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いちごが好きでもあかならとまれ。/雁須磨子 【ルチル】


〔2000/4〕

★★★☆☆

幼なじみの枝光と千紘。いつでもどこでもマイペース
につるんでいた2人の関係に、微妙な変化が訪れた・・・。
(amazonより)

マンションの隣同士に住む幼馴染の明美と千紘という
いつもつるんでいる17歳の二人の関係が、少しずつ形
を変えていくという話。でーんと構えているタイプの
ちひろと、グルグル気味の明美というオバカちゃん二
人が何だか空回っちゃっている可愛らしさに、思わず
ニヤニヤしっぱなしの楽しさでした。

こういう話だった、って簡単に説明するの難しいです
よね。とりたててドラマチックなことが起こるわけで
も無いんだけど、でも何か、微妙におかしなことにな
っているという、この二人の鈍臭さが楽しいなと。

距離を置いてみることにしたちひろにより、明美が会
いたい気持ちを募らせたりする前半は、アホな話なの
に何故かキュンとさせられたり(ちひろが「さわりた
くてがまんしたぜえ」と明美を抱きしめるとこなんか
たまらん!)、夏休みに涼を求めて彷徨う二人の面白
さや旅行のくだりなど、とにかく二人がつるんだこと
により生まれるアホな空気が、色々と面白かったです。

明確な、好きだ付き合おうぜで普通のお付き合い・・・
とはちょっと違うので、本来の自分の好みとは違うん
ですが、でもこのダラダラ感が妙にリアルで、すんな
りと入って行ける面白さでした。力の抜け具合が絶妙。
可愛い二人でしたv

(2011/6/1)

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かわいいかくれんぼ/雁須磨子 【ルチル】


〔2011/11/24〕

★★★★☆

高校教師・田中は、教え子・牛島の、クラスメート・家村
へ向ける恋する瞳に気付いていた。それは田中自身も男性
が恋愛対象だから・・・。牛島を見守る田中だったが、ある夜、
牛島が田中の家に訪ねてきて・・・・・・!?

いや〜ん。健気な16歳・牛島くんの可愛さと、大人なんだ
けど何気に必死になっていく田中と、そして少し不安定な
教師と教え子という関係に、あちこちでキュンキュンきて
しまいました〜v セリフも表情もすごく良かったです。

ゲイの教師・田中が、可愛い系の生徒・牛島がクラスメー
ト・家村を好きなことに気付き、自身の不遇の学生時代の
経験から気をつけろよ〜とさりげなく気遣い見守っている
うちに、牛島の気持ちが変化して、田中も・・・という話。

何かこう、牛島がまだ自分の感情を持て余している切ない
感じなんだけど、でも素直が故に面白いことになってる部
分と、心の中で常に冷静に分析している田中という、それ
ぞれのキャラが堪らなく良かったですよね。読んでてニヤ
ニヤしてしまう感じで。こういう組み合わせ大好きです。

最初の『かわいいかくれんぼ(前後編)』では、見守る田
中の言葉がいちいち的確で素敵なんですよね。「そんな目
で男を見たりするもんじゃない バレちゃうだろ」とか、
「まったく こんなことで さ」とか、しんどい時代を経験
したからこその味があって。でも散々気遣っていたのに、
思ったよりも時代が変化していたという間抜けな部分もあ
り、何つうか、切ないっつうかw そしてそんな大きな心で
牛島を見守っていたのに最後にはポロリと落とされてしま
う可愛らしさを見せてくれ、何だかとっても普通の人なの
に不思議な魅力のある人でした。
最後に「ガチガチのムチムチの・・・が好みなんでしょ?」と
聞く牛島の殺人的な可愛さ〜v

