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それでも、やさしい恋をする/ヨネダコウ 【CRAFT】

〔2014/4/1〕

★★★☆☆

出口晴海が好きになったのは、小野田良。三歳年下のスト
レート。気がつくと、好きになっていた。友達でいい。そう
思っていたのに、どんどん好きになっていった。素直になれ
なくて、不安になって、ささいなことに幸せを感じて、言え
ない言葉がたくさんたまっていって・・・・・・ 
誰かを好きになる切なさと幸せがここに。

『どうしても触れたくない』のスピンオフで、同人誌として
出されていた4話を加筆修正したものに、雑誌掲載の1話を
加えた1冊。
やっと読めましたw 正直、前作を読んだのが大分前というこ
ともあり、小野田のキャラをはっきり覚えていたわけでは無
かったんですが、ちゃんと面白かったです。時系列がリンク
していたりするようなので、再読したらもっと楽しめるんで
しょうね。

飲み仲間の紹介で知り合った、三歳年下のノンケ・小野田の
ことを好きになってしまったゲイの出口が、友人として一緒
に過ごしながら3年間の切ない片想いを続けてきたものの、
ついに告白してしまい・・・という話。

話としては、相変わらず大変地味w けど何か、好きになっち
ゃってどうしようもない感じとか、相手に気付かれない虚しさ
とか、相手が他の人に向いてる切なさなど、遊び慣れていて
強気だけど実はピュアな出口の気持ちが丁寧に描かれていて
面白かったです。部屋の前で待つのとか、気楽なメールとかも
本当は結構考えながらやってるんだろうな〜という繊細な感じ
が伝わってきてキュンときちゃいますね。

正直まぁ、どうしてノンケの小野田が、出口を友人以上に見ら
れるようになったのかもイマイチ解り難かったし、終盤の二人
が言い合う部分が好みじゃなかったりして、皆さんがイイ!と
言われているほどの良さは一度読みでは感じられなかったんで
すが、何かこう、読み終わった今、ジワジワ〜っと沁みてきて
る感じです。これからいいカップルになっていくのかな〜という。

ゲイがノンケを好きになってしまって迷って傷ついてという王
道がしっかり味わえる1冊でした。機会があれば、前作から読
み直してみたいところです。

・・・って書いてから、やっぱり気になって本棚をチェックしたら
ちゃんと前作があったので速攻再読してしまいましたw 小野田
は本当に脇役〜という感じでしたね。やはり私的には、がさつ
だけど包容力のある攻と不器用な受の、前作の方が好みかも。


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NightS/ヨネダコウ 【BBC-DX】


〔2013/2/9〕


★★★☆☆

「今一瞬、アンタにむしゃぶりつきたくなった」
運び屋の唐島は、どこか秘密めいていて色気のあるヤクザ
・穂積の仕事を引き受ける。惚れて、探って、騙して、裏
切られ・・・・・・はぐらかされた本心はいつも見えないまま。
黒社会の駆け引きと大人の恋の心理戦は、やがて息を呑む
圧巻のラストへ・・・。他、笑わない営業マンと整備士それぞ
れの視点で紡がれる「リプライ」、男子高校生の恋の始ま
りを爽やかに描いた「感情スペクトル」、描き下ろしも収
録した、男と男の感情を精緻に描いた傑作集。

『囀る〜』の方を先に読んでいて、ヤクザ物があんまりな
私は、またヤクザ物か・・・とちょっと思ってしまったんで
すが、短編集ということでそれは1話だけで、他に高校生
物と自動車屋さんという普通の話が入っていてくれたので
良かったです。

表題作は、死体以外なら何でも運ぶというフリーの運び屋
・唐島が、ヤクザ・穂積に仕事を依頼されたことから、惹
かれていき・・・という話。一応、ドンデン返し的なことに
なっていて、そのコミカルなオチはすごく良かったと思う
んですが、どうしても初っ端、初対面の穂積を簡単にヤク
ザだと思い込んでいる唐島を見て、仮にも運び屋が何て軽
率な・・・と思ってしまったので、あぁやっぱりね、という感
じの方が大きかったです。ただ、穂積の静かに色気のある
キャラは面白かったですし、今後もこんな風に受に翻弄さ
れるんだろうなこの人・・・という空気は良かったです。と
思ったら、描き下ろしで早速w

