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奈落何処絵巻/中村明日美子 【花音】


〔2013/9/28〕


★★☆☆☆

マジメで堅物な都の役人、左近衛将曹・高千穂巧は、自分を
クドきまくるお騒がせエセ陰陽師・七海洋一を放っておけず、
妖絡みの事件に首を突っ込むハメになってしまった!ところが
スケベな七海は、スキあらばムフフな状況に持ち込もうとして
vvv

正式なタイトルは『奈落何処絵巻〜あなたのためならどこまで
も 平安調スペシャル〜』ということで、以前発売された『あ
なたのためならどこまでも』のラストに収録されていた、本編
のパラレル作品『あなどこ番外編〜奈落何処絵巻〜』の続編で、
妖退治をしつつ高千穂にエロいちょっかいを出そうとするお調
子者の七海と、何かと事件に巻き込まれてしまう可愛い高千穂
が繰り広げる、平安コメディという感じの1冊でした。

しかし残念ながら、自分がこの手の時代設定が苦手ということ
もあり、あまりピンと来なかったです。正直、何をしているの
か度々迷子状態にw 一応たまに色っぽいことになってはいます
が、BL的な萌えを感じることもなくて、ひたすらドタバタとし
ていたなという印象でした。前回の1話だけだったら全然つい
て行けてたんですが、今回はかなり趣味が入っているなという
感じで。まぁ明日美子さんの絵なので、眺めているだけでも楽
しいっちゃ楽しいんですが、私としては、現代物で読みたかっ
たな、これは同人誌で良かったのでは・・・という感じがしました。

そういうわけで、『同級生』とか大好きなので、やや辛口にな
ってしまって恐縮なんですが、今作はフィーリングがかなり
ピタッと合わないと難しい感じなので、結構好みが分かれるん
じゃないのかな〜と思いました。


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空と原/中村明日美子 【EDGE】


〔2012/5/19〕

★★★★☆

原学(はら まなぶ)、37歳、男子校教師、独身、「生徒には
絶対手を出さない」というポリシーを持つ男・・・。3年間の片想
いから脱するために訪れたゲイの集まるクラブで若い男に出会う。
後に彼は、原が勤める学校の新入生、ソラノだと分かり・・・??
不器用なオトナ、永遠のアテ馬と呼ばれる原先生に春は来るか!?

言わずと知れた名作『同級生』のスピンオフで、ハラセンの話
となれば、面白くないわけがない。そしてまた読むのが楽し過
ぎて何回も読んでしまい、結局ロクな感想が書けないに違いな
い・・・と、どうせならじ〜っくり読んでやろうと思って寝かせて
いたら読み始めるまで1ヶ月も経ってしまい、そしてやはり案
の定繰り返し読んでしまって、更に感想を書き始めたもののま
とまらなくて後回しにしていたらまた1ヶ月経ってしまい・・・
今更まとまらない!w しかも、前3冊も読みたくてしょうがな
い状態なんですけど、当然、全然時間が足りない。でも書かな
いと進まないので、とりあえず・・・

3年前、新入生・佐条を好きになるも、生徒には手を出さない
というポリシーのため我慢。そうこうしているうちに、佐条に
無敵の彼氏・草壁という相手ができてしまい、結局彼らの卒業
を黙って見送り、佐条への想いにケリをつけたハラセン。
久しぶりに訪れたクラブで、メガネを掛けた若者に出会ったハ
ラセンは、彼をお持ち帰りしようとするものの、まだ佐条の顔
がちらついてしまい、キスだけでお別れすることに。
しかし後日、その相手・ソラノが自分の高校に入学してきてし
まい、付きまとわれることになるが・・・。

生徒とどうこうなるつもりはない上に、相手は15歳。それに最
初にメガネを掛けていたこと以外は自分の好みでないソラノは
範疇外のハラセン。またソラノも、佐条とのデートをお膳立て
したりして、特にハラセンが好きというわけでもなく、ただ
何か、お仲間意識みたいな感じで、軽〜く進んでいくんですね。
でもハラセンも何か、ソラノを放っておけず。
しかしそんな陽気なばっかりのソラノも、彼なりに辛い失恋を
したこともあり。更にそこに、ハラセンが20年前の高校時代
に好きだった有坂先生が代理で赴任してきたことで、またこの
有坂先生も危なっかしくて放っておけなくなるハラセン。
そしてこじれていた、有坂先生と教え子の恋を見守り、自分も
初めて、人に愛されるのもいいかなと思えるように・・・という
ような感じですね。