『君を見てると』では両想い確定後1ヶ月。しかし相手は
16歳だし立場もあるしでどうにもこうにも・・・な話。
これまたニマニマしっぱなし、はっきり伝えられない牛島
に切ない思いにさせられジレジレ具合にキュンとする、何
とも堪らん話でしたw 何でしょう。特別珍しい話というわ
けでもないのに、何かいい空気が出てるんですよね。

『スキップ(前中後編)』は、付き合いだして半年。いつ
の間にかそういう関係になっちゃって、週末は田中の家で
一緒に過ごしたりというラブラブな二人だったけど、牛島
がバイト先で一緒の1コ下の男子が、もしかしたらゲイな
んじゃないかと気になっていることが、田中は気になって
・・・という話。背も伸びて少し大人になってきた牛島が、
いつか自分から巣立つ日が来るのではないかという不安に
苛まれる田中という感じですね。自分はホップステップジ
ャンプのステップなんだと諦めながらも、理屈じゃなく手
放したくないという想いが感じられ、キュンキュンしました。
田中の男の娘好き男子に対する対応も、痛みを知ってるか
らこその配慮があって素敵だったな〜。

そういうわけで、独特のセリフ回しだったりするので、合
わない時はあんまり萌えも感じないんですが、合った時の
気持ち良さはたまらないですよね。そういう意味でも、同
時収録されていた短編『年が下の男』は、'02年の作品とい
うこともあり、面白いけれどどこか自分的には物足りない
感じでした。まとにかく、表題シリーズは頼りない不安定
な牛島の可愛らしさが存分に堪能でき、おぼこいの大好き
な私はすごく満足v楽しかったです。★3.9という感じなの
で4で。

あ、裏表紙の絵。本編の別角度からの絵(このシーンは思
わずグッときちゃいました)という遊びも面白いですね。


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SWAYIN' IN THE AIR/雁須磨子 【ルチル】


〔1996/12〕

★★★☆☆

同級生の筑に突然キスされた夏目。動揺を隠せない
夏目に筑は平然と"ギャグだ"と言うが・・・。ちょっぴ
り甘くて残酷な青春物語。(amazonより)

親友・夏目を好きになってしまったものの、夏目は
普通に女の子に興味のある男子で鈍感で、一緒にい
ても気付かない。そして筑の片想いは続く・・・という、
何かと気の毒な高校生の話でした。

最初は、転入生の女子だったり、手芸部の女子だっ
たり、よその兄妹カップルのことが出てきたりした
ことで、あんまりBLっぽくない(昔はこういう女子
絡みのが多かったのかなと思いますが)のでどうかな〜
と思ったんですが、読んでいくうちに意外にしっかり
筑の片想いに入り込んでおりましたw 無自覚の残酷
さがじわりと痛いですね。

最後はこれで終わり?・・・というフェードアウトで、
多分良い方向に進んで行くね・・・という終わりではあ
るんですが、できれば思いっきりハッピーエンドな
ところを見たかったという気持ちも。
どうやら2004年に出た新装版の方では、違うパター
ンのエンディングも見られるようですので、今度見つ
けたらチェックしておこうと思います。

今時BLと違ってズバッと起承転結がある感じでは無い
ので、個人的にはそこまで好き〜vというほどではな
いですが、このちょっとユルい感じは、ハマる人はハ
マるんだろうなというのが理解できます。絵柄は今と
かなり違いますが、この方の作品をそれほど読んでい
るわけでもないのでさほど気にならず、古さに拒絶反
応もなくすんなり読めました。今の丸顔系も可愛いで
すが、最終話('95年くらい)ぐらいの感じが結構好き
かもです。


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あたたかい肩/雁須磨子 【BEAM COMIX】


〔2010/3/15〕

★★★☆☆

あの子も、この子も、その子も。女たちはいつまでも、
毎日の些細な出来事に揺れ続ける。
鋭く優しく切り取られた、"女の日常”の断片。

非BL。
ここ10年くらいの全8作品が収録された短編集。
何となく読んでみましたが、何か特に思うところもなく。
読み始めから、で?このオチは?って、ついつい思ってし
まうのは、何でだろう。BLだと、最初の一瞬そう思ったと
しても、直ぐに忘れて没頭できるんだけど。何か必ず女子
が出てくるんだと思うと、素直に心許せないっていうかw

