selected entries

SEARCH THIS SITE.

  qrcode

categories

archives

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • -





スニップ,スネイル&ドッグテイル/ヤマシタトモコ 【onBLUE】


〔2013/10/25〕

★★★☆☆

「・・・・・・誰ともしたことないことが、してみたい」
翻訳家の峰とバス運転手の安城は、“目新しい友人”同士。峰は
不器用にまじめで、フランクな安城には彼女がいた。異質な2
人。だけど彼らは急激に仲良くなり、どうにもおかしな距離感
になっていく。仕事、食事、友人関係など、恋と共にある“暮ら
し”を細やかに切り取った、日記形式ストーリー。

タイプの違うノンケの二人が恋に落ちるまでの8ヶ月間を、細
切れの日記形式で、時系列バラバラで並べてあるという、かな
り風変わりな構成の作品でした。

うん〜。元々ヤマシタさんが好きな人はこの感じは好きかもし
れないんですが、正直、凡人の私は面白いとは思わなかったです。
与えられた情報以上に、色々と察しながら読むのがベストだと
判っちゃいるんですが、何かあまりにもブチブチ途切れるので、
想像が膨らむ前に、はい次行って、と急かされている気分で。

まぁただこれ、時系列順に並んでいたとしても、内容的にはそ
んなにインパクトがあるとは思えないので、この形式で正解と
いえば正解なのかもしれないですね。魅せ方のアイデア勝ちと
いう感じで。何でもない日常の組み合わせで、いつの間にか恋
が生まれているというのは判るので、その辺のリアリティはち
ょっと面白かったです。
個人的には、ヤマシタさんにしてはキャラがキツくなくて好き
だったので、この二人でもう少しドラマのある話が読みたかっ
たかも。

とりあえず、バスの運転士・安城の、お仕事中の姿が見られた
のと、巻末のオレガノレシピマンガが印象に残りました。


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので参考にしてみて下さい。



↓ ランキング参加中です
にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画感想へ
にほんブログ村 BL漫画感想へ







ストロボスコープ/ヤマシタトモコ 【BBC-DX】


〔2012/12/10〕


★★★☆☆

さびれた喫茶店の店主・和は、ふいに転がり込んできた年下
の男・レンジと暮らすうち、他人の肌への飢えに気づく。と
うに諦めていた恋愛への渇望は、和をシクシクと苦しめて・・・。

ヤマシタさん3年ぶりのBLということで、アンソロ「泣ける
BL」やonBLUEなどで発表された作品に、半分弱はアクアに
掲載されたエッセイ漫画という内容です。

やはり思ったとおり、前からこの作風を好きという方には非
常に評判が良いようですね。どうも私はこのやたらネガティ
ブだったり、すごく語られるモノローグだったり、色々と読
み取らなければいけない雰囲気など少し苦手な感じなので、
何かちょっともんや〜とした読後感でした。

表題作は、枯れオヤジが好きな人は好きそう。
同居の二人は、キャラ的には好きなんですがモノローグの狙
ってる感があんまり。
おもらしの子は、キャラ的に一番好きですw(むしろおまけ
漫画で好きになりました)
『デビルズ〜』はワイルドな世界観過ぎてついて行けず。

エッセイも、恐らくとても腐女子度の高い方は、あ〜ありだ
ね〜という感じで楽しめそうなんですが、私のような与えら
れたボーイズのラブをそのまんま楽しむことしかしない、腐
能力の非常に低い者には、難しすぎてあまり楽しめませんで
した。こんだけBL読んでおいて何を言っているんだという感
じだと思いますがw、3次の日常に妄想したり、2次萌えも
一切しない、本当にBL漫画の中だけで与えられたままのBL
を楽しんでいるタイプなので、萌え語りはいまいち人ごとと
いう感じで。色んな男子が出てくるので、絵的には面白かっ
たです。


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので、参考にしてみてください。



↓ ランキング参加中です
にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画感想へ
にほんブログ村 BL漫画感想へ







YES IT’S ME/ヤマシタトモコ 【マーブル】

 
〔2009/9/17〕

★★★☆☆

「好きです、この世の何よりも・・・自分を。」
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能で対人関係も良好。
おれの人生なんの問題もない・・・はずなのに!幼なじみ
の江城(えのき 通称キノコ)が放った言葉がおれの心を
惑わせる!? 20数年来のくされ縁から、一緒にお○○に
入るまで。

