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溺れる瞳/日野ガラス 【GUSH】

〔2014/10/10〕

★★★☆☆

売り専ボーイとして働くアキの想い人はノンケのリーマン
・充。自分の性癖に悩み店に来た充は、アキの事を褒め、
真摯に求めてくれた。「やっぱりゲイなのかな・・・それと
も、アキの事が好きなのかな」そんな一言で舞い上がり、
店外デートを重ねて・・・ちょっと勘違いしてしまったんだ。
だって、まるで本物の恋人同士みたいだったから・・・・・・。

売り専を舞台にした3カップルを収録で、表題作のカップ
ルは2話。
幼い頃から性癖を自覚していてボーイとして働いているア
キが、自分の性癖に迷いがあり店を訪れたノンケのリーマ
ン・充と出会い店外デートを重ね好きになっていき、仕事
としてお金を貰い続けることに・・・という話。

アキが最初から自分が人と違うことを自覚しているのを表
す、子供姿が何か切なくて良かったです。あと、名前聞か
れて本名を名乗っちゃう充の、誠実とアホが紙一重な感じ
も面白かったですね。お似合いの二人。

『最悪彼氏。』は、ボーイ歴3年 26歳の葵と、葵の初め
ての客で常連のイケメン金持ち・金子という話。
遊び人の金子にまんまと好きにさせられちゃって、今後も
苦労しそうですよね。葵がチャラそうで中身は結構ピュア
だったのが可愛かったです。

『HEARTS』(全3話)は、借金が元で店に入ったボーイ
歴5年 25歳の翔こと瑞希と店長・葉山。
まともな教育を受けて来ず、何も持たない上に人生全てに
投げやりだった瑞希が、ボーイという特殊な世界に自分の
存在価値を見出していくというのが、切ないながらも前向
きで、何か良かったです。普通に考えたら、ヤクザに買わ
れただけだしカラダ売ってるだけだろうという感じなんで
すが、日野マジックで綺麗なものに見えてしまうというw
ただ、受に年齢を確認して、攻が店辞めろと言うパターン
はさっきも見たんですがw

本来、雰囲気で盛るのがテッパンの作者さんで、そのキラ
キラ感が個人的には少し苦手ではあったんですが、今回は
どれもやりすぎが無くスッと入ってくる感じで、いつもよ
り数段読みやすかったです。っていうか、初めて好きだと
思えたかも。売り専自体はあんまり好きじゃないんですが、
それを差し引いても、読みやすさの好感度の方が高かったな
という感じです。逆に、表紙などからいつものセンシティブ
全開な感じを求めて読むと、俗っぽさにがっかりしちゃうか
もしれないですね
 

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地上より10センチ/日野ガラス 【Daria】

〔2014/9/22〕

★★★☆☆

人と馴れ合う事を嫌い、学校で孤立している亮。どこにも
居場所なんてない。閉じ込めた想いにイヤホンで蓋をして、
これでいいんだと、自分に言い聞かせていたのに。亮のこ
とを好きだという基樹に出会い、世界が変わっていくよう
に感じはじめ・・・。ほか、初恋の同級生との再会を描く「青
に溺れる」など、思春期の不器用な恋をモチーフにした3
作品を同時収録。

3つの話を収録。
表題作は、誰とも関わりたくないと思っていた一匹狼の亮が、
自転車で同級生・基樹に怪我をさせてしまったことから基樹
に懐かれてしまい、最初は戸惑っていたものの、音楽の趣味
が共通していたことから親しくなり・・・という話。
基樹がワンコで可愛かったです。しかし相変わらずポエミー
で恥ずかしいw けどもう、大分慣れてきたかも。

『青に溺れる』(全4話)は、中学の時に友人・薫に欲望を
抱いてしまったことを10年経った今も忘れられずにいた
博久が、街中で偶然薫に再会。普通の飲み友達として過ごす
ようになったけれど・・・という話。
同性の友人に欲望を抱いている自分を醜いと思っている博久
がウザ・・・いや、健気かなw 気持ちを暴かれてしまうという
話の基本的な部分は嫌いじゃないんですが、何分ポエミーな
のがやっぱり恥ずかしくてですねw

