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初恋は群青に溶ける/ゆき林檎 【B's-LOVEY】

〔2014/10/14〕

★★★☆☆

野球の練習中に肩を壊し、落ち込むケンゴは、放課後の音楽室
で無愛想な生徒と出会う。翌日、彼が同じクラスで、一度も教
室に来たことがない生徒・吉岡だと気づいたケンゴは、再び音
楽室を訪れる。掴みどころがないものの、居心地のいい吉岡の
もとに足繁く通うようになるが、彼がかつてひどいいじめにあ
い、留年していたことを知り・・・。
傷ついた少年たちの再生を描く青春ラブストーリー。

4冊目のコミックス。
陰湿ないじめが描かれているのでその点では苦手でしたが、攻
のケンゴが素直で一途で優しくて、心温まる話で良かったです。
雰囲気があるんだけど雰囲気漫画ではなくてちゃんと読ませて
くれる感じ、空気の変化が感じられるところなど、やっぱ上手
いな〜と思います。そんなに珍しい話でもないし、ぶっちゃけ
上書き云々が少々こっ恥ずかしい感じでもあったんですが、何
か好きです。正統派BL。
 

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玉響/ゆき林檎 【CRAFT】


〔2014/5/31〕


★★★★☆

貿易商の一人息子である麻倉道忠は全寮制の旧制高校へ入学
する。そこで同室になったのは、幼い頃に唯一心を許した幼
馴染み、立花だった。けれど立花との再会は麻倉にとって複
雑なもので・・・

3冊目のコミックス。
13歳の時、親友・立花と女性との情事を目撃し、ショックを
受けて思わず逃げ出してしまって以来、留学したこともあり
疎遠になってしまった貿易商の一人息子・麻倉。しかし入学
した旧制高校の寮で、偶然にも立花と同室になってしまう。
実はあの頃お前が好きだったんだと告げられた麻倉は・・・。

というわけで、恋愛というものがまだ解らないでいる麻倉が、
立花の自分への想いを知り、少しずつ自分も恋心を自覚して
いくけれど、貿易商の跡取りということで親からは当然女性
との結婚を望まれていたり、立花の家が破産して姿を消して
しまったり、再び再会するも震災で行方知れずになったり・・・
という、大正時代という背景もあり、ままならない恋をする
二人の話でした。

おバカな話もエロも好きですが、こういう繊細な作品に当たる
と、あぁやっぱBL辞められないな〜と実感しますね。
少しさらさらと流れ過ぎる感じがあるのが勿体無かったかなと。
麻倉の実母の件など明かされていない部分も含め、一つ一つの
設定をもう少し掘り下げて、できればあと1冊分くらいでじっ
くり味わってみたかったなという感じです。Hシーンも然り。

そういう、少々軽く感じてしまうのが残念なところではありま
したが、絵も醸し出す雰囲気もすごくいいと思います。
学校を辞めた立花に再会した時に立花が発した「女だったら無
理矢理かっさらってやるのに 貿易商の跡取りなんかに生まれや
がって」という言葉にキュン、「僕は僕の意思で生きたんだと、
死に際にいい人生だったと笑いたい・・・」という麻倉の言葉に
ウルウル、記念館の写真に再度ウルウル。
そして描き下ろしラストのモノローグと、立花が残した「共に
過ごしてくれてありがとう またいつか。」という言葉で完全に
決壊でした。うっかり寝る前に読んでしまったので、ベッドの
中で暫く思い出し泣き状態だったというw

彼らにも、描かれていない部分で色んな困難があったと思いま
すが、思うままに生きることを選んで悔いの無い人生を送れた
んだろうなという、辛いばかりの話になっていなかったのが良
かったです。
すごく個性があるというわけではなく、話もどちらかというと
定番な方かと思いますが、立花が後生大事に持ち続けていた
2つのビー玉が奏でるかすかな音と、二人の心の繊細な揺らぎが
タイトルと上手くリンクしていて、何とも素敵な物語でした。

 
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マジックメールチョコレート/ゆき林檎 【BBC-DX】


〔2014/2/10〕


★★★☆☆

「ダイスケのこと好きな奴、絶対いるって」そう言ってくれ
るのは、親友のタケだけ。苦節17年。全くモテない人生を送
ってきました。迎えた17回目の聖バレンタインデー。神が降
臨した。ゲタ箱にチョコレート。女の子と初めてメールのや
りとり。嗚呼!素晴らしき哉、薔薇色の日々!けれど初めて
のモテ期には、予想だにしない結末が待ち受けていて・・・。

2冊目のコミックスで5作品収録の短編集。
コメディから暗い話まで色んなパターンの話が収録されて
いて、全部面白かったです。

表題作は、17年間モテない人生を送ってきたダイスケが、バ
レンタインデーに下駄箱にチョコが入れられていて、浮かれて
その相手とメールのやりとりなどしていたところ・・・という話。
何かすごく可愛かったです。親友として長く一緒にいたのに、
そんなに簡単に変えられない、でも惹かれてるというダイスケ
の気持ちがとっても素直で、タケも健気で。最初のジーザスが
笑えるし、巻末の描き下ろしでお祭りについて行っちゃうダイ
スケもダサ可愛かったw
本編では描かれていないけどこの二人、幼稚園くらいから一
緒なんですよね。そう判るとまた愛しく思えてくるんで、そ
の辺が本編に盛り込んであると、更に楽しめたかも。

