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女王様のお気に入り/藤本ハルキ 【GUSH】

〔2014/8/9〕

★★★☆☆

「EDなんでセフレ辞めます・・・!!」そう言い放ったのは、
俺のセフレの里見だった。エロ系イラストレーターの俺・大庭
士郎と大学の後輩・里見はセフレになって早6年。身体の相性
は最高でセックス大好きな俺にとっては里見は今や欠かせない
存在だ。だがそんな里見がEDに!?いやいやお前、セックス
できねーってことかよ!もういっそ里見の代わりを・・・!
そう思うのになぜだか気が乗らない。・・・あれ?これってどうい
うことなんだ・・・!?
Mな大型犬後輩×淫奔な女王様、性欲と恋心入り乱れるアダルト
ラブv

表題作は3話。大学時代の後輩・里見とセフレの関係になって
6年の士郎が、ある日里見に、EDになったからHできないと
言われてしまい、他の人とすることを考えてみたことで、里見
に対する気持ちに気付くという話。

ヘタレワンコと横暴なセンパイという感じで、ドタバタしてい
て楽しかったです。2話の始まりのところの浮かれ里見のアホ
さとかすごく好きw 
いずれもお題付きの雑誌掲載なので、エロは結構露骨ですよね。
毛とかアングルとかw

『どっちがお好き?』(全2話)は、女装で街を歩くのが趣味
のリーマン・相原がナンパされたかと思ったら、相手は普段会
社で厳しい態度ばかり取る苦手な上司・坂上で、向こうが気付
いていないことから、ちょっとからかってみることにしたら・・・
という話。

うん?相原が坂上を苦手なのはわかるけど、坂上も相原を嫌い
だったんですね。見た目だけでふみこさんを気に入ったくせに、
自分がからかわれていたと知って腹を立てるのも含めて、全て
が自分勝手で、何か好きになれない受でした。
事実を知った坂上が、相原のことは嫌いだけどふみこさんはラ
ブvなところなど変な設定は好きだったけれど、嫌いから好き
にスイッチしたどちらの気持ちも唐突に感じてしまって、少々
モヤッとしたものが残ったかなと。
までも何か、藤本さん好きなので楽しかったです。


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助手席なら空いている/藤本ハルキ 【花音】


〔2013/1/29〕


★★★☆☆

タクシードライバーの藤平が深夜偶然乗せた客は、学生
時代、男性教師と噂のあった同級生の津森だった。大人
びた津森を少しやましい気持ちで見ていた藤平は、再会
した津森に見透かされている気がしてばつが悪い。なの
に、たびたび津森から車を呼ばれるようになりあげく車
上エッチにまで誘われてしまって!!?密室で再会vド
ラマティックラブ。後日談ラブラブ描き下ろし入り。
バツイチ男と実業家、パティシエ×先輩パティシエ、レ
アな初期作品 年下攻ラブ 甘いだけじゃない恋もたっ
ぷり収録!!

表題作が2話+描き下ろし1話の計3話と、短編を3本
収録。
タクシードライバーの藤平は、客として乗ってきた高校
時代の友人・津森に14年ぶりに再会する。しかし実は当
時、津森がゲイだと気付き、避けて気まずくなったとい
う経緯があり、本当は会いたくない相手だったのだ。だ
が津森はことあるごとに自分を指名してくるようになり・・・。

本当は当時、津森のことが好きで正直欲情していたこと
を今になって暴かれ、そんな飄々とした今の津森もやは
り魅力的で、もう認めるしかないじゃん!という運転手
さんの話でした。
やっぱり何だか、全然華やかさは無いんですがw、この
雰囲気が好きですね。正直、キャラの問題なのか、いつ
もほどのときめきは無かったですが、会話の妙とか、ロ
ーテンションな中でふと見られるふんわりとした恋心だ
ったりエロスだったりと、噛んでるうちに色んな味に変
化していくような楽しさがあるのがいいなと思います。
遊んでいるようでピュアな津森が可愛かったv 逆光で後
ろに手を回している笑顔の立ち姿が好きだな〜と思った
ら、2回使われていたので、ニヤッとしてしまいました。

