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その手が恋に気づくまで/汀万里 【CITRON】


〔2012/4/2〕

★★★☆☆

絵心も無いのに美術の授業を選択した鳴海は美術教師の
神楽坂の好意で放課後、絵の描き方を教わるようになる。
ある日、鳴海は神楽坂に頭を撫でられた。その大きな手に
よって曖昧だった過去の記憶を少しずつ思い出していく。
お互いに惹かれ合うものを感じていたが、それは2人にと
って人生の分岐点である共通する悲しい過去が引き寄せた
ものだとわかり・・・。

絵はヘタだけど、著名な画家であった亡き父の影響もあり、
選択で美術を選んだ高1の鳴海は、美術教師・神楽坂に個
人的に指導してもらえることに。しかし神楽坂と過ごすう
ちに、鳴海は忘れていた記憶を少しずつ思い出していき・・・。

10年前、鳴海の父のところにお手伝いにきていた美大生が、
当時の神楽坂先生だったんですね。それで鳴海もあっちゃ
ん(神楽坂)にとても懐いていて。しかしある日、鳴海の
せいで家が火事になってしまい父親が死んでしまって。そ
の現場から鳴海を助け出し、一緒に父親の死を目撃し、火
事の原因も知ったあっちゃんは、鳴海の母の申し出もあり
鳴海の幸せのため、火事のことを思い出させないように姿
を消して。それが10年ぶりに偶然再会してしまったことか
ら、鳴海が少しずつ記憶を取り戻してしまい・・・というよう
な、思った以上にサスペンスチックな話でした。

面白かったです。鳴海の失われた記憶とは・・・という謎解き
の話としては、グイグイと惹き込まれるものがあり、作画も
細々としているので読み応えもあって。
しかし恋の話としては結構唐突な部分も多かったなと、あま
り納得いく感じではなかったです。最初に鳴海が倒れた部分
が結構意味不明だったり(自慰は必要だったのかなぁ?)、
友人・しげとの関係など、変にBL的に、ドラマチックにしよ
うとし過ぎていて浮いていたような。
結局、あっちゃんも子供時代の鳴海をわが子のように可愛が
っていたとは思いますが、果たして今の鳴海への感情は?と
いう部分はあまり見えなかったし、もう少し謎解き部分より
恋愛に傾いた内容になっているともっと良かったような気が
しますね。

でも、思っていた以上に能天気だったお父さんの姿を見せら
れてその人が居なくなるという事実や、 子供鳴海の無邪気さ
や父親を発見した場面の悲しさ、自分が悪いわけじゃないの
に苦しんできた神楽坂など、思わず涙ぐんでしまうような部
分も多々あって、中々威力のある漫画でした。
恋の話としては少々物足りないですが、基本的なところは好
きです。もっと他の作品も読んでみたいなと思える感じでしたv


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