いや〜、話の転がり方にしびれますね。一つ話の終わりが見え
たら次の展開へという、明日美子トレイン的なw ツルツルッと
話が繋がっているのが気持ち良くて、何度読んでも面白いです。

途中の番外編『ツーブロック』(このタイトル絶妙ですね。単
語だけで時代が思い浮かぶw)でハラセンの二丁目デビュー時
代の話が読めたのが良かったですね。当たり前だけど、誰にで
も若く未熟な時代があるんだよな〜という。若いコマっちゃん
も、何という可愛らしさv

そしてもうひとつの番外編『アンド、キス』は、ハラセンと佐
条がデートをした後の、草壁×佐条の話。たった8Pなのにし
っかりとラブラブが伝わってきて、もだもだしてしまいましたw

ソラノと、中学の同級生・フジノの話は、何かジワッときます
ね。ノンケとの世界の違いというか、何かもう、どうしようも
ない壁というか。またフジノに悪気が無いだけに痛々しくて。
そういうのをこの歳で悟っちゃったソラノが可哀想だとは思う
けど、傷が浅いうちで良かったのかな〜と。

ただ、有坂先生と響の話は何度読んでも泣けちゃうくらいなの
で、それはそれで好きだったんですが、どうもここに感動とい
う部分をがっつり持っていかれてしまっているようで、トータ
ルで見るとソラノとハラセンの絡みが、見足りない〜!という
感じなのは、自分だけでしょうか。そこが永遠のアテ馬である
ハラセンらしいとも言えるんですが、何かもうちょっと、人の
世話ばかりの二人の、ラブラブするところまで見てみたかった
ような気もします。

一番印象的だったのは「チャリンコに手ーつないで乗ると空飛
べんだよな」という場面の、飛んでる二人の後ろ姿と笑顔です
ね。(何度見てもグッとくるな〜と思っていたら、目次の上の
ところにも描かれてあるv)ソラノという明るい方向へ引っ張
ってくれる子が現れたことで、先生の意識が変わっていってる
んだなという。前と後ろ(佐条との)はそれはそれで夢心地だ
っただろうけど、今度は並んで尚且つ飛んじゃうのか!という、
恋を意識しての心理の変化というか、できないことはないんじ
ゃないか?という無敵さが、佐条にとっての草壁のようでもあ
り、たったあれだけの表現で色んな感覚が伝わってくることに、
何だかかなりしびれました。

まぁとにかく、ハラセンにも無事 春が来てくれて良かったです
ねv見かけによらずとてもモラリストなハラセンのピュアな中
身が沢山見られて、これまでは特に考えもせず、ハラセン=攻
だと思っていたんですが、こうやって見ていくと、あぁ愛され
るハラセン・・・いいじゃない!とw  きっとソラノにたっぷり
愛されて、可愛い○○になられることでしょうw


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あなたのためならどこまでも/中村明日美子 【花音】


〔2010/3/29〕

★★★☆☆

「わ・・・わいせつ罪で訴えてやる!」
堅物メガネ美人刑事・高千穂巧は、一年間追い続けたイケメン
たらし犯 七海洋一をついに離島で逮捕した!このまま手錠に
繋いで本庁に連行するはずが、なぜか「蜜月旅行」(七海談)
になっちゃって!?

高千穂に追いかけてもらうため、離島に逃げた結婚詐欺師・七
海と、七海を追いつめとうとう逮捕したはずが、次々に七海の
思うがままに動かされてしまい、なかなか本庁に戻れない堅物
刑事・高千穂の、なるほどそう来たか!って感じのテンポの良
い愉快なラブコメです。

表題作が6話。
フェリーに乗り遅れ、漂流し、しまいには雪山で遭難しても、
高千穂と一緒に居れるイベントは、全てが七海にとってはハネ
ムーン、みたいな、そういう飄々と人を巻き込んでいく性格と、
頑張ってるんだけどアホな七海に流されてしまって、いまいち
イケてないツンデレ美人・高千穂というキャラが面白く、その
魅力を最大限に見えるように計算された見事な構成で読ませて
くれました。ポップさが非常に心地良かったです。
カバー下に、二人の一連の流れをまとめたすごろくが描かれて
いるんですが、ホントまんま、こういうテンポの良さだったな
と。しかも七海がずっと笑顔なのが、内容を表してますよね。


