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疑わしきは恋!/永住香乃 【ルチル】

〔2014/9/24〕

★★★☆☆

「ベタベタすんな女でもないくせに」・・・そんなふうに一太
が突き放してから二年、女の子の格好をして髪を綺麗に伸ば
した貴羅は、今も一太に「好き」と言い続ける。貴羅を邪険
にするクセに、貴羅に近寄る奴らは許せない。自分の気持ち
にぐるぐる惑った一太は・・・・・・?
表題作ほか、その可憐な容姿と孤高の魅力で「王子」と呼ば
れる彼と彼の周囲に巻き起こる薔薇色の騒動を描くシリーズ
連作、読みきり作品と描き下ろしショートを収録。
バカでいとしい男子高校生いっぱいの作品集v

なんと7年ぶり、2冊目のコミックスです。
表題作の前に『友達になれないアイツ』 が1話で、女子にモ
テるキラキラ系の男子・桜井にときめいちゃう、普通の生徒
・大野という話。雰囲気青春漫画的な感じでしょうか。可愛
いなという。

『疑わしきは恋!』があらすじの話。貴羅の告白を受け入れ
ないくせに、他の奴が貴羅に近付くのには腹を立てるという、
認めたくないけど惚れちゃってる男子の話でした。
まぁ何か若干、嘘っぽいというか、女子が想像した男子の青
春、という感じが苦手だったんですが、ドタバタ感は楽しか
ったです。

『王子様と』シリーズは全5本。
『王子様と〈俺〉』は、シルバーアクセの店をやっている、
今も昔も男入れ食い状態の王子様のような美しい風貌の星野
が、ただ一度、高校時代に自分から告白した相手・知治に
10年ぶりに再会して・・・という話。
『王子様と〈クマ〉』はその当時、二人を見ていたリーマン
目線の話。
『王子様と〈あの子〉』は、告白された時の、知治目線の話。
『愛と欲望をまき散らせよベイベー』は、高校時代の星野の
武勇伝っぷり。
『呆れるほど遠くて驚くほど近い』はその後の二人。

王子が魔性な感じで何か良くわからない人ですが、独特の味
がある漫画で、嫌いでは無かったです。でも最後の1話が何
か唐突な感じがしてしまったかも。元々両想いなんでしょう
けど、カラダ先行かい!と感じてしまうのが残念。
個人的にはこのシリーズはこの形式でなく、1話に上手いこ
と高校時代の部分を詰め込んで、スパッと終わらせちゃった
方が良かったのかもとか思ってしまいました。ちょっと話が
散らばっていて読み難かったかなと。


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大好き★大好き/永住香乃 【花音】


〔2007/9/29〕

★★★★★

「俺この間、女子に手を握られちゃった」親友・司の言葉
に、思わず司と手をつないだ自分を想像した晃。
「もしかして俺って、司のこと好きなのかっ!?」
司に煽られて加速していく晃の妄想は止まらない・・・。

初コミックスです。このタイトルだし、短編集だしという
ことで全く期待せず軽い気持ちで読んだわけですが・・・
若干荒さはあるものの、恐ろしいほどのトキメキ満載で、
ストーリー構成とコネタの絶妙さに惚れました!
★4つと5つで悩むトコだけど、もう勢いで5つ付けちゃう。
これはサラッと読まずに、細かい書き込みまで丁寧にゆっくり
読んでいくべし。短い話なのにちゃんとキュンとさせるため
の仕掛けを張ってくれてます。


『君の残す透明な青』
親の離婚で遠くへ引っ越すことになってしまった槇と親友和治
は、槇が引っ越すまでの夏休み5日間を、和治の家で過ごして
いた。毎日海に行ったりして馬鹿笑いで過ごしているが、2人
は同じ思いを抱いていた。もっとずっと一緒にいたいのに、
それを貫くには子供すぎて・・・

ケラケラ笑ってる明るさと、物悲しさの対比が切ない。
槇がおばさんにごめんねって言ったとことか、最後の夜のシーン
に直接的な描写がなく「最後の夜 オレは槇を知り 槇はオレを
知った」ってモノローグなとこが絶妙。ラストはちょっと悲しい
けど、簡単には変わらないだろうという強さを感じます。続きを
見たい。