『妄想の中の淫らな君』は、中1からの親友・陽向が自分の
ことを好きなんだろうということに気付いていて、自分も陽
向が気になってしょうがない恭夜・・・という高3同士の話。
何か色々とさっきのと似てますね。受の気持ちを暴きつつ、
攻もしっかりどっぷりという。

最近のBLの中では、1・2を争うセンシティブ風味な作家さ
んですよね。他にこういうポエミーなモノローグの人って誰
だっけか・・・と、居ると思うんだけどこの方以外にはパッとは
浮かんでこない感じです。今回もその辺はあまり得意ではなか
ったですが、描かれているテーマとかは青春臭くて好きなので、
トータルで嫌いじゃないです。絵もかなり進化したような。
是非ともこのまま突き進んで極めていってもらいたいところ
ですね。


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花園の記憶/日野ガラス 【BBC】


〔2013/11/9〕

★★★☆☆

酒場で出会った美しい年下の男・クリスと、酔った勢いで
結婚を誓ったユウ。薬指に刻んだお揃いのタトゥも、冗談
のつもりだったのに・・・「結婚したんだ、一緒にいなきゃだ
めだ」と、執拗な独占欲で過去の全てを暴かれそうになる!
その激情に飲み込まれ、快楽に溺れるままになるが・・・!?
波乱の愛の物語、感動のラストに涙が止まらない・・・!

表題作は全5話+描き下ろし。
小説家のユウが、酒場で出会った美しい18歳のクリスと酔
っ払った勢いで結婚の約束を。しかしただの悪ノリだったと
いう認識のユウとは違い、クリスは恐ろしいほどの独占欲を
示してきて・・・。

というわけで、最初に会ったときは穏やかで話しやすい印象
だったクリスが、一週間後に結婚の約束をしたじゃないかと
言ってきた時には狂気さえ帯びていて、しかし子供のような
表情も見せ・・・と、明らかに普通じゃない危ないと思いなが
らも惹かれていってしまうユウという話でした。

で、前半はそんな感じにいつも通りとっても病んでるキャラ
の繰り広げる雰囲気漫画で、あぁまたこれは苦手なパターン
だな・・・と思ったんですが、4話になってクリスの事情が明
かされてからは結構興味深く読めた感じです。まぁ、あらす
じにあるように涙が出るような話ではなかったですが。とり
あえず自分的には、前半のもやもやは解消されたので良かっ
たです。

『黒猫と二人暮らし』は、黒猫・クロから見た飼い主(猫曰
く下僕)の姿という、一転してほのぼの〜な話でした。可愛
かった。こういう話も描かれるんだw こんな感じの痛くない
やつをもっと読んでみたいですね。


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夕陽に及ぶ/日野ガラス 【drap】


〔2012/9/25〕


★★★☆☆

実兄に異常なまでに執着する怜二。そんな怜二の前に高校教
師・芳塚が現れる。全てを知った上で優しく接してくれる芳
塚に次第に心を開いていく怜二だったが、ある夕暮れの放課
後、彼から突然キスをされて・・・?

前作『恋愛軌道』に収録の『レッドライン』で、病んでる弟
として登場していた怜二が、ブラコンを卒業して兄より好き
な人を見つけるという話。そちらをあまり覚えてなくても特
に問題はありませんでしたので、読んでない方でも大丈夫だ
と思います。

学校を休みがちな小野崎怜二の生活指導を担当することにな
ってしまった、副担任の芳塚。金髪にピアスという見た目で
無口な生徒のため、最初は苦戦していた芳塚だったが、たま
たま兄弟の話をしたことから、小野崎が少しずつ懐いてくる
ように。だがある日芳塚は、ふいに小野崎への想いが溢れキ
スをしてしまい・・・。
というわけで、何やら兄のことが大好きらしい小野崎と、そ
んな彼を毎日指導するうちに惹かれてしまった先生が、少し
ずつ近付いていくという、しっとりとした話。

