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夜明け前、僕らは/那州雪絵 【ディアプラス】


〔2002/4/30〕

★★★☆☆

もう、どうしたらいいのかわからない。大好きな兄が、
お・・・・・・男とつきあってるらしいのだ!! 悩んだ拓己
は親友・健作に相談する。ところがその健作と兄の密会
現場を見てしまい、拓己は大混乱! 俺のだと思ってた
あの手もあの声も、実は俺のじゃなかったの!?

ブラコンの拓己は、ある日兄が男ともめている場面に遭遇
してしまう。それを親友・健作に相談するが、後日兄と
健作がこっそり会っていて、おまけに健作が兄に告白して
いた。そうなって拓己は初めて、健作への特別な感情に
気付いて・・・

という、高校生の親友同士の話が、表題作。
その後、兄とそのもめていた彼・和幸の話が『新しい朝が
来る』で、単体でも面白いですが、弟の話とリンクしている
ので奥行きが出て、更にいい感じです。特に兄カプの方の攻
が、皆の前で自分らをバカップルだと公言していたりして、
まっすぐバカなとこが憎めないヤツって感じで、すごくいい。
「俺はおまえのその えなりかずき風の着こなしだって
ちゃんと愛してるのに〜〜〜〜っ」 (笑)

絵が超上手いってわけではないんだけど、ちょっとしたコネタ
と仕草で上手く繋がっているので、無駄な間がなくて、すごく
惹きつけられる漫画を描かれるな、と思いました。

また、短編で入っている『さよなら迷宮』が良作。
高校時代に書いた推理小説がたまたまヒットしたことで、
一躍高額納税者になった瞳は、都内に一軒家を買い一人暮らし
をしている19歳。風邪で弱っている夜、幼なじみの圭太と名乗
る男が訪ねてきて、ニ、三日泊めてほしいと。しかしどう見て
もあの可愛かった圭太とは別人で、だけど自分のことを何でも
知っている彼との生活は悪くなくて・・・

というわけで、見た目も性格もまるで自分の知っている圭太
とは違うんだけど、何でか昔のこととか妙に知ってるもんだ
から、もしかして本物?なんて思いつつも、職業柄分析しな
がら、やっぱり9割方にせものだろうと思う瞳。
そしてラストのネタばらしで・・・ 泣けました。「小学生のま
んまみたいな子が出てきたから」というとこと、星を見上げる
二人の姿。ひーちゃんがバチの袋を手にするシーンなんかも
あ〜そういう風に表現するんだ〜と、魅せ方の上手さが際立
ってますね。

何か、動きがすごくナチュラルで、セリフの伝わり方とか、
モノローグでの混乱ぶりとか、サラッと入り込んでくる上手さ
があるんですよねぇ。って、自分の文章力では上手く言えてな
いと思いますが、なかなか魅力的な漫画を描かれる方だなと。
最近BLは描いてないようなので新作が読めないのが残念。


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