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カラフルライフスタイル/懐十歩 【マーブル】


〔2013/8/30〕


★★★☆☆

結婚も子供も諦めて独り身を楽しむゲイの樹と、一人息子を溺愛
するバツイチ親バカの田澤。生活も価値観も違う二人は職場でも
犬猿の仲。そんな二人が田澤の子供・虎太郎をきっかけに近付き、
惹かれあってゆく。一人の男として、子を持つ親としての葛藤を
乗り越えて三人の幸せを築く事はできるのだろうか・・・?

表題作は4話。結婚も子供も諦め、特定のパートナーを作らずに
気ままなゲイ生活を送る樹は、会社で自分の子供の可愛さをアピ
ールする親バカで無神経なバツイチの同僚・田澤のことを苦手に
思っていた。しかし休日出勤の日に、田澤が息子・虎太郎を会社
に連れてきて、子供は嫌いじゃない樹に虎太郎が懐いたことから
二人は少しずつ打ち解けるように。今の生活に満足しているけれ
ど、自分の持っていない幸せを羨ましくも思う樹は、酔った田澤
を誘い、一線を越えてみるが・・・。

というわけで、最初はお互い気に食わないと思っていた二人が、
それは自分の持っていないものを持っていることに対する羨まし
さから来るものだと気付き、認め合うようになって・・・という話。

冒頭は、こんな無神経親バカ男とくっつくことができるのか?と
心配になりましたがw、彼も、元嫁に息子を取られないように、
可愛い息子に辛い思いをさせないようにと頑張っていたんだなと
いうことが徐々に解って、納得でした。ちゃんと自分がダメ男だ
と自覚していたみたいだしw
ってか、コタ、可愛すぎ!お手伝いもすすんでするし、素直で
樹に懐いてるのも可愛い。自分でおにぎりを作っているシーンの、
ふりかけでカラフルにすればパパの茶色いおかずとちょうど良い
のになる!という内容のセリフには、思わずウルッときてしまい
ました。あと、車の中で一人になって泣いちゃう樹が可愛かったv

正直、お互いの気持ちの動きとしては、少々解らない部分もある
んですよね。樹は、田澤が自分の諦めた幸せを持っていたからと
言って、何故田澤だったのかとか、田澤の方も樹である必要性は
あるのかなとか。でも、そういう理屈無しで、何だか惹かれてし
ょうがないという、異色のものがじんわりと滲みながら溶け合っ
ていって新しい色が生まれていく、というような面白さがあった
と思います。まぁ漫画的にも、二人の相性的にも、コタという存
在は絶対だったなという感じでしたね。色々考えさせられること
もあったし、面白かったです。

『青春の天秤』は、皆に内緒で付き合っている、野球部の両エー
ス・雄大と鶴という話。まぁ結構、野球漫画成分多めな内容でし
たが、二人の関係もしっかり描かれていて、切なくて良かったで
す。キスしてお互いの鼻水が繋がるのが最高でした。可愛いv

『ラブ・クランチ』は、バーのオーナー・平介と、雇われ店長・
瀬川という話。腐れ縁という感じですね。自然と昔と役割が変わ
っちゃったことに、思わずニヤッと。


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狼は魔法を/懐十歩 【マーブル】


〔2012/8/20〕


★★★☆☆

本当はただひとり、自分を愛してくれる人がいればいい。
男達と身体だけの関係を持ちながらも、そう願う永瀬が出会
ったのは、地味で恋愛にも興味の無さそうな大学の先輩・樋
口。無口で無表情な男だが、接するうちに知る優しさに永瀬
はどんどん惹かれていく。幸せになりたい、愛されたい、樋
口への募る想いは果たして・・・。

初コミックスの作家さん。とっても今時の方らしい画面で、
尚且つ東京漫画社らしい作風で面白かったです。
が、某所の感想を覗いてみたら、皆さん結構絶賛のようだっ
たんですが、すみませんが自分的にはそこまでは面白くなか
ったな・・・というのが正直な感想です。何でしょう、セリフ
の言い回しかな。序盤がすごく読み難くて、突っかかり気味
になってしまったのと、あとはまぁ、ネガティブな部分を描
いてある話なので、嫌な人も登場するわけで、その辺の話の
持っていき方と自分との相性がいまいちだったのかもしれな
いです。でもまぁ、普通に面白かったんですけどね。

