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ラクダ使いと王子の夜/緒川千世 【BBC-DX】


〔2014/3/10〕

★★★☆☆

ここは本当におとぎ話のようだよ。寝床はふかふかで、おい
しい料理は食べきれないほど。おふろは薔薇の香りがするん
だ。・・・でも、ここは僕の生きる場所じゃない。
キャラバンの孤独な少年が、砂漠で出会ったのは王子様でした。
素敵な夢があって、努力家で、とても優しい王子様。知れば知
るほど、つのる想いを止められない少年でしたが、出て行く決
心をして・・・。
広い夜空に瞬く小さな星のような、慎ましくも純粋な恋のおと
ぎ話。

5冊目のコミックス。
1冊丸ごとあらすじの話で内容もファンタジックな感じなの
かと思っていたら、全部で4つの話が収録されていて、そのう
ち2つはPINKGOLD掲載のダークでエロスな、病んでる系の
話だったのでびっくりです。

表題作の前に、大企業の御曹司でチャラい宇佐美と、両親が不
仲でやさぐれている水泳部の岸という高校生同士の話『溺れる
魚』が1話。
多分、こういうノリがお好きな方は多いかと思います。どこか
邦画チックな雰囲気漫画的な。残念ながら私はそこが気取った
ような作り物的なものに感じてしまうため、あまり好みではな
かったです。すみません。二人の世界〜みたいな。

逆に表題作は舞台が異国ということで、その雰囲気漫画な部分が
生かされていて読み易かったです。でも恋愛の話としては薄味で
したよね。主人公とラクダの絆と悲しい別れの話というだけだっ
たかなと。とりあえず泣きましたw

『いびつな欠片』は、子供の頃から親の期待に応えるべく努力を
してきた兄が、さして努力せずとも上手くやっている弟の自分へ
の劣情を知って、支配下に置くように・・・という近親物。
怖い〜。胸糞悪いので全く好みの話ではないけれど、漫画として
は面白いと思います。

『くさった螺旋』は、高校生の小金井と、人気俳優だけど過去の
トラウマから人間不信で病んでいる父という、こちらも近親物。
先程より更にいっちゃってる感じですね。豆腐メンタルな自分は、
あれもこれも心臓がズキズキしちゃってダメでしたが、ブラック
なのが好きな方は楽しめるのでは。

というわけで、色んなタイプの詰め合わせでしたが、自分的には
表題作が一番好みでした。ってか、他が苦手寄りだったw


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世界は君で廻ってる/緒川千世 【GUSH】


〔2013/5/10〕


★★★☆☆

「牧くんてさあ、すげーかわいいよね」
まごうことなき地味顔の俺に、イケメンのクラスメイト・
深町はのたまった。以来、キスしてきたり肌に触れてきた
り、深町は俺につきまとう。逃げても泣いても執拗に追わ
れ、ついには淫らな行為まで・・・。美形コンプレックスの平
凡男子がイケメンに振り回される表題作ほか、幻の商業未
発表作を集めた短編集。描き下ろしも収録。

数話読んだ時点で、あれ?この違和感は何だ?と思って初
出を見たら、表題作だけでなく全部が同人誌で発表の作品
の再録ということで納得。
どうやら世間的にはすごく評判が良いようなんですが、私
としてはどうも、独特のリズム感で描かれる雰囲気漫画的
な作風が苦手で少し読み辛かったです。多分この細切れ感
は、普段から同人誌を読みなれている人にはむしろ心地良
く感じたりするのかなと思います。間に、色々思いを巡ら
せられる感じで味はありますので。

表題作は、イケメンに可愛いと言われまくる地味メンの話。
あとは、化学実験室で簡易床屋をやっている床屋の息子・
悠士にいつもセットしてもらう友人・忠近の『エセ床屋漫
画』、頭も性格も悪いけど顔だけはいい晴海と親友・亮平
の『おろかしくも うつくしく』、後輩・洋介にビッチだと
誤解されたまま関係を持った里見という『ヤスイ タマシイ』、
甘いものが好きな夏目と加地の『極上デザート』というラ
インナップ。どれも友人同士のスキンシップがエスカレー
トしていって気持ちも盛り上がり、関係が変わっていくと
いうような、ちょっと色気のある高校生達の話でした。

そういう感じで、リズムに乗り切れない自分ではありまし
たが、キャラとかそれぞれのカップルの関係性などは特に
問題なく好きでした。どのコも色っぽくていいですよね〜。
ま実際、こんな達観したような高校生なんて居なさそうで
すがw