全体的にユルい感じですが、テーマは結構好きです。訳あ
り物件におびえる男だったり、妻の姉と同居だったり、彼
氏に自分より付き合いの長いメル友がいたり、保健の先生
萌えだったり、毛の話だったり・・・ あ、そうか。男子キャ
ラがハッキリしてる話は比較的好きだったのかな。
でもやっぱり、結末ビシッと派の自分としては、ヌルぅっ
て感じでスッキリしなくて、やっぱ非BLは読まない方がい
いんか?と思うんですが、ねぇ。たまにおもろい男に思い
がけず出会えることもあるのでついつい。まぁたまにはい
っか。


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猫が箱の中/雁須磨子 【CRAFT】


〔2010/3/1〕

★★★★☆

どこかで猫が鳴いている・・・!?ちょっと気弱な高校生・松井和雄
は、学校へ行く途中、捨て猫の入った段ボール箱をみつける。そこ
で、無愛想でとっつきにくい小学生の北原君と運命の(!!?)出逢
いを果たす。最初はたんになかよくしたいだけだったのに、ある日、
胸がきゅんとなって・・・・・・ え、きゅんって・・・・・・!?
小学生と高校生。年の差が気になるお年頃。これは恋なのか、好意
なのか。

今回『こめかみひょうひょう』と同時発売だったので、どっちが
好きかって話になると思うんですが、私はダントツこっちが好きで
したね〜。雁須磨子フリークでも何でもない私が、素直に面白い!
と思えた初めての作品。きっと元からファンの人には、ちょっと違
うテイストに感じるかもしれないと、何となく思います。私には、
これくらい単純明快なものが合ってるんだな。

登校途中、ダンボールに入れ捨てられた子猫たちに遭遇した和雄は、
そこで毒舌な小学生・ノブに出会った。かつて、飼っていたネコに
良い思い出がない和雄だったが、ネコは好きなため、また帰りにそ
こに寄ってみた。すると朝の小学生が、自分は飼えないからと、残
りの2匹のネコが良い人にもらわれるように見張っていた。無愛想
だけど、必死にネコを守ろうとするノブが気になった和雄は、一旦
家に帰って家族の許可を取り、再び残りの1匹を引き取りに行く。
すると役所の人が箱を撤去中。どうやら全てもらわれてしまったよ
うで、がっかりする和雄。しかしそこに現れたノブは、ランドセル
の中に、最後の1匹を隠していて・・・

というわけで、ちょっと変な小学生に見守られていた子猫を飼うこ
とになった高校生が、ネコが気になり家に訪ねてくるその子と触れ
合っていく中で、抱いてはいけない感情を抱き始める、というショ
タコンな話・・・な〜んて言っちゃうと何か全然違いますよね。

これが面白いのは、その二人がただ近付いていくだけの話でなくて、
そこにもう一人、和雄を以前から虎視眈々と狙っていた、ゲイの朝
尾先輩というキャラがいるという部分だと思います。ノブと上手く
関係を築けない和雄の相談に乗ったりしつつ、さりげなくスキンシ
ップを入れてきて自分に慣れさせていくという、ねっとりまったり
とした空気が、非常に面白いんですよね〜。この時代の6歳差は、
ある程度年齢行っちゃうと、気にならなくなっちゃうもんだという
のを、ぼんやりな和雄にあえて口に出して教えない、先輩の黒さが
絶妙。