『スイートアイロニー』は、小学校教諭でゲイの謙介が、
バレることを恐れ地元から離れたバーで飲んでいたら、
保守的な自分とは正反対のオーナー・新崎に話しかけら
れ・・・という話。何でもない話ですが、新崎の飄々キャラ
が面白かったです。タチだと言っていたのが自然に変化
してしまったのが納得できるという。

『ミルフィーユ』パティシエの圓山は、10年前に出会っ
た先輩・新庄のことを尊敬し、いつか新庄の片腕になり
たいと修行に励み、4年前に念願かなって新庄の店で働
き始めたが、新庄に対し邪な想いを抱いているため、悶
々とした日々を送っていて・・・という、パティシエの先輩
後輩の話。すごく地味w でもそこがいいんですよね。

『待てど暮らせど』は2005年の作品ということで、今ま
で読んだ藤本作品の中で一番古いかもしれないですね。
黒目が白いのがとても気になったので、とりあえずちょち
ょっと塗っておいてもらいたかったかもw 意地っ張りな
先輩がデレて可愛かったです。

少し地味すぎたのかw、いつもほどの、あぁ面白かった!
という感覚はなかったですが、読みやすくて普通に満足
です。ダメダメなところまでも愛しく思わせてくれる展開
の上手さはさすがでしたv


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長田先生はおよび腰/藤本ハルキ 【GUSH】


〔2013/1/10〕

★★★☆☆

自分の家で、童貞の男子高生が止まらない妄想(エロネタ)
を披露している・・・。すごい状況だ・・・。官能小説家になっ
て十数年。身も心もネタまでも枯れかけた僕だったが、男
子高生の伊原くんに出会い衝撃が走った!彼の童貞らしい
ほとばしる妄想は素晴らしい。僕はその妄想をネタに執筆
し、久しぶりのヒット作を生むことに。しかし後日、お礼
のため伊原くんを家に呼ぶと突然「先生、ヤラせて下さい
!」と押し倒れて・・・!?え?何で!?? 僕は男でおじさ
んなんだけど・・・!?

楽しかったですv 実は前回の麗人がいつもと違った感じ
で、自分としては大満足!とはいかなかったので、大丈夫
かなという思いも少々ありましたが、やっぱりこの地味な
ところをもじもじしているパターンの藤本作品はいいな〜
好きだな〜と、改めて思いました。

表題作は2話と続編1話。
37歳になり、若い時のように欲望や妄想が湧いて来ず、
スランプ気味の官能小説家・長田は、いきつけの喫茶店で、
肉感的な女性店員・都にこっそり欲情している男子高校生
を見かけ、是非彼の妄想を聞かせてもらいたいと声を掛け、
自宅に招き入れる。するとその男子高校生・伊原は恥らい
ながらも童貞らしい見事なまでのエロ妄想を披露し、長田
は刺激を受け、書けるように。だがそれと同時に、自分の
エロ小説を読み欲情する伊原の姿に、今まで感じたことの
ない、美少年へのイケナイ気持ちが湧いてきて・・・。

学ランのピュアな男子高校生が、和室で直立で妄想エロネ
タを披露しているという描写が、何か衝撃的で面白かった
ですw 正直伊原は、この冴えないオジサンのどこを好きに
なったのかな〜?という感じはしますが。反応がいちいち
童貞臭くて可愛かったので、OK。

続編『伊原くんは欲望に忠実』は、大学生になった伊原が、
まだHまで辿り着けてなくて、先生の気持ちも判らなくて
もう限界・・・という話。美人の男の人がBL小説家の瀬ノ尾
先生なのかと思ったら、「それは私だ」でブーッとw
サークルで堂々とエロ小説好きを宣言したり、都さんに天
然でセクハラ発言したり、全体的に伊原がちょっとズレて
る変な子ちゃんなところが愉快でしたv

