
っているのでしょうかね。よくぞ逃げなかった。

それにしても悲しすぎる過去エピソード。彼氏が死んだとい
うことより、そのことで興味本位で面白おかしく騒ぎ立てた
マスコミや一般人に人生を翻弄されてしまったこと。オーナ
ーに拾われた聡の「つかれた」は、たまらなく心臓が痛かっ
たです。またこの、真人と一緒にいるときの聡が、本当に
素直そうで、心底愛される幸せを感じていたんだろうなという
表情をしているのが泣かせますよね〜。


絵に個性がありすぎるので、かなり肉感的なエロスと、ワケ
ありな受と、和の仄暗さで、一体どんな展開をするんだこれ
は?と思ったのは、本当に最初の1話だけで、2話からは完
璧に物語に引き込まれてしまい、むしろこの絵のエグさがあ
ってこそだったと言えるかもしれないです。

最初はあんなに頑なだった葵が、『Acid』でバカっぽくなって
るのも面白かったですが、『おはよう、おやすみ』でのびっくり
するくらい甘えんぼさんになってるのがいいな〜と。
そして翔太の言葉を素直に聞いて電話をかけるという、色んな
憑き物が落ちて、元々はそういう人であったであろう、穏やか
な表情と性格に戻っていく、そういう甘い時間が流れた具合が
漂ってるのがたまんないです。ええ話や〜。


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