『もしも29歳草食系マスターが肉食系にロックオンされたら』
は、前コミックスに収録の『もしも29歳草食系マスターがジャ
ズバーを始めたら』という、ジャズバーのマスターが自分に
一目惚れしたという20歳のアルバイト店員・コウキに日々狙
われているという話の続編で、常連さんに誘われてコウキと温
泉旅行に行くことになったマスターが、警戒しまくっていたの
にとうとう・・・という話。うんまぁこれは、普通かなw 攻の方
が見た目草食系っぽいのに、鼻息荒い感じが愉快です。

『片恋モノマニア』は、写真を褒めてもらったことから同級生
・三木のことを好きになってしまったけど、それをネタに苛め
られている写真部・本庄と、本庄の気持ちに気付いてしまい
本庄のことを好きになってしまった卓球部の里中という、お互
いに片想いしている二人の話。実る前に終わっちゃってるので
もう少し読みたいなという感じはしましたが、最後の微笑まし
い感じは良かったです。

『週刊恋茶屋劇場』は、喫茶店で出会った美青年・木瀬に一目
惚れした作家・来栖が、自分は担当者だと嘘をつき、本を貸す
という名目で毎週会うようになるけれど・・・という話。
常にクールで飄々としている木瀬が面白かったです。おじさん
が尻に敷かれまくる姿が容易に想像できるというw

『アフターダーク』は、元々は明るく人気者だったのに、生意
気だと先輩達に強姦されてから荒れてしまい、今は完全なクズ
になってしまった悠弥と、そんな悠弥のパシリで唯一の友達・
狩野という話。病んでる話で面白かったです。普通はあんまり
こういう暗いのは好きじゃないんですが、あれもこれも上手い
こと相殺されていて嫌な気持ちが残らなかったです。絶妙なバ
ランス。

そういうわけでどれも面白かったですが、やはり一番好きなの
は表題作でした。こういう甘酸っぱく、アホさもある話、また
読みたいですv


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混色メランコリック/ゆき林檎 【BBC】


〔2013/2/9〕


★★★☆☆

劣等感だらけの宮下に自信をくれたのは、陸上部のイケ
メン・西村。グラウンドの西村を、暗い美術室で恋心を
吐き出すようにキャンパスに描く。気持ちはひた隠し。
なのに、最悪のタイミングで、露呈してしまい・・・。
他に、潔癖男子に振り回される世話妬き大学生、優等生
に逆襲される見栄っぱり(実は童貞)など、馬鹿で青く
て、けれど愛くるしい男子達が勢揃いv

初コミックスの作家さん。結構評判が良いようですね。
私も、可愛らしいと思う部分が結構あって、基本的には
好きだったんですが、がっつり結末があるわけではなく、
過程を楽しむような感じだったので、少し物足りなさが
あるかなという印象。でも中々味があって、まだこれか
らどんどん変化していきそうな、期待の持てる感じだっ
たと思います。

表題作は、陸上部の明るいイケメン・西村と、美術部の
地味メン・宮下というタイプの違う二人が仲良くなるう
ちに、いつしかその意味が変わっていくという高校生同
士の話。自分の想いを否定するため描いていた絵を塗り
つぶしちゃう的な、繊細さを表現した雰囲気漫画っぽい
話だったので、正直ベーシックすぎるのではとは思いま
したが、何かキャラは良かったですね。もう少し友達状
態のニアな部分を読んでみたかったかな。
『色恋センチメンタル』は描き下ろしの続編で、付き合
い始めて1年後の話。

『無菌ルームへようこそ』は、友人で極度の潔癖症・優
に振り回される孝広・・・という話。キャラと関係性は面白
いけれど、芽生えてないじゃん!と思ったら、どうやら
この作品の掲載誌はクロフネだということです。
自分としてはBLだと思って読んでいたので、最後モヤッ
でしたw 2話目は普通にBL誌掲載だったのでそれっぽい
表現も。しかし何か、昇華しきれないままかもw 優がバ
カなのはひたすら可愛いかったのでいいかな。

『その嘘は口ほどに真実を』は、クラスの真面目くん・
五十川をどうせDTだろうとバカにしていた、実は自分も
DTのチャラ男・俊介が、自分から嗾けたら・・・という
形勢逆転の話。攻の腹黒さがイイ感じでした。

『もしも29歳草食系マスターがジャズバーを始めたら』
は、自分のことを好きだと言ってくるオバカな若者・コウ
キに翻弄されちゃうマスターという話。爆笑とはいきませ
んでしたが、オバカで楽しかったです。何より最後のマス
ターがカワイかったw

『日なたに愛を打ち鳴らせ』は、隣の部屋のリーマン・入
江を好きになった大学生の真木が、入江の好きな物を好き
になってもっと近付きたいと思っていく・・・という話。
これも表題作同様、少し雰囲気漫画的な感じだったので、
個人的にはもう少しアクの強さが欲しかったです。女装の
バイトの意味があんまり無かったのが残念。

表紙・タイトルと表題作で繊細な感じで行くのかと思いき
や、どんどんオバカな部分のある話になっていったので、
それは逆に好みでした。普通の人達の話にしては、中々幅
広い感じがして面白かったので、是非とも今度は3話くら
い続くような、意図的なキュンやヤマオチのはっきりある
話を読んでみたいところです。期待v


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イトラコナゾール