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不出来な悪魔/麻生ミツ晃 【GUSH】

〔2014/12/10〕

★★★☆☆

大手ゼネコン勤務の斎東は、特定の相手は作らず、好みなノンケ
のつまみ食いを続けてきた。関係は一夜限りで同じ男に抱かれる
ことはなく、問題が起きたこともない。だが、五十嵐という男は
後日に会社まで押しかけてきた。彼はどんなに邪険にしても諦め
ず、斎東をかき口説く。「欲しいものの為なら何でもする。いく
らでも試しなよ、斎東さんの気が済むまで」繰り返される甘い言
葉、満ちる快楽・・・再び身体を許し時間を重ねるうち、ほだされて
いくが・・・。 

表題作が2話+描き下ろしと、他に3作品を収録。
表題作は、受が悪魔なんだな〜と思いながら読んでいたので、思
わずゲッとなりましたw ひっくり返り方が少々唐突で解り難かっ
たような感じもありましたが面白かったです。

『明日、彼らは』は、2010年の作品。
高校に入学したての小柄な阿部が、他のクラスのイケメンでモテ
る牛島とひょんなことから二人だけで会うようになり・・・という話。
初々しくて良かったです。ただこれも、阿部がホモについてネット
検索しているのを牛島に見られてしまうという場面が解り難かった
かも。友達がホモって口に出してるわけでもなければ、画面が見え
ちゃう距離でもなさそうで。

『青いカルテ』は、かつて自身もノイローゼになり治療を受けた
経験のある神部がスクールカウンセラーとして勤めることになり、
人望のあるタイプの生徒・有森が母親から虐待を受けていること
に気付いて・・・という話。
「病みBL」に掲載の話ということで・・・痛かった〜。閉じた世界。
漫画としてはすごく面白くて読み応えがあったけど、何だか気の毒
で辛かったです。

『流れるように』は、リキュールの擬人化。他所では評判は良い
ようですが、自分には良く判らなかったです。純愛な感じは好き。


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COLD LIGHT/麻生ミツ晃 【BBC】

〔2014/7/10〕

★★★☆☆

事故で記憶をなくしてしまった透と同居する藤島。「藤島
さんと恋人になりたい」と透に訴えられ、口づけられるが、
藤島はその願いを拒絶する。実は藤島と透の間には、透が
忘れてしまった壮絶な過去があって・・・・・・!?
人を愛するということはどういうことか、傷つきながらも
問いかける感動作!!

前回の『COLD SLEEP』から3年4か月ぶりの続刊。 
今回は、前作では不明だった二人の過去がどんどんと紐解
かれ、何故藤島が透の好意を素直に受け入れられないのか
というのが全部判る内容になっていました。

それにしても二人の過去は想像以上に壮絶で、読んでいて
すごく苦しかったんですが、真実を知った透が嫌わないで
くれて良かった。ただ話で聞いて納得しているとしても、
実際記憶が全部戻ったら複雑な気持ちになるんだろうなと
か思いますよね。それまでにしっかりと二人の絆が固まっ
ているといいんだけど。
3冊目の『COLD FEVER』もコミカライズがあると嬉しい
です。どうも原作は更に辛い感じになってるとかいう話な
ので読むの辛そうなんですが。けど見届けたい気も。

まぁとにかく、藤島の母親がクレイジーで怖かったですが、
すごく細かに描写されていて話が解りやすいし、過去と現在
の行き来が結構あるのに混乱は一切なかったし、原作を読ん
でなくてもこれが原作の良さをしっかり生かしながら描かれ
ているということは容易に判断できる読み応えでした。
麻生さん、素晴らしい。
 

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only you,only/麻生ミツ晃 【GUSH】


〔2013/12/10〕


★★★☆☆

恋の成就は望んでいない・・・ただ好きでいるだけで良かった。
部下の須藤を密かに想う真木。ある夜、行きずりの男に身を任
せる姿を、須藤に見られてしまう。そして、好奇心で須藤から
身体の関係を持ちかけられ、抱かれるようになり・・・。カラダ
だけでいい・・・でも、彼の好奇心が一日でも長く続きますように。
危うく淫らなオフィスラブ。

かなりお久しぶりの麻生さん。今回は初の丸ごと1冊同カップ
ルの話ということで、中々読み応えがありました。

常務の息子でいずれ会社を継ぐ予定の部下・須藤に密かに片想
いしていた主任・真木は、夜の二丁目にいるところを須藤に見
られ、好奇心で近付いてきた須藤に迫られ関係を持つようにな
る。やがて二人はその関係に溺れていくけれど、会社では女性
社員達の噂話に揺さぶられ、須藤に腰を据えさせたい常務の妨
害に苦悩し、一度は離れる決意をするけれど・・・というような話。