表題作『YES IT’S ME』と『YES IT’S YOU』は
面白かったです。
3歳から一緒の幼馴染・東間(トーマス)と江城(キノコ)は、
二人でベンチャー企業を立ち上げて、今や付き合い27年
の腐れ縁。トーマスは、自分大好きのナルシスト。オレが
好きなのはオレのはずなのに、ある日突然、お前オレの
こと好きだろうと言われてしまい・・・

という、自分しか見ていなかったナルが、他人を、しかも
ずっと自分を見てきた男を意識し始めるという、このどうし
ようもない恥ずかしい具合が、公開羞恥プレイみたいな
状態で楽しかったです。こういうコメディタッチなヤマシタ
作品は、比較的好きなんですよね。

あとは最初に収録の 『目蓋の裏にて恋は躍りき』 が割と
好きですが、クラスメイトの女子を探しに行く話、ピアノマン
の話、メイクの話とも、あぁ何かいつもの感じだなと。こう
いう、場を、空気を読め的な話がすごく苦手なので、どうも
馴染めませんでした。逆にヤマシタ作品の曖昧さや、オサ
レな雰囲気を重視する人は、ピアノの話とか好きそうです
よね。まぁ私は、単純明快ラブが好きなので。
あ、エロがゼロでしたね。


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので、参考にしてみてください。



  ↓ 応援クリックお願いします
にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ








Love,Hate,Love./ヤマシタトモコ 【FEEL】

 
〔2009/9/8〕

★★★☆☆

28歳の貴和子はある日、ベランダで煙草を吸う男に
出会った。隣室に住む52歳の気怠げな大学教授、縫
原。バレエダンサーのを断念しつつあった貴和子に、
彼は誠実な言葉で語りかけてきた。今まで恋愛を切り
捨ててきた貴和子の心に情熱の風が吹き・・・

BLではないですが、一応ヤマシタさんなので、読んで
みました。
うん、まぁ言葉のやりとりとか、綺麗事すぎない心理描
写は面白いですよね。女性が主役ということもあって、
BLのときよりはマイルドで、読みやすいかなとは思いま
す。が、やっぱり皆さんが絶賛されている意味が分から
ない・・・ あくまでフツーって感触なんですが。

何となく、ときめけそうなのか?と、若干、自分の中の
恋愛テンションを上げながら読んでみたんだけど、ん〜。
自分としては、結構な感激屋で、キュンもウルウルも
しやすいタイプだと思っているんですが、全く食指が・・・
どうしたことかい。もーほんと、さっきの『MO'SOME〜』
同様、ロクな感想になってなくて、すみません!


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので、参考にしてみてください。



  ↓ 応援クリックお願いします
にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ








MO’SOME STING/ヤマシタトモコ 【ZERO】

 
〔2009/9/10〕

★★☆☆☆

死にたがりの法律屋・田貫と、裏世界に片足突っ込
んだ浅黄、微妙な友情の2人。浅黄の姪・十和子が
ヤクザに命を狙われ始めてから、彼らを巻き込んで
命がけのゲームがスタートする・・・!要領よく生きて
きた男たちが、一人の少女を守るためどんどんピュ
アになっていく・・・。

私の感性不足なんでしょうね。さっぱり面白いと思え
ませんでした。
浅黄の姪・十和子をヤクザから守るという話なのは
わかるんですが、十和子の父親が何者で何をしでか
して、王が何故にそこまで十和子に執着しているのか
とか、保険屋や弁護士の意味とか、そもそも主人公
二人の位置とか、何かいろんなことをワザとぼやかし
てあるようなので、読んでて非常に薄っぺらく感じて
しまったんですよね。

まぁ、色んなとこから自分で汲み取ってこそ面白さが
判るヤマシタ作品って感じなので、自分で考えろや!
って思う人もいるかもですが。
自分のストレートな脳みそには、根本的に合わないん
でしょうね。何かこう、サイコな感じも好きじゃないし、
単館映画みたいなノリに全然順応できないもので。
他サイトでは、またもや大絶賛のようで、こういうのを
理解し、尚且つ面白いと思える感性を皆さんが持たれ
ていることが、非常に羨ましい。すみません、色々と
未熟者なもんで・・・


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので、参考にしてみてください。



  ↓ 応援クリックお願いします
にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ








ジュテーム、カフェ・ノワール/ヤマシタトモコ 【Daria】

 
〔2009/7/22〕

★★★☆☆

・・・それは、「好き」から始まった。男に恋心を打ち明けた男。
趣味の話に花を咲かせる男女。待ち合わせ相手の来ない女。
とあるカフェに偶然集まった3組の客と、2人のバイトで織り
成される、それぞれの小さなドラマ。軽妙でいて、時に切なく
胸を打つ、ヤマシタトモコの世界が詰め込まれた、珠玉の作
品集。