大体がのほほんとしていて、恋愛ゴトにも縁が無かったため、先輩
のそれが自分へのそういう意味での好意だとは気付かず過ごしてい
たけど、クラスメイトのマイケルに、先輩はゲイでしょう、和雄は
違うの?と聞かれ、あれ?ゲイって、男同士ってアリなんだ。え?
じゃあこのオレが抱いているノブへの気持ちって、もしかして・・・
と気付いてしまい、ノブに顔向けできなくなっちゃった和雄は、当
然先輩の告白も断ろうとするんだけど、身代わりでもいいよって言
われて、結局流されて付き合っちゃう。バカだな〜とは思うんだけ
ど、でもそれが決して間違いでもなかったんだよというのがわかる
最終話は、結構ジ〜ンとしてしまいました。

また、ノブがカッコ可愛いのよね〜。ズバズバと、ぼんやりな和雄
に切り込んでいくサマと、子供らしい無邪気さのギャップが、カワ
ユイ!和雄が連れてきたアメリカ人のクラスメイト・マイケルに抱
っこされて、きゃっきゃと笑う顔と、その後の「ネコひろってくれ
てありがとう」のクシャッとした笑顔、和雄のこと最初からアホ
だな〜と思ってたと、「ふ」って笑うとこ、たまんないです。
対して、ドーナツあげて「へっ」ってカッコイイ顔するとこと、引
っ越すって和雄の学校まで言いに来て笑顔で去っていくとこで見せ
る男っぽさのギャップ。その去ってく姿と、一見辛辣な「おまえ
ほんっとバカだな!」というセリフに含まれてる優しい響きに、思
わず超泣いちゃいましたもん。

和雄の醸し出すオーラと、和雄のお母さんのキャラもあって、ちょ
っぴり、大好きな非BL漫画『flat』を思い出しましたが、こういう
組み合わせ、大好きみたいですね自分。未熟な大人が、子供との距
離を縮めようと何気に必死なのって、それだけで可笑しいなと。
攻とか受とか、そういうとこまでなくても、ちゃんと恋としても成
立してるこの関係、ショタでもBLでもなくて、ジャンルとして独立
しても良さそうですよね。男児と高校生の心のふれあい的な癒しBL。
もっとあったら嬉しいな〜。だって、BL作家の皆さん、オコサマ描
くの本当に上手いですもんね。

最終話で、マイケルと3年ぶりに再会した和雄が、驚くほど変わっ
てなかったのに反して、高校生になったノブは見違えるほどの成長
っぷり。17からの6年と、11からの6年の違いは、先輩の思って
たように、見事に縮まっておりました。
あと、言い忘れてましたが・・・和雄のネーミングセンスがダサダサ
ってのが、面白すぎ!
そういうわけで、癒しと笑いと、少しねっとりとしたラブが、上手
い具合に折り重なっていて、1コマ1コマ芸が細かくて、いちいち
大好きでした。大満足。


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こめかみひょうひょう/雁須磨子 【HertZ】


〔2010/3/1〕

★★★☆☆

高校生の橘高照佳は、クラスメイトの芳野憲二に密かに想い
を寄せていた。この気持ちは誰にも内緒・・・・・・のはずだった
のに、芳野本人にばれていた!?
大人も、高校生も、おじさんも恋をすれば誰もが自意識過剰
になっていく!?雁須磨子が綴るたったひとつの恋の作品集。

表題作『こめかみひょうひょう』は全3話。
恋心を抱くクラスメイト・芳野に想いを告げることなどでき
ず、ましてや普通に会話をすることさえままならない橘高は、
携帯でこっそり芳野を撮影して、せめて写真に撮ることで、
自分のものにした気持ちになっていた。そんなある日、落と
した携帯を芳野に拾われたことから、二人は急接近。幸い、
前日にデータをPCに落としていたため、写真のことを知られ
ることはなかったのだが・・・

