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日傘ちゃん(1巻)/テクノサマタ 【ルチル】

〔2014/9/24〕

★★★☆☆

ある暑い日、公園で困っていた湊をさりげなく助けてくれ
たのは、大人の男の人なのに女性用の日傘をさしているこ
とから「日傘の君」としてローカルで有名な外人さん・セス
だった。そして、なぜか湊を「日傘」と呼ぶセスと、次第
に親しくなっていき・・・・・・。

色々と嫌になって、祖父の喫茶店でバイトさせてもらって
いる18歳の湊が、女物の日傘をさしていることでご近所で
有名な外国人・セスと話をするようになり・・・という、素直
すぎるが故に不器用で人付き合いが上手くいかずへこんで
いた少年が癒されていく話。

1話ずつが短いので話がポンポン飛ぶし、何で日傘?とい
うのがまず気になっちゃって、そこが明かされないまま進
んでいくのが正直読み難かったんですが、優しい雰囲気は
さすがという感じで、何か癒されました。おじいちゃんと
常連さんが湊を見守っている感じとかいいですよね。

個人的にはちょっと不思議ちゃん風味なのが読み辛くて、
皆さんが絶賛されているほどの面白さは感じられなかった
んですが、可愛らしくてちょっぴり切なくて、ほのぼのな
日常話で良かったと思います。BL的にはかなり薄味かと。
続きはまた4年後とかなんでしょうかw


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B級天国/テクノサマタ 【ルチル】


〔2002/6〕


★★★☆☆

父親・舵を筆頭に、健・優・克也・幸と男ばかり5人
暮らしの小川一家。いつもトラブルの絶えないこの家
に今日も新たな火花のタネが・・・!?

父親の連れ子 長男・健、次男・優、亡くなった母親の
連れ子 三男・克也、この両親から生まれた四男・幸と
いう4人の兄弟がもめながらも家族になっていくとい
う、ドタバタハートフルコメディでした。
・・・ので、BL要素はほとんどありません。つか、無い
ですw

1話目は、兄達との血の繋がりが無く、何故か家事担
当になってしまっていて、心の中は不満でいっぱいだ
けど・・・という三男・克也の話。
2話からは、家族の中で一番凶暴な、次男・優の話が
メイン。

何か、ぶっちゃけ、この優は不器用どころか全然可愛
げがなくて好きじゃないんですが、そんな優にどんな
に酷い扱いを受けてもくらいついていく、四男・幸が
最初から最後まで非常〜に好きでした。
だから、将来的に、幸×優?みたいのを想像するくら
いですかね、BLとしてはw
まぁでも、テクノサマタさんらしい、子供の可愛らし
さとピュアさにウルウルッとさせられる部分も多々あ
ったりして、これはこれですごく良かったです。

短編『これは王国のかぎ』も、父親が再婚したものの
二週間後に死んでしまって・・・という死んだ父親との愛、
他人だけどこれから築いていく家族との愛が描かれて
いて、こちらもウルッとさせられてしまいました。

何か、温かさに思わず泣かされてしまうという、不思
議な威力を持った話を描かれますよね。もっと読みたいな〜。


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草の冠 星の冠(全5巻)/テクノサマタ 【ルチル】


〔2002/6/24、2004/9/24、2006/10/24、2009/6/2、2009/9/24〕


★★★★☆

〔1巻〕季節はまだ冬。少し早めに着いた「春」に「桜」が早く
咲かせてくれと頼む。「桜」のある家には、片腕を大切そうに胸
に抱いている少年がいて・・・・・・。いろいろな「花」が織り成す珠
玉の物語。

〔2巻〕引っ越してきた小説家に梅の精はなかなか心を開かない・・・。
小説家と梅の精との恋を描く「不断梅花」。カイに拾われ庭に植
えられた猫柳は、カイのことが大好きで・・・。カイを慕う猫柳の精
の心が切ない「飼猫柳」。草木の精が織り成す珠玉の物語。

〔3〜5巻〕「夏」の精になって5度目の夏、夏月はヒバナと再会
する。ヒバナは夏月を失ってから3年間、しゃべることもできず
過ごし、夏月との記憶もない。高校時代、夏月は転校生のヒバナ
が教師のもとから逃げてくるのに出くわす。乱れた服を見て動揺
する夏月。やがてヒバナと親しくなった夏月は、ヒバナへの想い
が友情ではないことに気付き罪悪感を覚えるが・・・・・・。

あ〜もう。泣きすぎて目の裏が痛いw
季節や植物など、目に見えないものが人型として登場し、人間達
と関わっていくという、ファンタジーな話。
1巻ではこの『草の冠 星の冠』シリーズは3話だけですが、2巻
からは全部同シリーズになります。