『ラ・カンパネラ』 は、バイト先が一緒の、社交的な子と卑屈
な子。 うん、普通。
『こいのじゅもんは』 は、オタクの子と、そんな変な子なのに
放っておけないオサレさん。 ゲーマーにイラッw

『サタデー,ボーイ,フェノミナン』 は、高校のときに自分を
「オカマ野郎」と罵ってトラウマを植えつけた男に再会する
という。 UFOモノローグが苦手。
『魔法使いの弟子』 は、ノンケ男に捨てられた男と、近所の
女子高生。 切ないけど、なんか。

『cu,ciau,come』 はゲイの友人の家に、毎日のように
食事をしにくるノンケ男。 バッドエンドが切ないけど、好き。
『ワンス アポン ア タイム イン トーキョー』 は、電車の車掌
さんが、すごく好きだった初恋の同級生に、偶然電車で再会
するという。切なくも未来ある感じがいい。

『ジュテーム、カフェ・ノワール』 はウケた。号泣するゲイに
ブラックコーヒーをサービスするシーンは絶品。そして店員
同士の告白シーンも好き。「言っとくけど おれは引くぐらい
優しーぞ (そしてかわいーぞ)」 w

そういうわけで、ヤマシタ作品ってのは、何だか形容し難い
独特の空気を持ってまして、それがビシッとハマった時には
結構好きなんですが、多分過去作品をあわせても、7割方
苦手なような・・・ いや、面白いんですけど、何だろう。卑屈
な人が多くイラつかせられるというのが一番の理由なんだろ
うけど、あとは読んでて彼らを愛しいと思えないところかな。
意外と弱っちい人が多いので、同情したくなりそうなところな
んだけど、もちっと自分で何とかしてみれば〜みたいな?

あとは、オサレモノローグにノリきれないとか、妙にコジャレ
ているところにうまいこと参加できない、この変則リズムに
身を委ねられない自分のダサさがいかんのだと思いますが。

人気がある方なので、こうやって★3でレビューを書くのに
若干迷いもあり、影響されすぎない程度にサラサラッと他の
人の意見も拝見したわけですが、やっぱどこでも大絶賛でし
たので、好きな人が大多数なのだと思います。

何だろうな〜。言葉のチョイスとか、雰囲気が面白いというの
は認めるし、「好き」だという想いは充分見えるんだけど、その
「好き」の背景がさっぱりわからないというか。好きに至るまで
の説明があって、ある程度フィクション的なクサさがあるのを、
好むか好まないかっていうのもあるのかも。私はとことん、そ
れぞれのキャラの本質を知りたいので、読者をキュンさせたい
と意図的に描かれている話の方が萌える。本質を知ってこその、
どうにもならない想いだったりするのが、ヤマシタ作品では割と
すっとばして、「さて現在ですが」みたいな感覚があるんですよね。

例え、昨日今日出会った二人だとしても、運命だぜベイベ!
みたいに、カプの片方は必ず前向きなノリが好きだというのが
あるのかな。多分、脳みそが、腐女子というよりも少女マンガ
寄り、アングラ映画より結末スッキリ娯楽映画、みたいな単純な
つくりなんだろうな、自分。
(そんな私がヤマシタさんので一番好きな本は、『恋の話が
したい』
 です。って言ったら、全部読んでる人はちょっとわか
るかも。

って、何言ってるか、よくわからなくなってきましたが、私も決
して否定しているわけではなく、特に今回の後ろ3作品は心理
描写もわかりやすくて好きでしたし、「恋」に執着している男たち
のみっともなさは、強烈な持ち味だし、上手い作家さんだとは
思っています。


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので、参考にしてみてください。



↓ ブログ村ランキング参加中 
 押していただけると嬉しいですヾ(´▽`;)ゝ


 にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画へ
 


グリコネットショップ






薔薇の瞳は爆弾/ヤマシタトモコ 【BBC】


〔2008/12/10〕

★★★☆☆

こんなにラブいなんて正気じゃないぜ

趣味の悪いゲイ・見津田は王子様系(美形・爽やか・紳
士)の蓮水から告白されてしまう。そんなバカな!〈表題作〉

想い人の残り香のせいで、切なくてたまらない。「好きだ」
と告白してしまったから、あの人はもうこの部屋には来ない
だろうか?〈ラブる。〉

全7編と、それぞれの「その後」の描き下ろしが入ってます。
これまた微妙〜。すごく好きな話もあるんだけど、すごく苦手
なのもあるんですよねぇ。順に、××△△○○△ 。
表題作と『嗚呼ボーイフレンド』のアホっぽいとこは笑えて
楽しかった。