短編『マジカル執事』は、訪問販売に訪れた男と、ちょうど屋
敷の主人を亡くし、自分の存在意義について悩んでいた執事が
主を見つけて暴走する8Pのエロコメ。アホくさくて良し。

『のんのん』『のんのんののち』『のんのんのん』の3話は、
高校で同じクラスの仲良し、山田と石丸が、はずみで何となく
お互いに好きなのかも!というのを知ってしまい、赤くなった
り青くなったり・・・という、キュートなラブコメ。この何とも
ウブい感じがたまらないなと。思わず読んでるこっちまで、
頬染めてしまいますよね〜。表題作も面白かったけど、こっ
ちの方がトキメキ多めで好きかなぁ〜。黒バックのモノローグ
の効かせ方もハマりましたね。

『あなどこ番外編〜奈落何処絵巻〜』は表題作の二人の、平安
バージョン。陰陽師=オンミュージックってw 時代が変わっ
ても、七海のアホさに振り回されるわけですね。

そういう感じで、またしても新たな魅力を見せ付けてくれ、楽
しませてくれた、明日美子さんでした。まだまだこの人の引き
出しは、限りないぞ〜って感じですね。


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卒業生−冬−、卒業生−春−/中村明日美子 【EDGE】

 
〔2010/1/28〕

★★★★★

『冬』 冬の季節は、少しずつ二人の距離を近づけていく・・・。
大学受験を間近に控えた佐条は、予備校帰りに草壁とのデートの
時間を重ねていた。そんなある日、佐条の母が入院することにな
る。病院への往復、家事、そして受験に追われ、心身ともに疲れ
きっていた佐条は「今、お前に会いたい」と、誰もいない自宅に
草壁を呼んだ・・・。

『春』 冬を越えて、春、お互いのすべてを受け入れ大人になる。
佐条の受験まであと数日。学校の帰り道、将来について草壁は
「養子縁組とかすんでしょ」と浮かれて話すが、世間はそんなに
甘くないと猛反発する佐条。仲直りする間もなく受験会場のある
京都まで向かうと、先回りした草壁が待っていた。試験前日、初
めて二人きりの夜を過ごすことになり・・・。


感想を書くタイミングが掴めない〜というか、繰り返し読まずに
はいられない素晴らしさだけに、読んでくうちにどんどん好きが
増してしまい、その時点で何を書いても中途半端になってしまい
そうなのがイヤでねばってみましたが、でももうそろそろ頑張っ
て書いておかねば、次もあるし・・・ということで、現時点での全力。
これでも。

いきなり今年の初っ端から、こんな素晴らしい作品が出てしまって、
2010年のBLはどうなっちゃうのかと、余計な心配をしてしまいま
すが。何となく、年末じゃなくて年始めに出てくれて、いい感じに
卒業気分にマッチしててありがたい。

萌えドコロを全部説明すると、とんでもないことになる・・・というか、
ぶっちゃけ全部萌えドコなので、端折ってピックアップしようにも、
どうしようもない状態なので、もうその辺は、読んでもらうしかな
いかなと。なので全体的な感想を。


内容としては、前作『同級生』から付き合い出して、いよいよ卒業
間近の二人。特に目標があるわけではないけれど京大受験を控え予
備校通いが続く佐条と、情熱を持って音楽への道を進もうとする前
向きな草壁という、相変わらずタイプが違うながらも上手くいって
いる毎日に、佐条に好意を持っている原先生の存在が草壁に嫉妬心
を抱かせたり、大事な時期なのに佐条の母親が入院することになっ
たりという、少々のトラブルが有り。あとは、ハラセンの若かりし
日の切ない恋の話があったりするのが前半の『冬』。

そして『冬』だけでも萌え度100%だったのに、さらに何十倍にも
させてくれちゃった『春』。母親の入院で余裕がない佐条の、何と
か力になりたいと自分なりの頑張りを見せた草壁が、受験で京都へ
行った佐条にもバイクで会いに行っちゃったり、卒業式直前にバン
ドのサポートでフランスに一週間行くことになり、離れてみてやっ
ぱり佐条の存在の大きさを確認したり。そして卒業式の日、これか
らを話し合う二人の出した決断は・・・