世間的には概ね好評のようですが、個人的にはあまりツボらな
かったかなと。
まず、社内メールで女子社員達が他人の噂話をするという風潮
が胸糞悪いですよね。野放し状態なんて、どんな会社なんだと。
そして攻が、見合いを受け入れることになるのがちょっと。何
か作戦があるんだよねと思っていたら、そのまんま進み始める
もんだからおいおいと。突発的なそれがなければ、そのまま結
婚していたかと思うとゾッとします。婚約破棄になって喜ぶの
かと思いきや、落ち込んじゃうし。
本人は受を「諦めた」という言葉を使っていますが、それも都
合のいい言い訳だなと。自分の子供を持つことに対する未練が
あるのもリアルな描写で解らんでもないんですが、BL読みとし
てはモヤモヤしてしまいました。最初が最初だったこともあり、
全体的を通してあまり彼の本心が掴めなかったなと。心のどこ
かで、所詮ノンケだよなという残念感が。

ただ、ドラマチックな魅せ方はやはりお上手で、受の切なさ
なんかはかなり伝わってきて、そういう点ではいつも通り好き
でした。電車の中で一人呟く、うん・・・うん・・・うれしい ありが
とう 頑張る・・・の切なさったらなかったです。でも正直、攻の
良さが掴めなかったことで、受が絶対この攻じゃなきゃいけな
いという理由が良く解らず、どこか物足りないかなという思い
が。健気に頑張って殻を破った受は、えらくて良かったんです
けど。

男同士が想い合い尚且つ会社という組織で生きていくことの難
しさ厳しさ葛藤などがしっかり描かれていて、ドラマとしては
面白かったですが、そういう心理描写がスッと入ってこない部
分もあり、すごく好みという内容ではなかったです。何回か繰
り返して読むとまた違ってくるような気もしますが。
そういうわけで今回は少々ダメ出し多めになってしまいました
が、基本的に麻生作品は好きなので次回も楽しみに待ちたいと
思います。もっとどんどん出して欲しいv


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コメント:only you,only/麻生ミツ晃 【GUSH】






COLD SLEEP/麻生ミツ晃 【BBC】


〔2011/3/10〕


★★★☆☆

事故で記憶を失くし、バイト先の友達だったという
藤島の家に居候することになった透。必要なものは
全て与えてくれる藤島だったが、透の過去について
は何も語ってくれない。漠然とした孤独を感じてい
く透・・・けれど、次第に彼の不器用な優しさに気付き
始め・・・?

木原音瀬さんの小説のコミカライズです。
事故で記憶を無くした透の面倒を見てくれることに
なったのは、以前バイト先で友人だったという藤島。
無口でわかりにくい人だけれど、生活の何もかもを
面倒見てくれる藤島に感謝しながらも、過去の自分
を思い出せない不安からついきつく当たってしまう
透。やがて、透が自分で動くことを嫌がる藤島の、
その真意の理由が・・・

というわけで、最初は戸惑いながら世話になってい
た透が、やがて藤島の喜ぶことをしたいと自分から
動き出し、その気持ちが愛情だと気づく。そしてあ
る出来事で、藤島のもっと深い愛を知る・・・という話
でした。

原作未読なので、記憶を無くす前の透の人となりや、
透と藤島の本当の関係(透は藤島を嫌っていたらしい)
など不明な点が多く、正直この時点で、あ〜面白かっ
た!という感じはあまり無いです。
でも静かに淡々と語られる麻生さんの作画は、話の内
容にとてもマッチしていて、映画を見ているような気
分で読んでました。麻生さんの絵柄は元々すごく好み
というわけでは無いけれど、ちょっとした仕草や間が
印象的で、気付けば惹かれているんですよね。

他所で小説既読の方の感想を拝見したところ、まだ今
後はもっと痛い系に展開し盛り上がっていくようです
ので、楽しみに待ちたいと思います。


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ティアドロップ/麻生ミツ晃 【ショコラ】


〔2010/9/30〕


★★★★☆

恋に破れもう本気の恋愛をしたくない木戸悠介は、遊び
だけの関係を前提に会計士の神山剛毅と付き合いはじめ
る。悠介の希望通り、剛毅は一定の距離を保ちながら理
想的な関係を築いてくれるのだが、剛毅の優しさに触れ
るにつれ悠介は遊び以上のものを求めてしまい・・・。

表題作は全3話+描き下ろし。
幼馴染に失恋し、本気で恋をすることが怖い悠介は、理
想の相手を求め、出会い系の掲示板に投稿しては、実際
に待ち合わせに現れた相手を吟味し、結局誰とも関係を
持てないでいた。そんなある日やってきたのは、まさに
条件通りの相手・剛毅。10コ年上で紳士の剛毅に、直ぐ
に夢中になりながらも、あくまで遊びで・・・とドライな関
係を望んでいることを口にしてしまう悠介。しかしその
約束が、思いのほか、二人には重くなってきて・・・

うわぁもう。芸が細かいですよね! 絵柄的には、どちら
かというと本来はあまり好まないような感じなんだけど、
この絵だからこそ出せる繊細さっていうのが間違い無く
あって、小さな動きまでしっかりと魅せることを意識し
ているのが伝わってくるんで、こっちもちょっとした動
きを見逃したくないと、かなり隅々まで読み込んでしま
います。ってか捕らわれるw しかもそこにくどすぎな
い、良い分量のセリフが乗っかっていて、誰にも似てな
い独特の世界が出来上がってるということを、読めば読
むほど実感します。全体的にウザめの受ばかりなのに、
何でか愛しく思えてきてしまうから不思議。