中学校の頃、男を好きだということでからかわれて不登校に
なって、家族まで巻き込んでしまったというトラウマから、
この気持ちは絶対にバレてはいけないと慎重になっていたん
だけど、芳野にはもう既に結構、橘高の気持ちは伝わってい
て・・・ という、甘酸っぱい青春な話でした。
基本的にのんびりとした空気なので、皆さんが言うほど自分
的にはキュンは無かったんですが、そういうマイノリティで
あることに若干後ろ向きな橘高をこっそり支えてくれている
お姉さんに、何だかじんわり感動しちゃいました。

『光る男』は、高校時代にダサかった栗田を自分のセンスで
磨いた欽ちゃん。しかし最近、周りの人たちが栗田に構った
りすることにイラつきはじめ、やっと栗田への想いに気付く
という話。オマケが良かったですね。

『見えてるのかな』は、3ページの超ショート。何か「むふ
っ」って笑ってしまうw

『カドをとられたほうが負け』は、竜信と久という幼馴染の
高校生同士。何をやっても久に勝てない竜信。でも竜信は絶
対に「まいりました」とは言わない。そんな竜信に「まいっ
たと言わせい」ということに託けて、告白しちゃう久・・・
という、ニヤッとしてしまう話。

『めあたらしい日々』は、出会い系で出会い、付き合って3
ヶ月の、高校生とリーマン。年が倍以上違うため、色んなと
ころが違いすぎて、もはや共通点なんて無いんじゃないかと
いう二人が、高校生くんの小さな努力でじんわりと歩み寄っ
ていくという話。この子可愛い。

『VS 幼馴じみ』は、恋人・ゆう君に頼まれて、ゆう君の幼
馴染・マーチンと対面した虎次郎に、マーチンが牽制すると
いう話。テンション上がっちゃってるゆうが、実は嬉しくて
涙ぐんでいたという1コマ、そして一番大事な人に紹介した
かったというゆうの想いがステキで、じんわり感動です。

『スローライフスローブギ』は、1年前に告白したときは振
ったくせに、今になってOK出してきたオヤジに振り回され
ちゃってる若者の話。スローすぎっw

『本日はお疲れの御様子(前後編)』は、お疲れ気味のリー
マンが、かつて自分に告白してきた後輩に4年ぶりに再会。
実は自分を追って上京していたのだと知るという話。

というわけで、私は雁須磨子フリークじゃないので、そんな
に萌え〜というほどのことも無かったんですが、どれものほ
ほんとしていて隙がありそうなくせに無く、バラエティ豊か
でハズレのない、秀作揃いの1冊ではあると思います。


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間抜けには向かない職業/雁須磨子 【バーズ】


〔2005/7/23〕

★★★☆☆

探偵事務所の下っぱ、八目田にまかされる仕事は、主に
浮気調査。ハードボイルドとは程遠い仕事ばかりなのに、
なぜかちょっとハードなことに。“調査”のはずが“事件”
に巻き込まれてしまう八目田だが、探偵は天職・・・・・・!?

BLじゃないですが、一応、雁さんのなんで、カウントしと
きます。お人よしで流されやすい男が、なんだかんだと
事件に巻き込まれていくという、間抜け具合が楽しい話。
楽しい中にも色々と人の業とか陰な部分が盛り込まれて
いて悲惨な感じもあるんだけど、言ってみればヤジ馬根性
的な、自業自得な部分から発生しているので、あ〜ほんと
バカじゃん!って最後には笑えて、文字通り「間抜け」な
程度のライトな人生になっているのが上手いな〜って感じ
ですね。ラブはないけれど、こういうヘタレは、すっげー
ビッチビチな小悪魔男子に騙されて食われちゃって、その後
は足蹴にされながら生きればいいよ〜なんて、妄想できそう
なダメっぷり全開のキャラで楽しかったです。


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ひな菊/雁須磨子 【ルチル】


〔2006/6/24(旧:1999/7)〕

★★★☆☆

幼なじみ・慎一は、玖摩にとっては子供の頃からかっこ
よくて頼りになるヒーローだった。その慎一が、赤井に
だけなぜか乱暴で容赦ない。慎ちゃんは赤井が好きなん
だ・・・ 気づいた玖摩はとても複雑で・・・・・・。