『感情スペクトル』は、バカだけど見た目は良いためそこ
そこモテる友人・仲屋のことを、隣のクラスの色白で小柄
な男子・笛吹がいつも見ていることに気付いた久郷が、面
白半分に、仲屋とのことを協力すると笛吹に申し出て・・・
と言う話。うん、そうだろうなと思ってましたw ジワジワッ
と侵食していく感じが面白かったです。

『リプライ(前後編)』は、自動車販売店の整備士・関が、
無表情だけど実は自分の苦労やお客さんのこともしっかり
見てくれている営業・高見に段々惹かれていき、やがて告
白したものの、高見の中に男とどうこうという選択肢は無
く・・・という話。関のことは確かに好きだけど、それが即
恋愛という思考には至らず、そこが少しずつ変化していく
という感じなんですが、ちょっと何かあまり、高見の気持
ちの変化に納得いかなかったのは自分だけなのでしょうか。
低い温度のところで繰り広げられるやりとりは面白かった
です。描き下ろしでちょっと甘いところが見られたのも良
かったです。ツナギのファスナー下ろしぃのからのTシャ
ツたくし上げ は最高でした!w

うん、普通に面白かったです。でも特にこのやりとりが萌
えるとかいう感じでは無かったかなと思いました。他所で
は概ね評判が良いようですので、好みの問題でしょうか。
表題作なんかは、こういう世界観が好きだという方なら、
穂積もセクシーですし、楽しいでしょうね。
個人的には、毎回ラストがちょっとオチャメな感じで終わ
っていたりするので、そのテイストが本編にもあった方が
好きかなと思います。コメディとまでは行かなくても、ス
パイス的に。

あと普通は読む時、脳内で勝手にキャラそれぞれの声に変
換される状態なんですが、セリフの位置の関係と、ふきだ
しにも引っ張ってくる部分がほとんど無いからか、どちら
のセリフかというのがパッと脳内変換できなくて、微妙に
読み辛かったんですよね。私だけかな〜。

までも、ヨネダさんはまだこれが3冊目ということで、今
後も大いに期待してますv


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囀る鳥は羽ばたかない(1巻)/ヨネダコウ 【HertZ】


〔2013/1/30〕


★★★☆☆

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業
の社長。本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が
付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さない
と決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるも
のがあった。矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由により
その誘いに応えることができない。自己矛盾を抱えて生き
る矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。傷を抱えて生
きるふたりの物語が始まる・・・。

面白かったですv
表題作のスピンになっている1話目の『Don't stay gold』
だけはdrap掲載で、本編主役の矢代の高校時代からの友人
で医者の影山と、矢代が拾ってきた狂犬な若者・久我とい
う話。枯れおっさんがツヤを取り戻していくというw

本編は、真誠会の若頭で、酷いセックスをされるのが好き
なドM・矢代と、新たに付き人としてやってきた無口無表
情な忠犬・百目鬼という話。
どうもヤクザ物はそんなに好きな方ではないんですが、こ
れは矢代の得体の知れない淫乱キャラの面白さと、これま
た本心全く掴めず&時々天然な忠犬・百目鬼のやりとりが
いちいち刺激的で、ワクワクしながら読みました。
2話終わりの、百目鬼を怒らせて妹のところに行くよう仕
向けたところなんかしびれましたね〜。本当は、妹が兄を
好きで何か頑なに頑張っちゃってるのがあまり好きじゃな
く、妹が父にというのも苦手だったんですが、百目鬼の立
場や矢代という人を表現する上では面白かったです。
あと度々出てくる、ふにゃ状態のTNKを食すという行為が
何かエロいw