『言えないのにはワケがある』は、年下の元ノンケ・尊と
付き合えることになった吉村だったけど、自分から好きに
なったこともあり、遠慮して言いたいことが上手く言えず
に・・・と、自分ばっかりが好きだと思って不安になっている
受という話でした。
若干、攻の言葉足らずな感じと、受のウジウジっぷりにイ
ラッとしましたがw、いきなりソファで始めちゃうという、
このさっぱりとした可愛い絵柄とのギャップw さすがです。

『恋に落ちるのもしょうがない』は、アイスホッケー部の
顧問・朔間が、好きなわけではなく優しくしてくれたとい
う理由でコーチと関係を持っていると知った学生・高槻が
・・・という話。朔間も嫌なら拒絶すれば良かっただけのよう
な気も・・・と、若干心理描写が不明な感じでしたが、まぁ
ハッピーエンドでいいのかなと。折角の「暗闇でH」特集
だったので、もう少し描写があっても良かったような。

というわけで、後ろの短編2本は、ややウジッとしていて、
それが藤本さんらしいなという感じでした。が、やはり表
題作の3本が面白かったですね。描き下ろしを含め、伊原
のエロが徐々に表面化していってますが、最初のむっつり
具合が一番面白いというv


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先生のクセに/藤本ハルキ 【麗人】


〔2012/4/27〕

★★★☆☆

高校教師の真崎は偶然立ち寄ったコンビニで2年前に卒業した
元生徒・志津谷巧を見かける。在学中、水泳部で活躍していた
志津谷を許されない想いを抱えながらずっと遠くから見つめて
いた真崎は思わず彼に声を掛けてしまうが、志津谷は真崎のこ
となどまったく覚えていなかった。しかし翌日、志津谷が真崎
を訪ねて母校を訪れ・・・!?
高校教師の一途な恋を描いた表題作ほか、ときに繊細でときに
奔放な男たちの恋愛模様6編を収録した待望の麗人ファースト
コミックス!!

藤本さん初麗人は6作品収録の短編集。
・・・なんですが、あれ〜?自分の中で今まであまりハズレと感じ
たこのない藤本さんなんですが。今回も面白かったことは面白
かったんですが、麗人ということを意識してエロに力を入れて
しまったためか、あっけなくエロ展開になりすぎていて、えええ?
と。エロを描かなくてもゲイ男子のリアルなやり取りみたいな
のが面白い、そんな中で時々出てくるエロが妙に色っぽい、と
いうところが気に入っていたので、何か露骨過ぎて違う・・・とい
う感じが。変わらず好きだと思う部分も多かったので、好きな
ことは好きなんですが、正直もっとこうだったら良かったのに
という感覚もあって、少々複雑です。

表題作は、いつも司書室から水泳部の志津谷を見つめていた教
師の真崎が、大学生になった志津谷と偶然出会って話しかけた
ものの向こうは自分のことなんか知らなくて、もう会うことも
ないと思っていたのに・・・という話。
真崎のことを知らなかったのに、いきなり訪ねてきて直ぐにヤ
ルことになった展開が、ん〜。折角の地味メガネ教師だったの
で、もうちょっとじっくり育てて欲しかったような。

『君は素直』は、前の席の香田の反応が可愛くて、ついちょっ
かいを出したくなってしまう、ゲイと自覚して4年の相楽。し
かし彼女と居て無理をしているっぽい香田のことが気になって
しまった相楽は・・・。香田が可愛かったです。けれどもう少し
ジリジリとした途中経過が見たかったような。短編なのでしょ
うがないんですが。