実は好きな部分と苦手な部分が混在していて、結構複雑な気
持ちなんですが、トータルで見ると面白かったです。
というのもこの方、毎度かなりポエミーな作風なわけですが、
それを特に強調するモノローグの数々と、突然キスしちゃう
ような少女漫画のようなノリがどうも苦手で。
特に前半はどうしようと思ったものですがw、段々慣れてき
ていい感じになり、結局、先生にちゃんと気持ちを伝えに行
って拒絶されても、最後には見送りにきた小野崎にも、こら
えていた想いをぶっちゃけた先生にも、数ヶ月後のラブラブ
な二人にもウルウルさせられたので、結果的には満足ですv

ただ、小野崎がなぜ、金髪ピアスをいつまでも直さなかった
のか。きっと途中からは、そうしている限り先生との指導の
時間が過ごせるという想いがあったのかもしれないですが、
何か読んでいる限り、そこまで小野崎側の気持ちに盛り上が
りは感じられなかったんですよね。やはり兄に特別な気持ち
を持っているという設定なので、それを上回るほどの先生へ
の気持ちが、もう少し必要だったような気もします。

でも、先生がとってもマジメでもどかしいんだけど、この誠
実さが見事に小野崎の心を解きほぐしたんだなという、中々
心温まる読後感で、良かったと思います。
ちょっとセンチメンタルな気分の時に読むと(自分にはそん
なタイミングは皆無ですがw)センシティブにどっぷり漬か
れて、もっと楽しめそうな気がしますね。


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恋愛軌道/日野ガラス 【drap】


〔2011/4/25〕


★★★☆☆

同じ大学に通う富浦と白佐木は、ひょんな事からお互
いがゲイだと知る。親近感から急速に親しくなってい
く二人は、惹かれ合いながらも、ずっと一緒にいられ
る関係を選ぶのだが・・・?

表題作は3話と、3年後を描いた描き下ろし。
ある日男ともめているアパートの隣人が、同じ大学の
同じゼミの顔見知り・白佐木だと知った富浦。お互い
にゲイだということがわかり、友人として親しくなる。
やがて互いに意識し始めるものの、関係を無くすこと
を恐れるあまり・・・。

互いに惹かれ合いながらも、初めて自分の性癖も包み
隠さず打ち明けられる唯一の友人となったことで、そ
れ以上距離を縮めることを恐れる二人が、とても微妙
な距離を保っているという話が1話目。
独特のセンシティブな空気で、触れれば弾けそうな緊
迫感が上手く描かれていて、軽くキュンとさせられる
表題作でした。

こういう話は良くあるので、新鮮味という面ではやや
物足りないし、会話やモノローグがちょっとばかり無
理してる感じもあり、完成度としてはどうなんだろう
と思うんですが、しかしこの、空気が緩んだり張りつ
めたりという、作品の持つ匂いは中々面白いなと思い
ますね。

2、3話目は前後編になっていて、それから2年後。
ふざけて軽いキス程度はし、部屋の鍵も交換し合って
いるものの、変わらず友人として付き合っている二人。
白佐木が自分のことを好きだということを常に感じて
いる富浦は、このままでもいいと思っているものの、
他の人と白佐木が仲良くしていることには嫉妬してし
まったりして・・・。

というわけで、2年間の生殺し期間を経て恋人になる
という話が前半。後半はひたすらじっくり求め合う二
人というエロをメインとした話。自分から友達でいた
いと言った手前、今更付き合いたいとも言い出せずに、
でも端から見ると好きが丸出しになっている富浦が可
愛かったです。思春期の二人が、2年間も〜!?とい
う違和感はありますがw、それありきのじっくりエロ
だったと思うので、まぁいいですw エロ自体は露骨
にエロくはないですが、ちゃんと触れ合うことに意味
を感じられるエロで良かったなと。ま、ちと長くねー
か?って感じですがw