『お釜型えんばん』
丹野の学校には、やたら明るい名物ゲイカップルがいる。丹野は
彼らをからかって笑い飛ばしていたが、実は自分に正直な彼らを
羨ましく思っていた。好きな先生に想いを告げることができずに
いたから・・・

ゲイカップル白川の明るさがまたすごいスパイス。恐ろしく
魅力的な脇キャラ。ゲイであることを誰かにチクられて、内定
取り消しになったという悲劇もありながら、自分にとって一番
大事なものを見定めているという、このコの物語も見てみたい。

『おもひでの穴』
ボロアパートに住む大学生伊東が通うボロ銭湯。その前で偶然、
想い出の早実に会う・・・

面白い!最初銭湯関係ないだろうと思わせといて、ラストに
繋がっているという。しかもカーテンの穴って、なんか官能的
というか、ゾクッっとしちゃったよ。新たなフェチ?

『約束』
高校の事務員上原と4年前の卒業生有田。有田の在校時、最初
は有田の強要から始まった身体の関係は何度も続き、お互い好
きだと自覚していたにも関わらず、想いを口に出すことができ
なかった二人が4年ぶりに再会して・・・

「・・・指輪 してないね 良かった」のとこがキタ。ぶっとび
プロポーズにときめいた。メガネ&パーマ頭も良し。

『僕のリアル』
最初に書いたあらすじの話。
これぞまさに、ケラケラ笑いあってこその切なさ。巧い。

『大好き★大好き』
下北はある日誤って、隣のクラスの可愛い男子市川君のほっぺ
にぶつかってキスしてしまったことから、市川君を意識し始める。

下北の浮かれっぷりが、初恋だぜぇって感じで楽しい。まぁ
その浮かれなせいで、とんでもなく危ない目に遭うわけですが(笑)
そこだけえらくホラーで、今見たら笑える。
「俺のものになっちゃったぁ・・・」って可愛いなぁもぅ。

『溺れさせてネ マイ・ハニー』
小池はクラス替えで同じクラスになった川崎君に一目惚れ。いつも
華やかなグループの中でキラキラの川崎君に何とか話しかけたい
小池だったけど、人種の壁は厚かった。というわけで仕方なく地味
なグループで過ごす、わきまえた性格の小池。
ある時、そんな小池に、派手グループで一番コワく遊び人と噂の絶
えない男・尾木が声をかける。川崎君と仲良くなるチャンスだと思
い友達になると答えた小池だけど、気付けば尾木のセフレになって
いて・・・

小池くん、純情ラヴァーかと思わせといて、ちょっぴり奔放。そし
て尾木はどーしようもなくだらしない感じ。そう、このアホな感じを
うけてこそ、ラスト前の2人の情事を川崎に見られて尾木が話すコト
バが生きている。「アレ」ってのが思った以上にグッときた。やばい
このシーン、好きすぎる。見事に愛すべきバカキャラが描かれてる。

『甘い捕縛』
これ、出だしが面白すぎる!
幼稚園・小・中学と10年も同じクラスの両国と神田。両国は神田の
ことが大好きで、高校も一緒に行きたいのに、神田はランク上の高校
を受けるという。何とか同じ高校に行きたいと、無理矢理お願いして
勉強を見てもらうことにした両国は、勉強のご褒美ちょうだいとキス
をしてきて・・・

神田が流されてる感じが面白い。モノローグも。オチもまさか!?
だったし、テンポよく仕掛けられていて、楽しかった。

『告白の日』
ウソをついてもいい日、エイプリルフールに告白するという、爽やか
可愛い話。


全部で9編も入ってたので、長くなりましたな。
日常が舞台ながら、全部色の違う個性的な話運びで、それを強烈に
後押しする魅力的なキャラばかりということで、本当にすんごく
楽しかった。良く笑い、ちょっと悩み、笑いあう。ラブが満載。





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イトラコナゾール