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百年結晶目録/青井秋 【Canna】

〔2014/11/26〕

★★★☆☆

旅の学者ベントは、廃鉱で一人の少年と出会う。虹のように
煌めく瞳のその少年・イーリスは、鉱石を食べる、砂漠の金
剛石と呼ばれた種族の生き残りだった。旅路を共にし、少し
ずつ心を通わせていくふたりだったが・・・・・・。

鉱石を食べる種族の生き残りで孤独な旅をしてきた少年・イ
ーリスが、鉱物学者のベントと出会い一緒に旅をして行くう
ちに、お互いがかけがえのない存在になっていくというファ
ンタジー。

相変わらず、絵が美しい。白黒なのにイーリスの目にだけは
ずっと色が灯っているような感覚で素敵でした。
内容は、BLでは無いかな。家族愛のような親子愛のような
庇護欲のような。
言葉もそれほど多くないし、リアクションも大きくないんだ
けど、ちょっとした仕草や表情からちゃんと感情が伝わって
くるという、不思議な空気を持った作風ですよね。
でもやはり淡々としているので、正直、心が揺さぶられるよ
うなところまではいきませんでした。

ボーイズがラブしてはいなかったので、その辺ももう少し頑
張って欲しかった気もしますが、何かこう、心が落ち着く、
良いしっとり感でした。儚げで美しい。


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君によせるブルー/青井秋 【B's-LOVEY】


〔2014/2/15〕

★★★☆☆

小さな島の港町に都会から転校生がやってきた。人懐っこい
性格の悠太は、孤立していた転校生の航平と親しくなる。大人
びた雰囲気の航平に憧れのような気持ちをもつようになった悠
太はある日、航平が告白されている場面に遭遇する。そこで航
平に好きな人がいることを知り・・・・・・。

3冊目のコミックス。ここまで幻想的な話が多く、ちょっと私
には合わない世界観かなという感じでしたが、今回は表題作と
もう1作品が現実的な話だったこともありBLらしさみたいなも
のも増量されていて、比較的読みやすかったです。

表題作は描き下ろしを含めた3話。
緊張と照れから素っ気無い態度をとってしまっていた転校生の
航平を、人懐こい悠太から声を掛け仲良くなっていくうちに
お互いに惹かれ合っていくという高校生同士の話。
まぁストーリー的には、告白されて戸惑って、大切で触れられ
なくて・・・と、正直よくある感じかなと思いますが、清廉な二人
が静かな場所で自分達の気持ちをゆっくり育てていってるのを
楽しめる感じで、これはこれで良かったです。透明感があって
素敵だなと。

『Night&Go』は、高校時代からの親友・久に密かに想いを寄
せ続けてきた和洋が、お互いに男相手に片想いしていたことか
ら関係を持っていた、久と同じ生物部の東先輩と久の結婚式で
5年ぶりに再会し・・・という話。
現在の会話の合間に過去の二人の姿が差し込まれているのが
すごく雰囲気があって良かったです。「・・・うん 俺も」と
おでこをつけてる過去の先輩と、「・・・和洋」と言いながら
抱きしめてる現在の姿にキュンときました。この先輩、素敵
過ぎるw

『不帰の森』は、狐と病で寿命間近の坊主・佐彦という話。
これはがっつりファンタジーすぎて、私には良く解りませんで
した。

『雨のゆめふる』は、人間の人生の脚本を書いている男・安田
が、担当している青年・信之に接触してはいけないのに恋をし
てしまい・・・という話。これも不思議系の話でしたが、何か雰囲
気があって好きでした。今は信之と一緒にいるんですよね?
そこまで見てみたかったかも。

笑いとかは一切なく、割と淡々と進んで行く感じなんですが、
とにかく一つ一つの描写が丁寧なので、うっとりしますね。
ファンタジーは苦手だけど、この独自の世界観は今後も味わって
みたいなと思いました。