表題作の他に5編の短編集。
『はしろうか』は友人・肩ロースこと肩口一久(ネーミン
グ、ウケる〜)に告白され戸惑う男の姿が切々と・・・ プッ
「抱いてくれ」だったのかぁ。しかし確かに肩ロースを
可愛いと思い始める自分がいて、意外とノンケが堕ちる時
なんて、こんなもんなのかもしれない。という脱力感も
心地よい話。

『巷に風の吹く如く』は、すっげーダメな幼なじみで漫画家
の清隆の面倒を見ちゃう明夫。何で一緒に住んでるんだろう
って改めて聞かれちゃったら、あらどうして?っていう、二
人の関係も時間と共に変わっちゃってるんじゃない?という、
なんちゃない話だけど、二人のやりとりが面白い。

『夜鷹蜂雀』は、貧乏カップルの片割れが、拾った携帯に
かかってきた援交を、女装で承るという、オバカな話。

『エンドレスサマー』は、奔放な兄と、その連れでウリを
やっていた明雄に振り回される弟の話。兄がドSなDV男
で感情表現ヘタクソな感じなので、何やよくわからんカッ
プルやけど、まぁ弟もきっと訳わからんだろうという感じ
が面白い。

『ライジングアリゾナ』は、何の仕事をしても続かなくて、
バイトを転々とする鳴海が、ある日公園で出会った子供を
ビビらせてしまい、おしっこちびらせてしまったことから
子供の家に行くが、どうやら片付けられない父親のせいで
家は荒れ放題。堪らず片付けて・・・
これね、実はこの本の中で一番好きかも。ぶちゃいく気味
の子供が、おしっこ漏らしたり、朝パパがお湯を入れてく
れた「どんべえおうどん」(←って呼び名がカワイイ)を
すする姿とか、何か妙に子供がツボをついた。続きもきっと
ベタなBLが成立してそうな雰囲気が好き。

そして表題作『ひな菊』は、幼なじみでいつでも自分の中
のヒーローな慎ちゃんが、なぜか赤井にだけ暴力的で、な
ぜなんだろうと思ったら、慎ちゃんが赤井を好きなんだと
いうことに気づいちゃって、何とも複雑、という話。
正直、『エンドレスサマー』もそうだけど、愛情を暴力で
というタイプの男子の気持ちがわからないので、ラブの面
での理解が難しいんだけど、やりとりが面白いので、楽し
かった。

そんなわけで、結構ツブぞろいな一冊では。この方のは
『のはらのはらの』しか読んだことないですけど、自分的
にはこっちの方が全然好きだなぁ。


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のはらのはらの/雁須磨子 【CRAFT】


〔2003/9/1〕

★★★☆☆

暑い暑い夏の日、具合が悪くて動けなくなった西戸崎は、
同じ高校の先輩・糸島に親切にされる。腰を傷めて野球を
やめてしまった糸島。西戸崎は糸島が気になってしかたが
ない。ずきずきして、くらくらして・・・この気持ちはなん
なのか?

のほほーんとユルい話だなぁと、それほど思うとこもなく、
某サイトに皆さんの感想確認に行きました。そしたら13件ほと
んど満点で大満足!の声連発だったので、あり?自分、読み方
間違った?と不安になり、その後2回読んで見ましたが・・・どこ
でトキメきゃいいのかわからん。

あれかな、方言がめたくそ地元だったので、聞きなれてる分、
方言萌えを感じなかったとこが敗因だろうか。
表情豊かで描写も細かいし、描き文字の面白さもあって、別
にマンガとしてはキライじゃないです。ただ、こんだけ
キュンハードル低い自分なのに、一度もトキメかれんやったと
いうのはちと残念。





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イトラコナゾール