『イミテーションワールド』は、2コ上の剣道部の三好先輩の
ことが好きだったけど、言えないまま先輩が卒業してしまい、
気持ちを引きずっている森高の前に、三好先輩にそっくりの弟
が新入部員としてやってきて・・・という話。先輩に対する気持
ちは憧れで、三好に対する気持ちは・・・と気付いていく過程が
丁寧に描かれていて良かったです。ただ!何かエロが濃厚すぎ
て違和感w 個人的にはチュー止まりでOKだったのにw

『純情ひとり占め』は、血の繋がらない一回り上の兄・佑のこ
とが子供の頃から大好きな弟・基生。就職を機に家を出て一人
暮らしをしている兄の元に通うのを楽しみにしていて、大学入
学を機に兄との同居を目論んでいた基生だったけど、いつの間
にか兄に男の恋人が・・・という話。結局恋人は偽装だったようで
良かったですね。気持ちが通じ合ってエロ、はやはり落ち着き
ますねw

『ラブレター』は、8つ年上の幼馴染・隼のことを好きだけど、
隼は姉の恋人で・・・と片想いに苦悩する弟・千秋という話。
残念な結末でしたが、何か切なくていい感じでした。

『カラダは何でも知っている』は、その千秋が軽い男・タキさ
んと出会ったことで、ふっきれるきっかけを・・・という話。
タキさんがアホでイラッとしますがw、面白かったです。
個人的には何かダサいのでときめくタイプの攻ではありません
でしたが、まぁある意味このダサさは藤本さんの持ち味であり。

1回読んでみてう〜んと思った部分も、数回読んでみると馴染
んできたし、ちょっとした表情や行動が好きだったりするので、
結局基本的な部分は好きみたいです。しかし花音等で読んでる
時ほどの良さは感じなかったので、ちょっと物足りなかったか
な〜という感じでした。


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享楽男に一途男/藤本ハルキ 【GUSH】


〔2011/6/10〕

★★★☆☆

会社の飲み会の後、酔った勢いで後輩とヤった。けっ
こうタイプだし、コイツもまんざらでもなさそうだか
ら、ちょっと一晩・・・のつもりだった。「昨夜は楽しか
ったよ」「えっ!?オレ達、付き合うんですよね?」
うわー・・・。こういうの、重いんですが・・・。でも、め
んどくさいと思いつつ、俺のことでいちいち笑ったり
泣いたりするコイツの一途さに、俺・・・ほだされ始めた
かも?

会社の飲み会の後、前から同類だと気付いていた後輩・
鯉江と関係を持った志乃田。普段から男関係にダラしの
ない志乃田は、てっきり一晩のお相手のつもりだったの
に、鯉江はすっかり付き合う気のよう。面倒なことにな
ったと思いながらも、鯉江が真面目ないい奴だと知って
いる志乃田は、次第にその一途さに惹かれはじめ・・・
ということで、まさに享楽男が一途男に絆されるという
話でした。
藤本さんの作品って、行動範囲が狭いし、特にドラマチ
ックなわけでもなくとっても地味な内容なんだけど、何
かこの、いかにも身近で起こってそうな感じと、グダグ
ダしながらも結局ほっこりできちゃうまとまりの良さが
好きなんですよね〜。愛すべきオバカ達ばかりで可愛い。

『ひらいてむすんで』は、酔っているところをゲイで美
容師の千田に助けられた元ボクサー・紳。どうやら千田
は何回も男に騙されているお人よしらしい。そんな千田
をやがて紳は放っておけなくなり・・・というわけで、前の
話で志乃田の飲み友達として出ていた千田の話です。
場面がリンクするとは全く予想してなかったので、殴ら
れた瞬間を見て、こいつだったのか〜wとウケました。
こういう地味な演出好きw
千田の性格も、ちょっとズレてる紳のアホさも可愛かっ
たです。

『ラブコール』(前後編)高校卒業後、友人・奥田と一
軒家で同居を始めた呉。4年経って初めて奥田の自分に
対する想いを知った呉は、唯一の理解者である奥田を無
くしたくないという気持ちから、奥田の想いを受け入れ、
二人は恋人同士に。そんな同棲生活も3年。一見上手く
いっていた二人だったが、実はお互いに・・・。