どうもこう、卑屈な人がひたすらネガなのが、ラブからどん
どん遠ざかっていて、どうしてもそういう人を受け入れたく
ない気持ちになっちゃって。もうしらん、ポイッ!みたいな。
まぁそういう気分にさせるのをわかってて、わざと、とこと
んネガを描かれるのだと思うんですけど。死について考えた
りするより、無意味に能天気なほうが自分の好みなので、苦手
な作品はそういう系統のようです。色んな雰囲気のものを描け
るというのはすごいとこだと思います。もうこれは、1冊に
したときの、組み合わせ次第、みたいなとこはあるよね。
今回はそんな感じ。この前の 『恋の話がしたい』 は丸ごと好き
だったんだけどなぁ。


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので、参考にしてみてください。









恋の話がしたい/ヤマシタトモコ 【マーブル】


〔2008/11/18〕

★★★★☆

不器用で純粋、もどかしくて甘い

言うつもりのなかった「好き」
受け入れられると思わなかった「自分」
考えもしなかった「関係」
好きな相手と付き合うのが、こんなにも怖くて
幸せだなんて知らなかった・・・。

好きだった相手と想定外に付き合えることになってしま
った、いい大人の初恋。割と最近(5年前・今31歳)自
分がゲイだということに気づき、以来同類の同級生・邑崎
と体の関係はあるものの、自分は誰も好きにならないし
なられもしないだろうと思っていた。そんなネガティブ
思考の持ち主・美成が、前から気に入っていたノンケで
3つ下の真川に振られるつもりで告白してみると、思い
もよらず両想いだということが判明。
まさか受け入れられると思っていなかった美成は初めて
の恋に戸惑いながら、だけど確実にその「普通」なこと
に幸せを感じていく・・・

という、こしょばいっ!えらいこしょばい!(あ、くすぐ
ったいっていう意味です。)まさかこういう路線で来ると
思ってなかったので正直驚いたんですけど、こういう何か
読んでる方がアバラらへんがそわそわするような、ライト
なのも描けるんですね。あんたら自分らが思ってるより
よっぽどラブラブオーラ出てるから!と突っ込みたくなる
ような、スウィ〜トなのはすごく好きですよ。

時々乙女な思考がズバッと口に出ちゃったりしても、その
ことにさえ気付いてないような、美成の密かな浮かれっぷ
りとか、可愛いな。あと、はしゃいでてちゃかすような真
川のコトバも可愛い。(2年前の出会いのシーンで、弓子
さんに「バカなの このこ」って紹介されてるし。ほんとバ
カっぽいし。)
好きな相手に好かれていることに顔緩んじゃったりしてよぉ。
ちっくしょう、羨ましいなオイ。

また、脇の邑崎が良かったね。好きな相手の幸せを思う悲
しいゲイ。当て馬とかの登場の仕方じゃなくて、もうちょ
っとこう、包んでるオーラ的な存在なのが良かった。
「初めてお前と寝たときのことも覚えてるぜ?・・・じゃあな」
「忘れろ またな」
この温度差よ〜。泣ける。


『Re:hello』は、BLには珍しく女の子目線の話。だけどヤマ
シタさんのでは前にも女子高生がホモたちの中にポカンと存
在する、ある意味、普通の女子高生の方が異空間みたいなの
があったと思うし、それが独特のノリで面白い。しかもこれ
は切なくて泣けてしまった。勿論叔父さんの気持ちに同調して。
これも「受信メール」と「未送信メール」の温度差が絶妙。

『フェブラリー・メッセンジャー』は、なんじゃこの、おし
くらまんじゅうみたいな二人(笑)何がしたいのかよくわか
らんが、どっちもいっぱいいっぱいなのはわかったぞ、と。

『スパンクスワンク!』はデザイナーさんと出入りのコピー
会社営業マン。 笑ったなぁ。自分の紹介モノローグで「超
ガチのゲイで超ガチに彼を好き」ってだけでもクスッなのに、
リーマンが乳首にピアスで、それを見られたリーマンは「超
ガチのドMなもんで」って開き直っちゃうし。
ドMな彼を理解するため、電気ポット器用に縛ちゃうアホな
行動とか、それに顔色変えずに突っ込んでる同僚も面白い。
リーマンの方も散々悪態ついておいて、ちょとデザイナーが
勢いついた口調になったことにM体質がピクリと働いちゃう
とことか、掛け合いが面白いなぁ。オチもイイ。