『コトノハ』(前後編)は、男にフラれたばかりの左
宮が、同じ大学の友人でノンケの藤城と、酔った流れ
でうっかり関係を持ってしまい・・・という話。
本当は前から藤城のことを好きだった左宮は、藤城が
責任を感じ謝ってくることが苦しくなってしまうとい
うのが前半で、後半は実は自分は左宮が好きなのか?
という藤城目線にスイッチ。
うんまぁ、結構クサいですが、慣れてる風の左宮が実
はピュアというのが切なくて良かったです。
藤城の髪型はどうなんだ・・・と思ったら、あとがきで
反省されてましたねw

『レッドライン』は、八木と小野崎という恋人同士を
前に、小野崎を好きな弟の怜二が・・・という、ちょっぴ
り怪しい雰囲気の漂う話。これは過去作品の『フェテ
ィッシュ』が好きだった人には合いそうですね。私は
こういう察しろ系の話は苦手なので、あんまり面白い
と思いませんでした。

というわけで、割とひねらずストレートな話なんだけ
ど、独自のムードで上手く演出できているというとこ
ろは好感度高いです。1冊目の『青年は愛を乞う』は、
悩みの内容が自分の好みと一致しなかったため、そこ
が気持ち悪かったんですが今回は良い感じでした。
ただ、冷静に考えてみると、彼らの「好き」って何な
んだろう・・・と感じてしまうところも無きにしも非ず。
まぁでも、程好くキュンを誘う繊細な雰囲気は、他に
はあまり無い魅力かなと思います。


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フェティッシュ/日野ガラス 【BBC】


〔2011/1/8〕


★★★☆☆

教室の後ろの席から、ずっと見ていた。どうしても、
お前のその髪に触れてみたい・・・! 同級生の薫を秘か
に思い続けるツカサは、頭の中で何度も薫を犯すうち
に、暗い欲望をエスカレートさせ・・・? 狂おしい激情
が爆発する表題作「フェティッシュ」を始め、貴方の
心を必ず少し傷つける、ガラスのように危うく美しい
読みきり集、描きおろし付!

全5作品収録。
表題作は、天然パーマという自分の髪質にコンプレッ
クスがあるツカサが、前の席の自分とは真逆にストレ
ートな髪の薫に触りたいと思ったことから、次第に欲
望に・・・という、若者の妄想の暴走具合がエロスな話。
暗いし、だから何だという話なんですけど、強引に押
し切った感じは面白いですね。

『ワン・マイ・スター』は、小学校の頃親友で、いつ
も自分を守ってくれていた慶志を、高校生になって慶
志がクラスメイト達からホモだと苛められているのに、
救えないどころか、慶志に欲望さえ覚えてしまう翔・・・
という幼馴染同士の話。何だか色々と痛々しいし、ワ
ケが解りませんがw、センシティブにドラマチックに
魅せようとしている妙な大げさ具合は、これはこれで
面白いのかなと。自分の好みでは無いですが、好きな
人は好きそうw

『とらわれびと』は、ヤクザの村瀬と、関係を持って
いる青年という刑務所で服役中の二人が、実は過去に・・・
という、これまた痛々しい話。この切ない設定は結構
好きだったんですが、切ないままでザクッと終わった
ので物足りない!と思ってしましたが、一応描き下ろ
しでフォローがあったので良かったです。あえてそこ
を本編で描かず、暗いままというところにポリシーを
感じますね。でもきっと後日談が無ければ、物足りな
いままだったかも・・・その辺、微妙ですが。

『Beautiful Days』『フォトグラフ』は、フリーの
デザイナーになって色々と行き詰っていて、生活時間
帯も違う恋人・真理のワガママに振り回されながらも、
何故か耐えてしまうリーマン・怜央・・・という二人。
攻のダメっぷり傲慢具合にひたすら耐える受に、何な
の?Mなの?と思ってしまう、変なカップルの話。攻
の執着ぶりといい、ある意味バカップルなのかもしれ
ないですね。好みでは無いですがw

そんなわけで、どれも痛々しいし暗いし、作者さんの
好きなタイミングでザックリと切り捨てられるので、
何とも言えない置いてけぼり感もあるんですが、他の
人には無い味だと言えなくも無いですし、まぁ個性と
しては良いのかなと。
個人的には明るい話が好きなので、また読み返したい
と思うようなタイプではないですが、1回読みでのイ
ンパクトという点では割と面白いものがあると思います。


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青年は愛を乞う/日野ガラス 【drap】


〔2010/8/3〕

★★★☆☆

自分がゲイである事をずっと隠してきた高校生の楓
は、親友の奥田に想いを寄せていた。この想いは一
生伝えてはいけない・・・そう心に決めていた楓だが・・・。
交錯する想いが辿り着いた先とは・・・?

