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椿屋百貨店紳士図鑑/秋月杏子 【ディアプラス】


〔2011/8/30〕


★★★☆☆

椿屋百貨店が新たに打ち出した、アッパークラスの男性
のためのショップ「ラフィネ・プリュス・トーキョー」。
支配人の厳木は、なかなかイメージモデルが見つからず
に苛立っていた。そんなある夜、バーで印象的な青年・
櫂と出会い、逢瀬を重ねるようになるが・・・?

最後に収録されている短編1本以外は、全て同じ百貨店
の話でオムニバス的な感じになっています。
全3話+描き下ろしが2本。

1話目は、椿屋百貨店の支配人・厳木が、バーで出会っ
た大学生・櫂に惚れて身体の関係に。ちょうど櫂が弓道
を諦めたところだったこともありモデルへの道を勧める
が・・・という11歳差の二人の話。
傘を差しかけたのが・・・なんて出会いがちとクサいですが、
攻が従順な犬みたいで可愛くて、面白かったです。

2話目は、父親の急逝により1年前から椿屋百貨店の社
長になった天彦と、元々父親の秘書兼愛人で、今は天彦
の秘書の三家。三家が17歳、天彦が16歳の時に出会い、
お互い恋心を抱いていたものの、ある日三家が父親の愛
人だと知ってしまい、以来複雑な気持ちを抱いていて・・・
という話。昼メロ的なクサめの話でしたが、特に受の想
いが切なくて結構ウルウルしてしまいました。いい話だ
ったv

3話目は、実は美しい顔をしているのに、これまでその
顔のために辛い思いをしてきたことから顔を隠し、会社
では地味な男として通っている企画部の翠が、デザイナ
ーの賀陽に新ラインのモデルに指名されてしまい・・・と
地味っ子が、攻に出会い前向きになるという話でした。
またまたクサい思い出がありましたが、嫌いじゃないで
すw というか、むしろ好きでした。おじいちゃんも素敵
で結構ウルウル。良い思い出話があって、トラブルに巻
き込まれ、ステップアップして、最後にはちょっとお茶
目なラブラブシーンもあって・・・と、ドラマチックで良
いメリハリがあって好きでしたv

描き下ろしの「別冊1」は、映画出演を勧められた櫂。
育ちの良い司(厳木)との世界の違いを感じ少し不安に
なる櫂が、司の中にも不安があると知って、決断を・・・
という話。司が思ってた以上に素敵な人でしたね〜。
更に司に惚れちゃった櫂でしたv
描き下ろし「別冊2」は、翠たちの前に、賀陽デザイ
ンブランドのモデルを務めるイケメン・景都が登場し・・・
という話。なるほどそうきたかw


短編『東京娼年事情』は、顔も頭も家柄も性格も完璧な
同級生・政(つかさ)のことが好きな桜。ある日そんな
政に好きだと告白され、心の中では喜んだ桜だったが、
実は家の事情で売りをやっている桜は、その告白を受け
入れることができず・・・という話。
シリアスな土台なんだけど、ネタばらしではコメディに
なっていて、テンポが良くて面白かったです。「Hヘタ」
に爆笑するパパw 何かすごくハッピーな気分になりましたv

そういえば、これがまだ2冊目の作家さんなんですが、
前回(は2008年)から随分間が空きましたよね。早く
他のも読んでみたいと思っていたので、非常に嬉しかっ
たです。前作ほどの細々な感じがなくなっていて、こざ
っぱりしたなという印象ですが、やはり情報に漏れが無
く、ここをもっと描いて欲しいのに・・・と思う部分は一切
無かったです。絵柄的にはちょっとクセが強いので、そ
こまで好みというわけでは無いんですが、そういうのを
あまり気にさせない内容の面白さでした。

というわけで、表題シリーズは割とメロドラマな展開に
なっていましたが、クサいと思いながらもそれを納得さ
せる力があり非常に読み応えがあったし、短編作品の可
愛さも良かったし、満足ですv 個人的にはどこか職人的
な上手さを感じます。


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桐屋ブックセンター美男坂店/秋月杏子 【ディアプラス】


〔2008/10/30〕

★★★★☆

恋をするなら、本屋で。

桐屋ブックセンタ—美男坂店・・・ それは、ギャルソン風
の制服を着た美形店員が迎えてくれる、オフィス街の本
屋さん。本を愛する店員たちは、常連のサラリーマンと、
実はオタクなイケメンセレブと、新進気鋭の高校生作家
と、自社の社長と・・・・・・ それぞれ物語以上にドラマテ
ィックな恋をしていて・・・。

ぶっちゃけ初コミックスやし、登場人物多いみたいやし、
中の絵は目がやたらとデカいし・・・で、一瞬怯んだんです
けど、読み始めると思った以上のテンポのよさに、段々
楽しくなってきて、中盤(3話)からは、がっつり掴まれ
ましたね。てか、むしろウルッときたし。
若干粗いのでどうしようと思ったけど、すごーく頑張りが
伝わってくるので★4で。

1話目は常連のサラリーマン・巽さんと店員・羽鳥で、
これは普通に恋してるって感じで、一番本屋の恋って
感じで、普通に良かった。

2話目はイケメンセレブなのにオタクなお客さん・来栖
と、コミックス担当・柘植。ギャグの具合が上手かった。

3話目が社長の高雪と次長の秋良で、高雪のちょっと
ふざけた性格と本心のギャップがひじょーに良かった。
二人が幼なじみだということも萌えの重大要素。熱い
社長の告白にグッときた。

4話目もこの二人で、秋良の過去からトラブルに巻き
込まれるという話だけど、人物、話のバランス具合など
すごくまとまりがいい。

5話目は伊勢崎店長と高校生作家。これもすごく好きな
話。ただの生意気高校生かと思ったら、過去に色んな
仕掛けがあって、こういうのってグッときちゃう。

全体的に切なさとギャグのバランスがいいなぁと思います。
何か上手く言えないんですけど、話がしっかり練ってあって、
コマ1つに対して、気持ちを表現する密度が濃いと思うん
ですよね。ヘタな人が描いたら何倍ものページを費やして
しまいそうな。セリフ少なめで間を読め、みたいなのもあり
ますけど、こういう個性もアリだなと。無駄なコマがないの
で手抜き感がなくて、すごく好感度高いです。本人曰く「セ
リフとモノローグが多い」と編集さんに注意されまくり、な
訳がとってもよくわかる。一個一個のコマにしっかり意味を
持たせてるから溢れすぎるんですよね、きっと。

何かわけのわからないことを述べちゃいましたけど・・・ まぁ
激ウマ!というほどの惚れ方ではないんですけど、でも結局
私は好きな方だった、ということで。


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