そんなわけで、面白かったんですが、自分的にはややムー
ディーさに乗り切れず、すごく好み!という感じでは無
かったです。好きな人はすごく好きだろうなと思います。

 
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誤算のハート/緒川千世 【GUSH】


〔2013/4/10〕


★★★☆☆

「俺と、付き合っちゃう?」別れ話でもめていた隣のクラス
の烏童と付き合うことになった三城。気まぐれで始めた「恋
人ごっこ」のはずなのに、烏童の隣は居心地よくて・・・。セッ
クスも彼の手管に翻弄され、快感に震えていることしかでき
なかった。優しい愛撫、甘い熱・・・俺の体はどうしちまったん
だ。・・・ヤバイ、こんなの俺じゃない。
硬派彼氏×チャラ系男子、男子高生のふしだらな純愛。

3冊目のコミックス。前回の『このおれが〜』が超ツボで
一気に好きになってしまった作家さんですが、期待通り面白
かったです。ただまぁ若干、言い回しやムーディーさに照れ
てしまう感じもあるんですがw
しかし色気があって、読み手がどういう仕草に萌えるのかを
ちゃんと判ってやってくれているなという、その辺の掴みの
上手さはなかなかv

表題作は全3話。女にだらしないチャラい生徒・三城が、ち
ょっと面白そうという軽い気持ちで、隣のクラスのクールな
モテメン・烏童と付き合うことにしたら、意外にも、烏童の
手管にメロメロ・・・という、生意気な受がデレッデレにされち
ゃうという可愛らしい話でした。
なんじゃ〜この色気!w エロシーンが、ではなくて、普段の
場面での攻の何気ない接触とか、二人の空気そのものに色気
があるなと。高校生が「淑女のように〜」なんて口にするか
な〜というのは気になりましたが、このちょっとクサい感じ
がクセになっていきそうで恐いw

『ラストサマーブルース』は、野球部の2年でエースの久住
と、後輩・市ヶ谷という話。先輩が怪我をして・・・と、そんな
に珍しくない青春マンガな内容なんですが、何でしょう、何
かグッときてしまいました。先輩後輩というところからほん
の少しだけはみ出し始めたという、このチリチリ具合がいい
ですね。とても続きの気になる二人でした。

『無防備な午後』は、鬼主任と呼ばれている大村が、馴れ馴
れしい営業の同期・田町を苦手だと思っていたけれど、眼鏡
を壊してしまったことから、家についてきてもらうことにな
って・・・というリーマン同士の話。これまた、スキンシップの
具合が絶妙で、何かドキドキしたw 続きも気になりますね〜v

実は表題作は、微妙に、ザ・若者ダゼ!という空気があるの
で、最初は少し苦手に思う感じもあったんですが、そんな気
持ちを上回る、雰囲気作りの上手さにやられた感じです。
どのカップルも好きでしたが、作者さん初というリーマンの
二人が気になるかも、ということで、こういう路線の話も今
後読めると嬉しいですね。割と設定なんかは定番だと思うん
ですが、それを肉付けする手段はまだまだ保有していそう。
今後も楽しみですv


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このおれがおまえなんか好きなわけない/緒川千世 【HertZ】


〔2013/2/27〕


★★★★☆

昔から町で評判の美少年・藤間大成。周りに甘やかされて、
わがまま放題に育ってきた大成の人生には、唯一の汚点が
ある。それは中学のときクラスメイトだった御徒町啓太の
存在だ。そんな大成と御徒町が、ある日、3年ぶりに再会。
その日から大成の復讐大作戦が始まった!・・・・・・なのに、
おかしいぞ。御徒町のことなんて大嫌いなはずなのに、ド
キドキして大成の頭はまともには働かない。まさか、この
俺があいつを好ーー!?

顔が良くて周りがちやほやしてくれるのをいいことに、わ
がままにやってきた大成のクラスにある日、中学時代の友
人・御徒町が転校してきた。実は中学時代、御徒町に傷付
く一言を言われ友人をやめた大成は、再会しても御徒町が
自分のことを忘れていたこともあり、友達になって親切に
した後、こっぴどく拒絶するという復讐をすることに。だ
が何故か、御徒町の顔を見るとときめいてしまい・・・。

何ですかこれ、めちゃめちゃ可愛かったんですけど〜v
タイトルがこんななので、高飛車な受が、ふふん好きにな
ってやってもいいぞ!というだけの話だと思っていたんで
すが、まぁ〜とにかく無自覚に健気で可愛いヤツだったv
コメディのはずなのに、一回上がって落とされてからの、
こんなに大好きなのにどうしたら許してもらえるの(身か
ら出た錆だけどな)、大好きな御徒町を傷付けてしまった
自分が許せない、やっぱり諦めたくない・・・と涙を流す大成
が不憫で切なくて、何か結構つられ泣きしてしまいました。
ちょっと母の気分w

また、御徒町の無表情キャラが面白くて、一人ドタバタし
ている大成を、ポイントポイントで、好き、かわいいいと
あくまで無表情で口に出して愛でるのが面白すぎ。中学時代
を覚えてないって何か理由があるんだろうか?と思っていま
したが、本当に忘れていただけとはw 恐るべし天然。
そしてちゃっかりムッツリというのがまた。後ろ抱っこから
のベロチュー、素晴らしいw

