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花とスーツ/伊東七つ生 【ショコラ】


〔2014/6/30〕


★★☆☆☆

市営公園で働いている平岸は、最近市役所から配属されて
きた蓮池の存在が気になっている。ぶっきらぼうでお堅く、
スーツで一人黙々と草むしりをする彼は、決して周囲に馴染
もうとしない異質な人だった。そんな蓮池に根気よく話しか
ける平岸だが、彼は一向に歩み寄ろうとしない。しかし、台
風から植物達を守るために共同作業をした夜、蓮池の言動が
実はただ不器用なせいだったことを知ってより距離を縮めよ
うとする平岸だが・・・。

2つの話を収録で、表題作は3話。
市営公園の植物の手入れをしている平岸が、本来は市役所の
職員なのに、何でか公園事務所に飛ばされてきた不愛想で
生真面目な蓮池のことを少しずつ理解していくうちに・・・と
いう話。

結構評判は宜しいようなんですが、正直私にはピンときませ
んでした。決して嫌いというわけでは無く、何かこう、静かな
雰囲気の何でもない話なので特にときめきなどは無かったなと。
あとは個人的な感覚かもしれないんですが、やたら寄った画面
というか、縦に5段くらいにコマ割りされているので一部分だ
けの描写が多く、もっと全体像を見たいなという感じがしてし
まいました。何か画面に酔うなと。

『白紙』『風紙』は、急に書けなくなってしまった小説家・細
野がとある島に逃げてみたところ、そこで地元の少年・湊次と
出会って、彼と彼の紡ぐ小説に感化されていくという話。
話の中に小説の世界観も表現されていたり、島の神様がどうこ
うとかファンタジー要素があって、正直良く解らなかったです。
細野が小説家だと知って目を輝かせたりと、湊次が何かとキラ
キラしてたのは可愛くて好きでした。

どちらも、これまでの伊東さんの作品を好きな人は好きだろう
なという、BLとしては薄味な感じの1冊でした。植物などの細
かな描写を眺めるのも面白いかもしれないですが、私はそうい
うのにもあまり興味がないので、ひたすら物足りないなという。
ちなみにご本人はこれが3冊目と書かれてますが、原作付きの
「ドS探偵」は無かったことになってるんでしょうか。やっぱ
りあれはBLでは無いという認識だったのかな〜。


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ドS探偵〜綾小路玲〜/伊東七つ生 【BLink】


〔2013/10/25〕


★★☆☆☆

綾小路玲・・・。頭脳明晰・容姿端麗、完全無欠の私立探偵。
“華麗”に“ドS”に事件に挑む彼にはこんな呼び名がある。
そう、“ドS探偵”と・・・。

帝都大学経済学部の准教授で私立探偵でもある綾小路玲が、
高校の同級生で刑事の長瀬に頼まれ事件を解決したり、事
件に巻き込まれたりという2つの謎を解いていく話。

あらぁ〜これは。ドSでなければ、BL要素もほぼ無かったで
すね。ドSではなくて、ちょいクール、くらいの感じ。
一応前半は、彼氏を殺された男の復讐劇ということと、長瀬
が高校時代に綾小路を女の子と間違えて告白したという薄っ
すらBLエピソードにはなってますが、後半の話はもうただの
ミステリーでしか無かったなと。しかもどちらも、従業員に
保険金が掛けられていてということできっかけがダブってい
たし、謎解きの説明もごちゃごちゃしていて読み難かったです。

ただ、綺麗な絵なので視覚的には良かったです。これでちゃ
んとBL色の強い内容だと面白かったと思うんですが。果たし
てBLレーベルから出す必要があったのかな。むしろ普通に
ミステリー好きの人とかに読んでもらった方が宜しいのでは
という感じが。
タイトルから期待して手にする人も多いと思うだけに、何だか
解せなかったです。


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近距離恋愛/伊東七つ生 【GUSH】


〔2012/8/9〕


★★★☆☆

「好きだ。ケッコンしようぜ」酒屋の息子の大輔が、風呂屋
の息子の河(こう)に告ってフラれ続けること二十年。今回
もまたフラれると思っていたら、笑顔で「わかった。よろし
くね」と告げられた。バカげたことに大輔は、その先のこと
を何一つ考えていなかったのだ。(緊張しすぎて、何も考え
られん。うう・・・困った!)昔なじみの男たちが織りなす青春
ワールド。