前半は、奥田は自分じゃなくてもいいんじゃないかとい
う呉の不安、後半は、呉を自分が引きずり込んでしまっ
たことで不自由にさせているのではないかという奥田の
不安、と長く一緒に暮らしていながらも、お互いに言葉
足らずで擦れ違ってしまっている二人の苦悩が描かれて
いました。ハタから見ると、そんな程度かよと思う悩み
でも、遠慮がちな関係で来てしまった二人にはそのほん
のちょっとの壁さえ簡単には超えられない。そんな不器
用さが愛しいです。やっぱり地味だけど、がっつりと心
に浸透してきます。

『見つめないで』は、お互いゲイだということがわかっ
た同じサークルの後輩・久保に懐かれ、関係を持ってい
る高梨。ちょっとバカな久保をいつしか好きだと思い始
めた高梨だったけれど、久保が好きなのは彼の友人・松
永で・・・という話。久保が誰を好きでも、頼られ一緒に居
られるだけでいいと思って明るく振舞っている高梨が切
なかったですね〜。久保がどうしようもなく鈍チンでし
たが、とっても甘々な未来が見えますv 良かったね。

そんなわけで、この地味さが物足りないという方もいる
かなという感じはありますが、私は今回も充分満喫。
彼らのダメダメなところが愛しくてしょうがないです。


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僕だって恋愛がしたい/藤本ハルキ 【花音】


〔2010/10/28〕

★★★☆☆

恋愛に後ろ向きな喜多見は、居酒屋で知り合ったノンケ
の君嶋に片思い中。君嶋が偏見なくやさしく接してくれ
ることが、喜多見にはかえって辛い。近くて遠い距離が
心掻き乱すのだ。・・・そこへ、強烈な恋敵が出現して!?

表題作は、前作『僕に恋愛は向いてない』の続編で全3話。
高校時代に辛い思いをして以来、自分を必要としてくれ
るなら誰でもいいと、暴力を振るうような男とばかり付
き合っていた喜多見が、居酒屋店員でノンケの君嶋に叱
咤されて、頑張って恋をしようと思いなおす・・・という、
恋愛未満の話で終わっていた前作。やはり多くの方が続
編を望んでいたようで、今回はその後、君嶋に恋をして
いる喜多見だけど、君嶋には彼女がいて・・・という喜多見
の片想い、そして鈍感な君嶋がとうとう落ちるという、
ほんわかハッピーエンドでした。良かった良かった。

少々、あれあれ?君嶋は喜多見のどこに惚れたんだ?と
いう感じもありますが、まぁ何か放っておけなくなった
んでしょうw 約1名を除いて(古屋〜!)全体的にトーン
が低めなんですが、それが妙にリアルで、自然に惹かれて
いったんだな〜という、上手い感じになっていると思い
ます。自分的には、どうせなら、受がもうちょっと可哀想
だったりすると、もっと盛り上がって好きなんですけどね〜。

『アトコイ』は、男好きで結構遊んでいる3年の北沢が、
ちょっといい感じの1年・綾瀬に告白されるも、綾瀬が
自分の弟・聡と顔見知りだったためトラブルを回避する
ために断る。しかし選んでもらえるまで待つと言ってきて・・・
と、いう高校生同士。爽やかそうで実は意外にしたたか
だった後輩が面白い話でした。最後の弟のパンチがカワユイv

『茨の君』(前後編)は、ゲイだということにそれなり
に折り合いをつけて、周りと上手くやっている営業の深山
と、オタクで二次元の女の子にしか妙味が無いとカミング
アウトして周りに引かれ気味なSEの桐谷。種類は違うけれ
ど同じように悩みを抱えている桐谷が、自分にだけ見せて
くれる顔に、次第に惹かれていっちゃう深山・・・という、
面白い組み合わせ。これもドカンという盛り上がりは無い
んですが、惹かれあっていく感じが自然で良かったです。
桐谷が、深山さんに嫌われてなくて良かった・・・とつぶやく
ところは、それまでの彼が割と平然とした態度だっただけ
に、色々抱えていたんだな〜とウルッときてしまいました。