 
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ステラリウム/青井秋 【Canna】


〔2013/6/26〕

★★☆☆☆

夜空の灯・星は、人の想いを映して創られる・・・。
星の製造工場に勤めるカナタは、亡き恋人を想い残業中にも
かかわらず酒に溺れて、涙を零した。すると、研究していた
素材の中から少年が生まれ出る。星以外の製造物は破棄する
決まりだった。だが人の形をした彼を破棄することはできず、
アルレシャと名付けて育てることに。喪失感で苛まれていた
日々に、そっと寄り添ってくる無垢な瞳にカナタは・・・・・。

2冊目のコミックス。貝や夜光虫などの自然の光を集めて培
養し、そこから星を作っている工場の研究者達の話でした。

他所ではすこぶる評判が良いようですが、私は特には・・・。
とても細かく描きこまれていて画面に濃淡があって、思わず
切り取って壁に飾りたくなるような美しさなので、作画面
では素敵だなとは思うんですが、話としてはひたすら物足り
ないという感じしか。そもそも、星を作るって何だ?と思っ
てしまう、がっつり現実脳なせいもあると思います。
ファンタジックで繊細な世界観がピッタリ合う方、間を読む
のが好きという方は楽しめるのかなと思います。

あと、最後に収録されている読みきり『真空庭園』もファン
タジックで静かに紡がれる話でしたが、もう私は、体から草
が生えるという設定が死ぬほど苦手で、大げさでなく鳥肌が
立ってしまい(って書きながらもめっちゃ鳥肌)ダメでした。

現実離れした絵本のような世界は、ハマる人はハマるでしょ
うね。前作より、より雰囲気漫画色が強い感じで、パンチの
あるBLBLした話が好きな自分には、かなり薄味に感じる内容
でした。


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爪先に光路図/青井秋 【HertZ】


〔2012/5/26〕

★★★☆☆

大学生の岩井は、ある日、菌類学者の助手のバイトを紹介される。
訪れた先で待っていたのは、室田という気難しそうな男だった。
最初は不安を感じていた岩井だったが、室田の教えてくれる未知
の世界に触れたり、生活能力のない室田の世話を焼いたりする毎
日は、楽しいものだった。そんな時間の中、岩井は次第に室田に
心惹かれていき・・・・・・

初コミックスの作家さんですが、独特の雰囲気で、中々貫禄のあ
る感じでした。正直、恋愛の話としては少し物足りないので、自
分としては大満足というわけでは無かったんですが、丁寧に描こ
うとしていて、色々と誠実な印象だったので、話にそれほど盛り
上がりがなくても納得できた感じです。俗っぽさを好まない、少
しファンタジックな世界観が好きな人なら、結構ハマりそうです
よね。

表題作は前中後編の3話。
大学生の岩井が教授の紹介で、変り者だと有名な菌類学者・室田
の元での助手のバイトを紹介され、それまで全く縁のなかった菌
類に興味を持ち出し、それと同時に不器用だけど優しい室田に惹
かれていって・・・という話。
土台的には良くある感じですね。しかしそこに、鮮やかな植物達
の絵柄や、とてもしっとり上品なモノローグが加わったりと、独
自の味付けが珍しい感じで素敵でした。

『さかなの体温』は、眠っている人の体内から出てくる「魚」が
見える高校生・広隆と、親友・誠司の話。かなり不思議ちゃんな
話ですが、読み難さは無かったです。しっとりして雰囲気がある
ので、好きな人は好きだろうなという。

『八月、夏の底』は、祖父が亡くなり田舎を訪れた春彦がそこで、
不思議な少年・こうに出会って・・・という、青年と狐の子の話。
泥だらけになってお供えの花を探していたこうにグッときてしま
いました。こういう話には結構弱いので、この本の中ではこれが
一番好きでした。

全体的に無口な印象で品があって、最後にフワッと恋に落ちると
いう感じでした。私はどちらかというと、ズバズバ切り込むラブ
コメなんかの方が好きなので、めちゃくちゃ好みとは行きません
でしたが、不思議な味があるのでまた違う話も読んでみたいなと
思いました。


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