表題作が2話と、他に3作品を収録。
2冊目のコミックスですが、今回は前回よりリアルな設定だ
ったので読みやすかったです。しかし絵柄は味があって丁寧
ですごく好きなんですが、時々場面の繋がりが途切れる感じ
があるのが、少し気になってしまいました。
全体的に、まだやっと恋が始まるというところで終わります
が、その過程がしっかり楽しめる感じなので、そこは問題無
し。中々個性的で楽しめました。

表題作は、20年間ずっと、銭湯の息子・河に好きだ結婚しよ
うと言い続けてきた酒屋の息子・大輔だったけど、いざOKを
貰ったら、そこから先を考えていなかったことに気付いてし
まい・・・という、20年来の幼馴染同士が新しい関係を築いて
いこうとする話。割と何でもない話かなと思いますが、幼馴
染感はしっかり楽しめたので満足。まぁでも読み終えて思う
のは、さすがに20年も好きで「考えてなかった」ことはあり
えなさそうなんですけどね。

『影のわずらい』は就職難民になって1年の三千彦と、世界
を旅して回っている15歳年上の親戚・覚という、昔から何故
かシンクロしてしまう二人の話。その妙にテレパシーのよう
なものが働いてしまうという設定は面白かったんですが、目
眩などちょっと解りにくい設定も多く、気持ちもわかり難い
ためボヤけてしまっているような気がしました。これは続き
が読んでみたかった。

『床屋のカノン』は、田舎町の床屋・宗佑の元に、自分でカ
ットをしたものの失敗してしまった青年・小鹿が、隣町から
山を越えてやってきて、以来定期的に通ってくるようになり
距離が縮まっていたのに・・・という話。まぁまだ完全に育って
ない状態だったのに、再会した二人が簡単にそうなるのかな
という疑問はありますが、素朴な雰囲気は素敵でした。

『発熱地帯』は、絵師の宮本と平凡な会社員・峯というボロ
アパートの隣人同士が、押入れの壁が壊れ部屋が貫通してし
まったことで知り合い、友達に。お互いに自分に無いものに
惹かれ合い・・・という話。これも割とだから何だという話で
すが、微妙な距離間の二人を見ているのは楽しかったです。

そういう感じに、全体的にモジモジしている話が多いので、
若干、ビシッとせんか!と思うところもありますが、優しい
空気は独特で面白いと思います。ただもうちょっと、ムード
よりもはっきりと恋愛方面でオチの付く話になっていると、
一般受けするんじゃないかな〜という感じはしますね。
絵も綺麗で丁寧だし、次はどんな話が読めるのか楽しみですv


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ロマンスの箱庭/伊東七つ生 【F-book】


〔2012/1/17〕

★★☆☆☆

ここは美術や工芸などを作るために創られた、寄宿舎つき
の専門学校。普通科に通うマサタカは、課題が「ロマンス」
の“箱庭”制作に奮闘していた。スランプを抱える中、頭を
過ぎるのは、マサタカに大きな影響を与えた「彼」・・・国立
ひろみの作品。幾何学的、それでいて感情が溢れ出すよう
な彼の芸術は、普段は隠されている意志の強い瞳やミステ
リアスな容姿もあいまって、マサタカの心を強く惹きつけ
るのだった。表題作「ロマンスの箱庭」他、「先生の植物
学」「魔術のあとさき」など4編の圧倒的世界観。伊東七
つ生が紡ぐ、ただ1つの叙事詩・・・

全5作品収録。
登場人物は全員男ですが全然BL的な感じはしないので、途
中で何度もここってBLレーベルじゃなかったっけ?と確認
してしまいました。正直、ファンタジックで抽象的で、話
としてはさっぱり解らないだらけだったので、その点では
満足してないんですが、とにかく絵柄が芸術的で素敵で、
細々と描き込まれた画面は眺めているだけでも、はぅ〜v
という気持ちになりました。
こういう浮世離れした雰囲気が好きという方にはハマるの
かもしれないですね。私はどうも読みなれてないので、内
容はほとんど把握できてません。

でも、最後の魔術の話の、僻地に住んでいるため情報が何
年も遅れて入ってくるけれど、そんな中でも勉強を頑張っ
て広い世界に出たいと思っているナサニの揺ぎ無い思いに
は思わずキュンときてしまいました。そういう感じで、解
らないながらもポイントポイントでいいなと思う部分もあ
ったりと、不思議な世界観が味わえる1冊でした。


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