あとは、表題作本編でHがちょびっとだった分、描き下ろ
しががっつりエロくて、ごちそうさま!w
自分的には、藤本さんって、シンプルな絵柄のくせに、妙
にエロがいやらしい!っていうイメージがあったので、最
後にしっくりきた感じですw


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農家のムコ/藤本ハルキ 【GUSH】


〔2010/6/10〕

★★★☆☆

「ごめん、今から実家行ってくる」そう言ってベッドを
出た恋人が、しばらく会社を休むと行ったきり戻ってこ
ない。5日経ち、携帯に入った留守電は「会社辞めるこ
とにしました」・・・だと!? 話がしたい!と彼の実家に
乗り込むが、そこは一面の田んぼ! 「すみません、河
野光芳さんを探してるんですが・・・?」「はい?光芳は
オラの孫だぁ」おばあちゃんのとなりで、農作業をして
いる彼こそが、数日前までスーツで働いていた恋人だっ
た・・・!!

実家からの電話で父親が入院したと聞き、田舎へ戻った、
会社の後輩で恋人の河野と、しばらく連絡が取れない・・・
と落ち込んでいた長浦。すると河野がいきなり会社を辞
めると。自分に相談が無かったことがショックな長浦が、
きちんと話がしたいと河野の実家を訪れると、そこでは
農作業に汗を流す河野の姿が。自分の気持ちを言って嫌
われるのが怖い長浦は、河野から優しい言葉をかけられ
るのを待っていて・・・

遠距離になっちゃうけど、大好きだからお互い頑張って
やって行こうねvっていう、あんまりテンションは高く
ないけどラブラブなカップルの話。
完全にムコになっちゃうのかと思ったら、程よい距離を
選択したのが、良い感じだったと思います。
できればもっとイチャイチャした雰囲気があると良かっ
たんじゃないかな〜と思うんですが(エロじゃなくて、
ラブな雰囲気ね)、微笑ましくて可愛かったんで満足。

後半は、パン屋さんでバイトしている大学生・諏訪と、
常連・栗林さんの『大きくなったら』。
歩いてる諏訪に、栗林の息子・ノンちゃんが声を掛けた
ことから親しくなり、諏訪は栗林に恋してしまうけれど、
育児に忙しい栗林に好きになってなんて言えなくて・・・
と、悩みながらもゆっく〜り二人が形を変えていく感じ
が、藤本さん独特のやんわりとした空気で表現されてい
る話でした。諏訪がネガティブなんですが、ノンちゃん
の可愛さに癒されてる感じに、こっちも癒されました。
イイ大人が、告白されたら意識し始めちゃったというの
が青臭くてグー。

そんなわけで、両シリーズとも面白かったんですが、め
ちゃくちゃ好き〜vというところまで行かなかったのは、
やっぱラブさ不足かな〜。でもどちらも誠実なお付き合
いが好印象で、素直に応援したい感じでした。ほのぼの。


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僕に恋愛は向いてない/藤本ハルキ 【花音】


〔2009/10/29〕

★★★☆☆

人肌が恋しい喜多見は、暴力男だってそばにいてくれ
たら嬉しかった。でも居酒屋で知り合った店員の君嶋
は「もっと男を見る目を養え」と説教してきた。ノン
ケのくせに自分をまっすぐ見つめてくれる君嶋に今ま
で押し殺してきた気持ち・・・恋してもいいのかな・・・な
んて思いがあふれてしまって・・・