あと大成の面倒を見る双子・徳子&安吉にもかなり笑わせて
もらいました。2話ラストで、御徒町に告白された大成が、
当然そこは振る場面というところで、「うれしい・・・ポッ」と
なってしまった後の、徳子の飲み物ブーッのコマw よくこん
なアホの子に最後まで付き合ってくれましたよね。

大成はもう、最初から最後まで可愛かったですね。自分の作
ったお弁当で御徒町がお腹壊して休んでしまい、泣き崩れて
いる姿w、階段で「はなさないからな」と抱きつく姿、復讐
計画がバレて以降の泣きっぱなしの姿。本当によく泣いたなw
すごくバカなんだけど一生懸命なのが可愛くて、愛しくてし
ょうがなかったです。

前回のBLデビューコミックスはしっとり系だったので、明る
い話も読んでみたいなと思っていましたが、ここまでコミカ
ルな感じで来るとは思っていなかったので意外でしたが、見
事に実力の程が示された感じで、一気にファンになってしま
いましたv 果たして今後、これを上回る面白い作品を描ける
んだろうかと勝手に心配になりますがw、ラブコメ好き、ア
ホの子好きの私は、またやってくれることを期待したいと思
います。いや〜ラブコメっていいもんですねv幸せv


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コメント:このおれがおまえなんか好きなわけない/緒川千世 【HertZ】






王子の箱庭/緒川 千世 【HertZ】


〔2012/4/26〕

★★★☆☆

その日暮らしの譲は、かつてお金持ちの家のお坊ちゃんだった。
住んでいた屋敷が、自分の世話係だった岩瀬のものになってい
ると知った譲は、ある日、岩瀬を訪ねる。今や注目の起業家と
なった岩瀬と8年ぶりに再会する譲。だが、岩瀬を騙して利用
するつもりだった譲は、逆に岩瀬に捕らえられてしまうのだっ
た。それが譲の監禁生活の始まりで・・・!?

初コミックスなのに妙に安定感があるなと思っていたら、別の
ところ(少女漫画?)でも描かれている方とのことで納得。
雰囲気があって面白かったです。

表題作は前中後編の3話。
8年前の12歳の時、父親の会社が倒産し、それまで大きな屋敷
で執事・岩瀬に世話を焼いてもらい暮らしていた譲は、両親と
岩瀬とも離れ、親戚の家に預けられた。しかし5年前にその家
を飛び出してからは、悪友と美人局のようなことをして稼いだ
りとすっかりスレた生活を送っていた譲。ある日岩瀬が起業家
として成功し屋敷を買って住んでいることを嗅ぎ付け、金目の
物を頂戴してさっさと姿を消すつもりで訪問。しかし逃げる途
中岩瀬に見つかってしまい監禁されて・・・。

というわけで、すっかり性格も捻くれてしまった譲がまんまと
屋敷にやってきたため、譲のことを想い続けていた岩瀬は、譲
を鎖で繋いで甲斐甲斐しくお世話。監禁されてるんだけど、ど
こか優雅で居心地も悪くなくて・・・という、主従ラブでした。

基本的に監禁の話はあんまり好きじゃ無くて、ちょっぴり病ん
だ空気もあるので自分的にストライクではないんですが、子供
時代の話も交えてあり、なんだかんだで譲もずっと岩瀬を好き
だという想いが見え隠れしていて、それが一緒に居ることで復
活していく感じがあって、何だか微笑ましい気持ちになれて良
かったです。水溜りのくだりなんかいいですよね。
また最初のページで子供譲が「いわせ いわせ」と呼んでいるの
を見ているため、監禁された譲が電話で席を外した岩瀬を探し
て「岩瀬っ 岩瀬どこだっ」と叫んでいる姿に思わずプププと。
主従ラブであり、いい執着ラブでした。

『断熱線上の鼓動』(前後編)は、寮で同室の千歳とシュウ。
元は気の合うルームメイトとして過ごしていたけれど、ある日
一線を越えてしまったことから・・・という話。
何でしょう。雰囲気はあって面白いと思うんですが、ちょっと
抽象的な表現が多いのでわかり難くて、ダイレクトにはこなか
ったです。少し前のBLっぽい雰囲気かなと。

2つの作品が収録されていましたが、どちらにもどんよりと湿
った空気が微妙に漂っていて、でも最後に絶妙に明かりが見え
る感じがするのが個性的で面白かったです。
個人的には、表題作のお坊ちゃんもそうですし、シュウが小学
生の時の話など、分量は少ないですが過去の映像が上手く使わ
れていたのが印象的で好きでした。
次はどんな話を描かれるのか今から楽しみです。できればもう
少しだけ、陽気な話を読んでみたいかもv


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イトラコナゾール