また矢代と影山の高校時代の話『漂えど沈まず、されど鳴
きもせず』(本編よりこちらが先なんですね)が秀逸で、
これを単体で読んでいたら特にそうでもなかったと思うん
ですが、本編読んでのこれという流れが良かったです。

性的にはドMでありながらヤクザらしくSっ気もあって
とんでもなくいやらしい矢代が、バカだけど実は意外にそ
うでもなさそうな百目鬼と関わったことで、今後どう話が
転がっていくのか大変楽しみです。ギリギリプラトニック
で、あくまで立場の上下がはっきりした関係が面白いので、
ずっとこのままでもいい感じもしますが、どうなるんでし
ょう〜v

1冊目の『どうしても触れたくない』があまりに神すぎて、
次出す時、どんだけ期待されちゃうんだろう、プレッシャー
ハンパないだろうな・・・と勝手に心配しておりましたが、
余計なお世話でしたねw あちらとはまた全然違う方向です
が、やはり伝わってくるものがしっかりあるなというのを
感じました。とりあえず今後も安泰でしょうv


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どうしても触れたくない/ヨネダコウ 【CRAFT】


〔2008/9/1〕

★★★★★

・・・なんか変なコトしたくなるよ、お前・・・

新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで
二日酔いの男と一緒になる。それが、新しい上司・外川
との出会いだった。
無遠慮で図々しいように見えて、気遣いを忘れない外川
に惹かれる嶋だが、傷ついた過去の経験から、一歩を踏
み出せずにいる。
一方、忘れることのできない記憶を抱えながらも外川は
傷つくことを恐れず、嶋を想う心を隠さない。
好きだけど、素直にはなれない・・・ 不器用な想いの行方は?


んーーーーーーんっ、萌えたっ。

新しい職場の上司・外川は、酒や煙草のニオイをプンプン
させていて、ちょっと粗暴で、嶋にとっては、大嫌いな部
類の人種。なのに愛想笑いのひとつもできない嶋を何かと
気にかけてくれたりするので、気付けば気になる存在にな
っていた。嶋のことを何となくカワイイと思っている外川
に、誘われるままカラダの関係になり、その後も関係は続
いていく。

しかし嶋には、前の会社での忘れられない過去があり、
もうノンケには恋をしないと決めていた。何とかこの恋
に溺れないようにと、必死で終わらせようとする嶋だった
が・・・


やーもう、全てが素晴らしかったですね。発売から一週間
しか経ってないのに、感想書き込む人が多い理由が、よく
わかります。表紙の期待通りだった!

過去のトラウマありのゲイが、ノンケ上司に恋をして愛され
て苦しんで・・・という、話としてはオーソドックスなんですけ
ど、それをベタだと感じさせない丁寧な心理描写と気の利いた
セリフ。
そして何より、一見雑だけど実は細やかな男・外川と、ネガ
ティブで言葉少ないくせに毒舌という嶋のキャラが、上手く
絡み合っているんですよねぇ。嶋が強がっても、全てを外川
が包んでる感じ。こういうのすごくステキ。内に秘めちゃう
嶋の切なさが二人の対比で見事に描かれてますねぇ。
あとは脇の小野田さんの使い方もグー。

大概、何回もときめきましたけど、3話ラスト、
「いやあ 良かったなと思ってさ お前に出会えて」
と言われた嶋が自分からしたキスと、その後のモノローグ、
 どうして俺は男なんだろう 不毛だと知りながら
 どうして恋をするんだろう
から、もう涙腺緩みまくり。タバコのシーンとか、
嶋が会いに行ったシーンとか、もう大変でしたよ。決壊。

とにかく、心理描写が細かく正確にできていて、無駄な
部分が一切なく、構成構図ともすごく良かったです。
ベタ褒めでなんですけど、たまらなく良かったです!
まさにこういうのを読むと、改めてBLでの純愛パワーを
思い知らされ、ホントにBL読んでて良かったなぁと思え
るんですよねぇ。んー幸せ。










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イトラコナゾール