全5編と表題作の描き下ろしが1編。
ゲイの喜多見は、高校時代、下心無しに優しくしてく
れた友人に勘違いで恋をして振られて以来、自分を必
要としてくれるなら誰でもいいと、暴力を振るうよう
な男とばかり付き合ってしまうハメに。そんな喜多見
を叱ってくれたのは、居酒屋の店員でノンケの君嶋。
君嶋に叱咤され、恋を頑張ってみようと思い始める喜
多見だったけど・・・

と、愛されたいばっかりの喜多見が、少し前向きにな
る話・・・で、恋愛未満で終わってます。個人的にはこう
いう終わり方も全然キライじゃないですけど、折角 床
でも尽くしてくれそうな受ちゃんだったので、もう一声
あると良かったのかな。でもいつもとちょっとだけ違っ
た、初恋やり直しみたいなピュアさを漂わせていて、あ
る意味チャレンジでもあったのかなと、心意気も感じま
すので、悪くないかもです。

『ゆく道』は、2年の夏から付き合っている、水泳部の
弘高と典人。卒業間近、水泳の推薦で大学進学で上京が
決定している弘高に、進路を教えてくれない典人、と
二人の気持ちはすれ違うけれど・・・ とやってることは
エロいけど、気持ちはピュアな感じにキュンですね。
腐れ縁、ダイスキだ。

『追い風』は、大学の寮の自由な先輩・牧田と、苦手だ
と思いながらも、何故か近づいてしまう小島。
面白かったけど、牧田の性格がいまいち解りづらいので、
掴みどころのない話だったかなと。

『キミへの気持ち』は、マンションのお隣同士で、幼馴
染の満と恭。一ヵ月半後、親の転勤で、恭が引っ越して
しまうことが決まって・・・ うん、これは萌えた!まず
子供の頃は満の方が小さくて、恭をいつも追いかけべっ
たりだったというところ。それが今では満の方が大きい、
でも中身は変わってないっていう、この幼馴染マンセー
にはただでさえたまらん関係なのに、最後の最後に袖口
を掴んじゃう描写から告白から、声を殺したエッチまで、
非常に好きな流れでした。

『オレがお前でお前がオレで』は、高校時代から俳優目
指していた同級生・敬太郎を居候させている國吉という、
体の関係はあるけど微妙な関係の二人。10年前から、カ
ンヌに國吉を連れて行くと言っているオバカな敬太郎を
今後も生暖かく見守っていくのだろうという、ヘンテコ
な二人だけど、本人達が幸せそうなので、いいのでしょう。

そういうわけで、全体的に青春っぽい感じが多かったで
すかね。ちょっぴりツメが甘いと感じた部分が多かった
ので、いつもよりは薄味のような気はしますが、藤本さん
と同じく、幼馴染もしくは腐れ縁萌えな私には、水泳部
の二人と満&恭の話がすごくツボったので、そういう意味
では満足です。


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ファイナル・インプレッション/藤本ハルキ 【ダイヤモンド】

 
〔2009/6/22〕

★★★☆☆

僕がまだ何も知らなかった頃、大好きだったヒロくん。
幼い想いを伝えたまま、彼は遠くへ引っ越してしまった・・・。

・・・あれから時は過ぎ、再びこの町に戻ってきたかつての
想い人・林田は、すっかり変わってしまっていて・・・!?

幼なじみで初恋の相手に再会したら、ドSな奴になっていた
という表題作は全4話。嫌いなら放っておけばいいのに、何
かと言うことを聞かせてしまう攻のそれは、かんっぜんに好
きな子を苛めたい小学生のソレと一緒w そして意地悪で
やなやつと思っていても、構わずにはいられない受は、攻の
ことを好きだしドMだからw そんな感じの二人のやりとりが
微笑ましい話。

正直、個人的にはもう少し優しくしてくれてもいいんじゃない?
って思うんですが、でも後ろに行けば行くほど攻の想いも見
えてくるので、その心境の変化が面白いし、自分も男を好き
なのか?みたいな戸惑いの裏返しと思えば、可愛く見えてく
るもんですね。
普段乙男とか、そんな乙男を大事にしている攻のイメージが
強かったので、意外で面白かったです。でもきっと、ラストの
「2年後」の図からして、「攻が溺愛」確定のような気はします(爆)