っちゅうわけで、最終的には号泣です。てか、最初から何かウルウ
ルしっぱなしだったんですけどね。しかも何度読んでも泣けるし、
最後のモノローグなんか、大変ですよ。
基本的に、二人がちゃんと会話をして分かり合おうとしている部分
ばかりなので、頑張れ〜的な気持ちもありますし、草壁の一見アホ
っぽいんだけど、決して自分を良く見せようとかいう浅ましさはな
く、ストレートに前向きな感じが特に何か、意味もなく泣けてくる
というかですね。本当に佐条のことを好きなんだなというのもすご
く伝わってくるし、意外に泣き虫なのもいいなと。佐条のお母さん
に、この子を宜しくねって言われてウルウルしちゃうとことか可愛
すぎるし。この回は、最終話『卒業』の次に好きでした。

勿論、佐条の意地っ張りなところと、何気にエロく、ちゃんと高校
生男子なんだなという部分がたまに見える、その塩梅も絶品。この
二人は、何かもう、まさにニコイチなんですよね〜。これで完璧に
完結してるけど、まだこの先も見せてもらえるものならば、是非、
見守らせていただきたいですよね。


話としては、とてもシンプルなんですが、もうね、間がねぇ。普通
な出来事をポップでドラマチックに魅せる技量っていうんですか。
しかも、最初から出来上がってるカップルですから、そこをずっと
新鮮に見せるのって結構難しいと思うんですが、全く間延びが無く、
常に新鮮。普段の何気ない会話の面白さと、読んでるこっちまで赤
面させられるほどの二人の高揚の差にたまらなく萌え、ハラセンを
含め笑いも冴えてるし。何かもう、文句の付け所が無いとはこのこ
とか!って感じですよ。

これが男女モノだったら、絶対むず痒いだろうっていうところも、
男子だから持ってる意地とか、男子同士ならではの部分が見えたり
して、思わず背中を押してやりたくなるという、BLだからこその味
わいが、しっかりと生かされていて。ド定番ながら、ド萌え。
また、あ〜こういうのあったな〜って感じの、この年頃ならではの
定番な出来事や過剰な青くささなど、恥ずかしノスタルジックな気
持ちにさせてくれるのも魅力だなと。読んでると、制服の、あのこ
もったニオイをずっと感じるんですよね。

しかしこれ、ふたりだけの世界でもそれはそれで面白いんでしょう
けど、やっぱり「ハラセン」という、読んでる自分らと同じ側の人
間が存在することで、そういう見守るしかないオトナの気持ちを見
事に代弁、実行してくれてるのが、面白いんだと思うんですよね。
結局どんなに手を伸ばしてみたところで、彼らには彼らの同級生だ
からこそ出来た世界があって、大人は入り込めない。そんな虚しさ
も何だか心地良いのです。青春上等!w

『同級生』だけでも素晴らしかったのに、いやこれはホント、定番
を見事に色付けた、明日美子さんの実力を見せ付けられた、素晴ら
しい作品だと思います。まさに感無量。またこれからも、読み返す
度にキュンさせられ、泣かされるんだろうな〜。ヤバイ、ヤバすぎる〜。

 
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ダブルミンツ/中村明日美子 【EDGE】

 
〔2009/7/24〕

★★★☆☆

ミツオとみつお、SとM、
あるいは魂の共犯者。

二人一緒じゃなきゃ、生きてゆけない、お前は俺の半身。
「女を殺した・・・」電話の向こうから聞こえてきた高飛車な
声は、高校時代の同級生・市川光央だった。同じ名前を
持つ男・壱河光夫の胸中に、かつての隠微な記憶が蘇る。
忘れていた過去が、再び光夫を熱情の中に引き戻す。
共犯者として再会を果たした二人の主従関係は、少しずつ
新しい形へと姿を変えてゆく・・・。

同じ名前のミツオとみつお。高校時代、主人と犬という主従
関係にあったが、今はミツオは技術者、みつおはチンピラ。
そんな全く違う生活を送っていた二人が、みつおが起こした
事件をきっかけに、再び行動を共にすることになる。求め合
ったのは偶然か必然か・・・