久々にセンシティブ系の話を読んだな〜って感じです。
表題作は3話。
自分が男に愛されたいと、物心ついた頃から思いつめ
ていた楓。見た目のお陰で女子にもモテるけど、楓が
愛して欲しいのは、ただ一人、親友の奥田だけだった。
しかしその想いを知られ、嫌われるわけにはいかない
と・・・ と、親友としては一番近い場所にいるけれど、
それ以上どうしようもないということに苦悩する楓の
話が第1話。

第2話は、奥田目線の話。楓が何やら悩んでいること
に気付いた奥田。実は奥田も葛藤していて・・・という、
楓が葛藤する裏での奥田の静かな想いも描かれていて、
同じようにジリジリしてる二人が見れて、なかなか面
白かったです。

そして二人の想いが交錯したままもつれ込む最終話。
ここはかなりベタかな・・・という感じもありますが、
前の2話でしっかり下地ができていたので、より切な
さが出ていて良かったと思います。

実は正直、1、2話あたりで女子が引き合いに出され
る展開が苦手で。確かに女だったら良かったのか?と
葛藤するのは、それはそれで盛り上がるし、ゲイの悩
みっぽい・・・とも思えるんですが、何か女作家の押し
付けっていうか、ゲイの子が本当にそんなことを思っ
てるんか?とか、余計なことを考えちゃって・・・って
こういう事言ってんのも押し付けなんでしょうが。
マイノリティを意識するあまり、妙に卑屈になってい
る感じが、あんまり好きじゃないのかな〜。テーマと
いうか、取り入れ方が真面目すぎると言うか。う〜ん、
自分でも良くわからんですw 何かちょっと、そういう
人と比較するんでなく、自分勝負で行ってみりゃいい
じゃんっていう。
まぁでも今回は、このウジウジした葛藤こそがメイン
なんで、それはそれで楽しみましたけどね。気持ちの
行方が丁寧に描いてある、なかなか読ませてくれる話
だったと思います。


『彼方の恋』(全2話)は、ゲイビデオの撮影に急遽
呼び出されたカメラマンの吉崎が、そこで高校時代の
学校のアイドル・萩野に再会し、勢いで連れ出してし
まい、成り行き上、一緒に生活することになるという話。

かつてのアイドルがこんなことになっちゃって、どう
しちゃったんだ?と思ったけど、実はゲイだというこ
とを秘めていた萩野は高校時代が苦しかったらしく、
今の方が自分らしくてイイと。お気楽に暮らしている
ようで、ノンケとの辛い恋もしてきた萩野の本音を聞
いた吉崎は・・・ と、こちらもマイノリティで悩んできた
青年の話になってまして、面白かったんですが、これ
また、子供ができた友人に会って、ウダウダ悩む・・・と
いう部分がどうしても何かイヤでした。
そこがリアルでイイんでしょう!という方が大半のよ
うな気もしますが、何かちょっと自分としては、ゲイ
の男はこうやって女だったら良かったと思ってる、み
たいな部分が押し付けがましく感じてしまい苦手だっ
たんですよね・・・でも、作家さんによって、そういう
ことで悩んでるのもイイって思えるようなこともある
わけで。この方の描くキャラの問題か、読み込めば良
く思えてくるのか、はたまた自分の気分の問題か・・・
わからん。ま、いっか。

と、自分の好きなポイントとの多少のズレはありまし
たが、構成や魅せ方など非常に良い感じだし、基本的
な部分はすごく好きです。
どちらの話もセクシャリティに悩む受の切なさという
のがしっかり伝わってきて、読み応えがありました。
今後も楽しみな作家さんですね。


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