「やりたい放題の言いたい放題 信じられない程身勝手
最悪だ  また林田を好きになるなんて 本当に最悪だ」
っていう、ドM的フレーズと、そこにかぶってる林田の
「ごめんな」というセリフが絶妙。


『飼い犬の言い分』 は、彼氏が結婚するということで、自分か
ら別れを告げたリーマンが、キャバ嬢に切られたヒモ男を拾っ
て家に連れ帰る、という話。愛を与えたかったヒモ男と、愛さ
れたいばかりだったリーマンが、一緒にいるうちに居心地の
良い関係を築いていくという、ほっこり温かい話で好き。

『こころにもないこと』 は、彼女に振られたばかりの男が、男と
して憧れていた、いきつけのバーのマスターと別の男のキス
シーンを目撃してしまい、気になり始めるという話。
自分のセクシュアリティについて曖昧だった男と、そんな彼の
迷いに何となく気づいていたであろうマスター。が試してみると
いう、それだけの話ですが、不思議なまろやかさがあって、良
かったです。

相変わらず、爽やかな絵柄のくせに、いい感じにエロい。


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愛があるから/藤本ハルキ 【花音】


〔2008/10/29〕

★★★☆☆

初めての男はキモチよかった?

男同士の恋愛に対して貪欲な松添は、それなりに遊んで
きた。なのに、知り合ったばかりの年下の雅樹に抱かれ
たあと、切なくてたまらなくなってしまったのはなぜだ
ろう・・・・・・。

全7編。
あらすじの表題作は、そんな終りはちょっと哀しい。
一応描き下ろしで何となくフォローされてたけど、
嫌ー、これ。また出逢わせるか、姐さんを幸せにして
やって欲しい。ちなみに雅樹くんは、『それでもやっぱり
キミが好き』
のナオちゃんの弟らしい。


『Re:サイクル』は付き合って一年半のカップルが、
ネコを飼い始めたのをきっかけで、同棲へ。なんだけど
毎日のささいなすれ違いにイライラしちゃって・・・という
日常な話で良い。しかし若干言い回しが理屈っぽい。

『ケモノ道』は、この本の中で一番好き。出会い系で
一夜限りの男にしか巡り会えない梶くんが、出逢って
しまったのが取引先の主任で気まずい・・・だけど乱れちゃ
った、という普段仕事でしか付き合いのない人と、そう
いうことになっちゃってる(しかも攻がメガネを取るわ、
言葉攻めだわ)状況に非常に萌えた。こういう攻、すごく
好き。

『思えば遠くへ来たモンだ』は、リーマンとタクシー運転手。
これまた言い回しが若干理屈っぽいので、ちょっとモヤモヤ。

『道楽的まともな日常』はカフェのマスターと店員が、
お店そっちのけでイチャイチャ。そんだけ。

『スウィートグラフィー』は、銀行の主任と、お坊ちゃん
社員。主任の雰囲気がいいね。メガネで儚げな。

『花仰ぐ』華道家元の若先生と料理人の、ちょっぴり身分差
ラブ。

結構好きな作家さんなんですけど、今回はちょっと甘さ
不足な感じと、言い回しの解りにくさ(読解力に問題が
あるだけかもしれませんが・・・)もあって、自分のストラ
イクという感じではなかったんですよねぇ。
まぁでも、この爽やか可愛らしい絵のくせにちょっと
エグくエロい感じは個性があって好きなので、これから
も読みたいです。

相手のことが解らなかったり、傷つけあったり、泣いたり
というおおげさな展開がある作品の方が好きなんだよなぁ。
そういうのの表情が上手いから。
あ、そっか今回メソメソがなかったから、何かイメージ違う
のかも。もっとダメな感じでよろしくです。


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イトラコナゾール