1、2話は、剛毅の優しさに泣かされる部分が多かった
ですが、3話では、剛毅の元彼・峰井に失礼な態度を取
ったことを詫びる悠介にまず泣かされ、その後、剛毅に
涙をこらえて別れを告げるシーンに泣かされ・・・と、生意
気だった子の成長物語にもなっているところが、すごく
素敵でした。状況の描写にも心理描写にも全く漏れがな
く、なんと満足度の高い話を描かれることか。


『僕らの言い分』
大学の友達の友達だったというのがきっかけで、1年前
からセフレの関係にある、ノンケのシオと、ゲイの正宗。
お互い好きなんだけど友達という関係から抜け出せない
二人の話・・・というと、普通に聞こえちゃうと思いますが、
まぁホント、味付けが上手い。シオが「友達のままでい
てやれなくてごめんな」と正宗を抱きしめるシーンは堪
らなく感動的で、その後万歳三唱をしたシオにプッと笑
わされ、辛い状況から最後にフッと引き上げられる感じ
は、何とも幸せな気分にさせられました。素敵。

『crossing』
役者になって10年の椋一とストーカーの話という、かな
り異色な設定なんだけど、最後には爽やかなオチもつい
ていて、面白かったです。ストーカーなのに、愛らしく
思えるようになってしまう、この絶妙さ。

そういうわけで、全部もれなく面白かったです!
皆が美しすぎず、ちょっと泥臭い感じが痛々しくて、最初
は苦手だったりするんですが、そのリアリティがあるから
こそ、読んでて不思議と愛しくなってくるのかなと。未熟
ながらも一生懸命恋してる子らが、最後には可愛くてしょ
うがないです。
そして書いてなかったですが、エロシーンの秀逸さ!分量
はそんなに多くないですが、魂まで透けて見えそうな・・・っ
て言ったら大げさかもですが、それくらいエロシーンにも
しっかりと意味を持っていることがわかる、本当に隙のな
い構成だと思うんですよね。ベタ褒めしすぎですか?w


前作の『スイートビターキャンディ』もまた読みたいな・・・
と思ったら、ちゃんと保管していた!グッジョブ自分w



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スイートビターキャンディ/麻生ミツ晃 【HertZ】


〔2008/11/29〕

★★★★☆

この人の言葉だけが欲しい
「初めて本気で変わりたいと思ったんだ」

チビでデブだから「チデブ」。高校時代、そんなあだな
で呼ばれていた川口崇史には、憧れの人がいた。なにか
と目立つ存在の同級生・金谷佳紀だ。
だが、卒業式の日、川口は金谷の言葉にひどく傷ついて
しまう。その後、金谷を見返したい一心で、見間違える
ほどに痩せた川口は、同窓会で金谷と再会するのだが・・・

あらすじが表題作で、同窓会で再会し、高校時代の回想と
気持ちを確認するまでの話。そしてその夜のムフフな話が
『クイックスローリズム』で、後日遠距離が始まってから
の話が『スイートスイートキャンディ』という、全3編です。

大人しく遠慮がちな川口と、何でもやりたいようにやっち
ゃうカッコイイ金谷という、全く正反対の二人が上手く絡
まりあっていく感じが心地良いです。流れるような話運び
に、ときめく金谷のセリフも満載で、かなり完成度高いで
す。できれば金谷がどういう風に川口を好きになったのか
という過程を見たかったな、という気もしますけど(だっ
て、チデブなので)、この話だけでも満足はしています。
惹き込まれます。


『もう少し待って』は、1年生・二宮にいきなり告白されて
しまった生徒会長・刀根。最初はからかわれているだけだと
思っていたのに、二宮の本気が見えてきて・・・というちょっと
気になる存在になった4月の話。その後、半年間ずっと同じ
ように慕ってくる二宮にどういう答えを出すのかという話が
『目も合わさずに(前後編)』。

面白いなぁ〜。すごく間がいいんですよね。特別珍しい設定
でもないのに、構図とかセリフとかが魅力的なので、気付け
ばどっぷりはまっちゃうみたいな。


そして大好きなのが、10年カプの危機の話『神様のいうとお
り』。攻のよっちゃんに対する愛情が、これでもかという
くらい伝わってきて。こういう普通のゲイカプの愛ある話が
たまらなく大好きです。これも言ったら「普通の話」なんだ
けど、やっぱ魅せ方が上手いんだな。

『左側』は漫画家と編集者。妙に生温か、エロ〜くて、でも
オチが可愛らしくて、不思議な魅力があります。

まーとにかく魅せ方巧いです。多分私はこの人が、「過去
に恋人を亡くした男」とか描いちゃったときには、号泣し
ちゃうと思います。そんくらい、惹きこむ力があります。
これが初コミックスとは、おそろしか〜。


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イトラコナゾール