表題作シリーズの前に、強面の花屋さんと若者の話『枯れた
花に恋の水』が全3話。
4年前に両親を亡くし花屋を継いだ曹介は、自他共に認める
人相の悪さ。そんな曹介に一目惚れしたのは、店の向かいの
結婚式場で清掃のバイトをしている八田。以来頻繁に店に通
ってきては口説いてくる八田に、ゲイではない曹介は応える
つもりは無かったはずなのに・・・。

誰が見ても強面の曹介を、可愛いと言い陽気に口説いてくる
奇特な八田は面白かったです。
ただ、人の顔を笑いものにする話って、何かあまり気持ち良
くないですね。いや、個人的には、こういうヤクザかよ!っ
ていう人が恋に落ちる話は大好きなんですよ。最初の小学生
達が「ヤクザ花屋だ〜」というのも笑えてよかったし。

ただ、見舞い用の花を買いにきた男の態度が最悪で、これま
でも色々言ってきた人達もいたし、人の顔に関して、正面か
らそんな態度を取る人っているかな?というリアリティの無
さが気になってしまって。しかもそれがトラウマになりすぎ
てる曹介さんも何だかな〜と。
まぁだからこそ、そんな卑屈な曹介さんをひたすらに愛し、
養分を与え続ける八田が魅力的に見えるのかもしれないです
が、読みながら何か、何でこんなことくらいで・・・という思
いが続いてしまい、結局もやもやが残ってしまってですね。

いやホント、陽気な若者に絆される、ネガティブなオッサン
という話としてはすごく好みだったんです。なのでここまで
こてんぱんじゃなくて、もう少しライトな土台だったら、も
っと好きだったんだろうなと思います。しかしその痛めつけ
具合が、東京漫画社らしくもあるのかな〜という。


そしてあらすじの話が『狼は魔法を』『狼に魔法を(前後
編)』の全3話。
『狼に魔法を』は、女というだけで男に選ばれることが当然
ということを恨めしく思っているゲイの永瀬が、女友達・夕
里香の彼氏・井上に夕里香との仲を疑われ、自分はゲイだと
告白し、牽制のつもりで井上も対象になると告げたことから、
思いがけず井上に意識されるように。やがて井上がなびき、
一瞬手に入ったかと思われたが・・・という、哀しい失恋の話。
ひたすらネガな話なので好みではないですが、味があって面
白かったです。

『狼は魔法を』は、そんな永瀬が大学生になって2年、未だ
自分を愛してくれる人に出会えてなくて。そんな時、無口無
表情で何を考えているか判らないけれど、自分がゲイだと知
っても変わらずに接してくれる樋口先輩と知り合い友達づき
あいをするうちに、居心地が良くなって・・・という話。
うん、面白かったです。ただ先輩の、打っても響き難い不思
議でくのぼうキャラ(&ヘアスタイルw)はあまり得意じゃ
なかったので、若干イラッとしましたが、嘘をつかない(つ
けない)であろう誠実さは素敵で良かったですし、ナチュラ
ルに二人が存在してる感じは、いいな〜と思いました。先輩
ならきっと、トゲトゲだった永瀬を丸〜く磨いてくれるでし
ょうね。

というわけで、2つの作品が収録されていましたが、いずれ
もネガティブな心境がこれでもかと語られているので、読ん
でてモヤモヤとしまくってしまうのが少し辛かったんですが、
話の流れなど、描き慣れてる感じは面白かったです。きっと
出始めのヤマシタトモコさんとかのおネガループな感じをす
んなり受け止められる人はもっと楽しめるんだと思います。
私は、次回はもう少し陽気な話を読んでみたいな〜と。
実力がひしひしと伝わってくる感じで、今後も期待ですねv


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