まず1巻。
『桜幽霊』 ある庭に植えられている桜の精が、春の精に、今す
ぐにでも咲きたいとお願いしにくる。その家には余命幾許もない
老人が住んでおり、その老人を影から見つめる幽霊の少年・澪が
居て・・・ 澪が死ぬ時におじいさんとした約束を叶えるために、
桜達が協力するという、泣かせる話。そんなにずっとそこで待っ
てるほど、澪にとっては大事な思い出だったんだと思うと切なく
て泣けます。えぇ話や。

『羽根吹雪』 見えないものが見える体質のため、初恋の相手も
植物だったタカヒロと、春なのに駐車場の隅っこで咲こうとしな
い白木蓮。これはほのぼの可愛らしい話でしたね。

『盛夏残像』 今は小学校教諭になったえにしが、昔、隣の家の
かよちゃんの折られたひまわりを治してやった時に、そういえば
不思議な少年に会ったな・・・と回想する話。じんわりと感動。

『STEP FIRST STEP』は、他の学校の水泳部員で憧れの人と親
しくなろうと奮闘する、青春な話。『JOYRIDE DAILY』は念願
のバイクを購入して浮かれ気味なコと、何かちょっと放っておか
れて寂しいコという、両想いなんだけど、恋未満な話。『天国の
門 天国の庭』は、大好きな人と同棲を始めたけど、貧乏させてし
まって辛い・・・という、騒いだ割にはラブラブな二人。『甘い星
苦い星』は子供の頃からちょっと変わった子だったほたるのこと
が本当は好きで関係を持ったのに、怖くて誰か止めてくれればい
いと思う自分も居て、自ら終わらせるよう仕向けたのに・・・という
切ない話。泣けた。バッドエンドっぽいけど、後でちゃんと迎え
に行ってくれたんじゃないかね〜。いや、行け。


2巻は、『不断梅花』4話と、『飼猫柳』5話。
『不断梅花』 秋の終わり、春までの仮住まいとして、空家を安
く借りた小説家。しかしそこには、以前住んでいたおじいさんの
育てた梅が住み着いていて・・・ という、「冬の精」と「梅の精」
のほんわかとした話。
『飼猫柳』 カイが子供の頃、病院のゴミ箱に捨てられていたの
を拾って育てた猫柳のにゃーにゃ。ある日突然、カイから見える
ようになってしまい、昔カイが飼っていたけど余所にもらわれて
いった猫のまりんと間違えられてしまうが、本当のことを言えず
に・・・ カイの引越しが決まってるんだけど、自分が庭の猫柳だと
言い出せないため、まりんとして過ごすという、切なかわいい話。
2巻は全体的にほんわかしていたので、少々ウルッときた程度。

そして3巻からは、『恒久夏国』で、全21話。
恋に落ちて付き合い始めた同級生の夏月とヒバナだったけど、親
に関係がバレてしまい、駆け落ち。しかしやがて、二人だけの不
安定な生活に疲れた夏月は・・・ という、生きているヒバナと、死
んで夏の精になった夏月が5年ぶりに再会するも、ヒバナは夏月
を亡くしたショックで夏月の記憶が無くなっているという話。
そこに、このヒバナの5年を見てきた、かつて夏月がヒバナにプ
レゼントした鉢植えの精・グリンが関わってきたりして、そして
実はお互いに相手を裏切ったと思っていたという気持ちなんかも
描かれていて、もう何か色々と切なく哀しい話。

何が哀しいって、最初にどうやって死んだかをチラッと見せてか
ら、幸せだった過去の話が出てきたりするもんだから、もうずっと
読んでる間中引きずりっぱなしで、泣き死ぬかと思いましたw
しかも記憶がなくてもグリンだけは絶対に手放そうとせず、深
層的になっちゃんを覚えているんだという哀しさもたまらなくて。
二人が引き離されたとこもそうですが、何かもう、若さの眩しい
部分と、思う通りにならない未熟な部分との対比が可哀想すぎて、
理屈じゃなく泣けてきちゃうんですよね。

何で夏月はずっと実体があるんだ?という点はナゾですがwご都合
主義でも何でも、二人を幸せにしてあげたかったので、もうOK。
というわけで、1巻は表題作シリーズ1本目で結構泣き、2巻は
ウルッ。3巻はウルウルで、4巻5巻はひたすら号泣。
とにかく、絵もモノローグも構図も、雰囲気が上手いですよね。
透明感があって、すごく魅力的な世界観をお持ちで、今回初めて
読んだ作家さんでしたが、もっと描いて欲しいと思いました。
表題作シリーズの最初の方のほのぼのとした雰囲気も良いですし、
1巻収録の短編みたいなちゃんとBL要素濃い目の話も良いですし、
ヒバナ夏月のがっつり切ない話も良いし、色んな設定で描ける方
なんじゃないかと思います。脇役だったヒバナの叔父さんも良い
味出してたし、次は是非、大人同士の話なんか読んでみたいですね。
うん、意外と今時、この手の癒し系な人ってあんまりいないから、
求められてると思いますけどね。好きです。頑張ってください。

 
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