明日美子節全開だと、巷で大絶賛のコチラ。うん、面白か
ったです。
一見危ないのはチンピラのみつおの方なんだけど、本当に
狂気を孕んでいるのはミツオで、それを目覚めさせたのが
みつおであり・・・という、互いが存在しなければ、それぞれ
生まれなかったであろう人格っていうのが、とても痛々しく、
でも何だか美しく描かれてあって、はたから見ると酔狂、
なんだけど不思議と純愛、みたいな。

まぁ何か、こんなレベルの高い内容を読んだあとは、自分の
表現力の稚拙さに益々ションボリするわけですが、JUGEM
でもamaz○nでもちるち○でも、すごく皆さん素敵なレビュー
を書かれていていますので、詳しい感想は他の方にお任せ
します(笑)

SとMはどんなに痛々しくても互いが求め合っていれば成立
するというのはわかっているんだけど、結構な痛々しさでし
たよね。ミツオが支配されたがっているという、究極の犬願望
は、究極の純粋な愛情であるということは理解できてるんで
すけどね、やっぱ痛い。でも結末が破滅じゃなかったとこが
すごくイイ。ミツオの顔の三段階にグッときてしまいました。

自分は明日美子さんのは『同級生』 しか読んでいない超
初心者で、しかもその『同級生』のほんわかラブを気に
入っている、超正統派ラブ好きですので、今回のコレは面白
かったんですが、得意な方面ではなかったので、また何度も
読みたい、とかそういう感じではないです。でも明日美子フリ
ークの方からしたら、『同級生』の方が異色みたいですけどね。
そういう意味でも、1話、3話のちょいユルくらいのが結構好き
で、描き下ろしの甘さもたまらなく好きですね。まぁそれはあの
痛さがあってこそではあるんですが。

しかし前からなんとなくは感じていましたが、世の中のBL読
みの方々は、結構 「痛い好き」ですよね。しかもそれを読ん
で、右脳で終わらすんじゃなくて、ちゃんと左脳で整理できる
とか、改めて皆さんの感受性の豊かさ、表現力の巧みさに、
いたく感心してしまいました。


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ワイナリー和泉屋






同級生/中村明日美子 【EDGE】


〔2008/2/29〕

★★★★★

まじめに、ゆっくり、恋をしよう。
思春期にゆれる少年たちの、ピュア・ラブストーリー。

合唱祭前の音楽の授業中、同級生でメガネの優等生・
佐条利人が歌っていないことに気付いた草壁光。
佐条は歌なんかくだらないのかと思っていたが、ある日
の放課後、だれもいない教室でひたむきに歌の練習を
する佐条の後ろ姿を目にした草壁は思わず声をかける・・・。

楽天的おバカで友達も多くそこそこモテるイケメン男子・
草壁と、繊細系美形インテリメガネ男子・佐条という、
一見共通点のない、雰囲気の違う二人が、ひょんなこと
から恋に堕ちて・・・という・・・ なんつかねぇ、
ひっじょ〜〜〜〜〜に萌えます。

多分、年末の『このBLがスゴイ!』的な本で、恐らくトッ
プ取っちゃうんじゃないでしょうか。そんくらい良かった。
相当数の人が「表紙で躊躇して・・・」といってしまうような
個性的な絵ですけど、中に読み難い印象は全くなく、とい
うかむしろ、構図も面白いし、表情も豊かで、息遣いまで
聞こえてきそうな繊細さで、グイグイひきつける魅力を持っ
た絵だと思います。読まず嫌いをしなくてよかった。

突出して面白い展開というわけでもなく、ベタっちゃベタ
なんだけど、あえてそこを行った+尚且つトキメかせること
のできるチカラを持ってるって、感じ。心にじんわりと余韻
を残すような、そんな面白さがあります。
例えれば、青くて真っ白で透明で、炭酸シュワシュワ〜で
甘酸っぱい、飲んだことあるような・・・でも新味?みたいな。
なんだーこの清清しさはーと、過ぎた日を思う、そうハラセン
(中で出てくる面白い位置の原先生)のように、見てること
しかできない大人には、青春眩しいゼ!みたいな気持ち
にさせられて、何とも味わい深い一冊ですよ、これは。


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イトラコナゾール