こんなこと言ったらなんですけど、今回はオサレぶってない
というか、割とすんなり世界に入り込めた気が。多分恋愛ハ
ードルがあんま高くなかったのも良かったのかな。いつもよ
りキャラのヒネクレ度も低め?だから余計な気をもまなくて
よかったし。オトナなのにオトナの恋愛じゃないピュアさと、
コネタがえらくツボにはまったかも。先を予測させない会話
運びも巧妙だな、ホント。


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。
 関連商品の情報なども掲載されてますので、参考にしてみてください。








イルミナシオン/ヤマシタトモコ 【メロメロ】


〔2008/8/27〕

★★★☆☆

愛を乞う男たちの物語

公務員の幹田はホモでもないのに男に恋心を抱いている。
女たらしの幼なじみ小矢に。
恋心を隠して友達づきあいを続けることに限界を感じ始
めた幹田は、居酒屋で出会ったゲイの州戸と一夜を共に
する。一度きりの関係のはずが、再び州戸は幹田の前に
現れ、幹田の日常は壊れてゆく・・・。

またしても、某サイトでは大絶賛なんですけど・・・
この人のを読んで萌えて、そんで自分もオサレBL理解でき
るんだぜ、ヘヘン。みたいな、浅ましい気持ちで読んでい
るからいけないんでしょうか。そんでみんなの感想なんか
見なけりゃいいのに覗きたい欲求には抗えず、結局自分
の理解力のショボさに気付くという、何だか哀しいことに
なってますよ、自分。

表題作は面白かったです。幹田は幼馴染み小矢に密かに
恋心を抱いているが、それに全く気付いてもらえない。
しかしそんな状態に限界を感じ始めたときに、出会った
ゲイの州戸と身体の関係に。という三人の話がそれぞれの
視点で語られるわけですが、鈍感小矢のせいで苦しむ幹田
も可哀想ですけど、何よりゲイの州戸が切ないです。最初
から好きにならないとか宣言されてるし、小矢に「俺は26
年間一緒にいたんだ」とか言われちゃって。正確も超ネガだし。

あとがきで解りましたが、これ、一応バッドエンドでは
ないということなんですが、明確結論好きとしては、じゃ
あどうして最後まで描いてくれんのよ、と思ってしまうん
ですけどね。これがいいという人も多いのでしょう。評価
の高さからして。
あとどうも、独創性のあるオサレモノローグにも適応でき
ない部分もあったりして、おいてけぼり感が強いです。

『ラブとかいうらしい』二人のやりとりは結構好き。
でも結論が。
女子が主役の『ばらといばらとばらばらのばらん』は、
なんかもう、BLじゃない。
洋平をめぐる人物数珠つなぎ『あの人のこと』は、何を
言いたいのかよく解らない。手法としては好き。
ヤクザの『神の名は夜』は心理描写的にはアダルトBLだ
けど、作者さん語ってるように青年誌的。

こう言っちゃなんだけど、描き下ろしが一番面白かった・・・
とか言ったら色んな人から睨まれそうですけど。ギャグ
なのは自分の脳みそにすんなり注入しやすいってことで
すかね。ヤクザが超可愛くなっちゃってるし。
まぁね。こういう捉え方の人もいるということで。


↓ 商品情報や他の方のレビューはコチラから。





タッチ・ミー・アゲイン/ヤマシタトモコ 【BBC】


〔2008/1/10〕

★★★☆☆

7年前、お前は俺を抱いた。でもそれっきり俺たちは、あの夜
を忘れた「親友」の振りをし続けている・・・。
近くにいるからこそ相手の本心がわからない迷路。でも触って、
見て、ぶつけてほしい。あらゆる欲望が混在するその想いは、
言葉にしたら「愛」なんだろう?

短編がどっさり入ってますけど、驚くほどのS攻密度です。
ゲイでドSなのに、それでも嫌われない。そうしっかり受が
ドMなんだから、結局お似合いっつうことで。
それにしてもこの表情でドSだから、やっぱ恐いです。『恋
の心に黒い羽』よかはいくらかましだけど、精神的に追い詰め
られそうな気がして、ちょっとだけ逃げたくなります。

話はそこまで面白れぇとは思わないんだけど、たまにオォっと
思う言い回しとか、笑えちゃうエグいビッチぶりが出てくるの
が楽しいので、ワタシ的には今まで出ている作品の中では一番
わかりやすくてしっくりくるかなと思ってます。





| 1/2PAGES | >>




イトラコナゾール